阪神競馬場コースの傾向を、過去のデータから攻略ポイントと穴馬を導きたいと思います。データは2015年～2017年の過去3年です。
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コンテンツ
阪神競馬場コース図
2006年暮れ以降、阪神競馬場は日本屈指のスケールを誇る競馬場に生まれ変わった。芝内回りコースの1周距離は1689m（Aコース使用時、以下同）と標準的なサイズながら、新設された外回りコースの1周距離は2089mにも及び、右回りの競馬場の中では日本最長で、東京競馬場のそれ（2083.1m）をも上回る広大なコースとなった。このコース改修工事によって、従来のコースに指摘されていたいくつかの問題点は一掃された。特に有名なのは、桜花賞や阪神ジュベナイルフィリーズなどの舞台となる芝1600m。……。
芝・ダートコースの1～2コーナーにはスパイラルカーブを導入。半径が小さいため、ゴチャつく危険性が高かったダートコースの3コーナーも、緩やかなカーブに改良された。芝もダートも、全般的にフェアで紛れが生じにくい、すなわち“真の実力”を問われるコースに一新されたといえる。
コースの起伏に目を向けると、芝の内回りコースでは残り800m地点から、外回りコースでは残り600m地点から、それぞれ直線の半ばにかけて緩やかな下り勾配が設けられており、“阪神名物”の上り坂に繋がるというレイアウト。この上り坂は高低差こそ1.8mながら、勾配は1.5％と中山競馬場の急坂（勾配2.03％）に比べても遜色はなく、軽快に飛ばしてきた逃げ、先行馬が坂で失速するシーンもしばしば見受けられる。ゴール前に待ち受ける最後の難所として、レースにアクセントを加えている。……
管理人は岡山県西部在住の身で、中々競馬場に行くことが出来ません。それでも車で3時間弱と最も近いJRA競馬場がこの阪神競馬場で、生涯通算でも一番多く訪問してる競馬場です。
初めて行ったのが、ダイワスカーレットやウオッカが3歳だった桜花賞2007なので新コース改修後なんですが、これが旧サイトを運営する際たる理由となったので、私にとっては思い入れのある馴染み深い競馬場であります。
上記の通り枠差のハンデが少ないコース形態で、“真の実力”を問われるコースとして世界に誇れる名競馬場だと思います。
阪神競馬場現地観戦の思い出
もう数え切れないくらい訪問してて、ココで書きたいことはいっぱいあるんですが、逆にコレってピックアップするとなると困ってしまいますネ。
私は岡山県倉敷市最西部在住の身であります。一番近いコンビニは2キロ程で、家から一番近い信号機も2キロの距離にあります。バスなど当然走ってなく、電車は当然JRのみで最寄駅は車で10分ですが徒歩1時間です（笑）そんな訳で車で行くことが圧倒的に多いんですが、私の流れとしては上の画の通り……。
まず中国自動車道宝塚ICで下車します。阪急宝塚駅までは道1本です。
阪急宝塚駅屋上駐車場に車を停めます（私が最後に停めたときは1日1000円でした）。阪急今津線で4駅目の仁川駅で下車します。
公式HPでは徒歩約5分になってますが、どんなに空いてても10分はかかると思います。
この辺り、【持ち物】競馬場デートを攻略する必勝法10ヶ条【男性編】でも少し触れてますが、聞いた話によると近隣の駐車場の相場が凄く安くて、1日1000円はチョット高いらしいです。私としては200～300円程度の差ならスムーズに停めれる方がいいので、もう10年近く利用してます。
駅の改札を出ると看板があります。
阪急仁川駅から阪神競馬場までは専用地下道、専用通路（サンライトウォーク）なので雨でも傘はいりません。
GⅠ開催時は大型パネルがあって、写真を撮ってる人が凄い多いです。
オーソドックスなパドックです。雨でも傘は不要です。
桜花賞のときに撮った画ですネ。奥の桜が少し寂しいですが、満開時は壮観です。
芝コースを過去データから分析
芝1200ｍ
枠別データ
新馬・未勝利戦、条件戦は3クラス、OPはタンザナイトS、重賞はGⅡセントウルSが行われるコースです。
向正面2角側スタートで内回りコースを使用するコースです。最初の直線は約240mと短く、内枠有利が定説ですが、なぜか最内枠の成績が芳しくないのは上の画からも分かる通りです。スタート直後から緩やかに下って、3～4角中間の残り800m付近から更に下りが急になります。最後の直線は約350mで直線半ばまでが下り坂で、残り200m付近からゴール前は急坂となっております｡
脚質別データ
3項目すべてトップの逃げ馬有利なコース形態です。穴もココからが多く、6番人気以下の逃げ馬はベタ買いでも【5.3.3.23】、3着内率32.4％・単回収値325・複回収値167で勝ち馬の占有率は脅威の35.7％！2桁人気馬も3頭台頭し、基本的には下級条件が狙い目ながら、2015年アクティブミノルは10番人気でセントウルS勝ちと侮れないコースとなっております。
人気別データ
1番人気の一応の目安は勝率30％・連対率50％・3着内率65％としておりますが、阪神芝1200ｍでは勝率・3着内率の2項目で平均以上とマズマズの信頼性です。特に勝率の高さは優秀で、連対率に関しても若干のマイナスポイントなので補って余りあるデータかと思います。
6番人気以下馬は14勝で全69勝中20.3％、32連対は全139連対中23.0％の占有率は平均並で、堅い決着を視野にいれた馬券を構築したいコースであります。
まとめ
【阪神芝1200ｍ】
| 好枠 |
内枠
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中枠
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外枠
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|---|---|---|---|
| 脚質 |
逃げ
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先行
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中後
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| 波乱度 |
高
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中
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低
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芝1400ｍ
枠別データ
新馬・未勝利戦、条件戦は3クラス、OPはききょうS・大阪ハンブルクカップ・マーガレットS、重賞はGⅢ阪急杯、GⅡ阪神C・フィリーズレビューが行われるコースです。
2角ポケットスタートで内回りコースを走ります。最初の直線は約440mと十分確保されてますが、先行激化のレースが多く内枠有利が定説となっております。最後の直線距離は約350ｍ。直線半ばまでが下り坂で、残り200m付近からゴール前は急坂となっております｡
脚質別データ
3項目全てでトップの逃げ馬有利なコース形態です。1200ｍから1F後ろに延びたコースなんですが、スタート後の直線の長さが逆に先行激化を促す結果となり、私の個人的感想としては1200ｍよりスプリント色を強く感じるコースであります。
穴もココからで、6番人気以下馬は全18勝中6勝で占有率33.3％と上々！ベタ買いで単回収値242・複回収値158とハイアベレージです。このうち2歳戦は【4.1.3.15】で３着内率34.8％・単回収値678・複回収値152となっております。
人気別データ
1番人気は連対率以外2項目で平均以下と波乱傾向です。2番人気馬はマズマズの成績ながら下位人気馬の台頭も多く、大波乱まで見据えた馬券を組んでも面白いコースです。6番人気以下馬は全122勝中25勝で20.5％、245連対中58連対は23.7％と占有率に関しては低めのデータとなっております。
まとめ
【阪神芝1400ｍ】
| 好枠 |
内枠
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中枠
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外枠
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|---|---|---|---|
| 脚質 |
逃げ
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先行
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中後
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| 波乱度 |
高
|
中
|
低
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芝1600ｍ
枠別データ
新馬・未勝利戦、条件戦は3クラス、OPはリゲルS・ポートアイランドS・米子S・六甲S、重賞はGⅢアーリントンC、GⅡ阪神牝馬S・チューリップ賞、GⅠ朝日杯FS・阪神JF・桜花賞が行われるコースです。1800ｍ戦と並び、阪神競馬場芝コースでも最も施行数が多いコースです。
向正面2角側スタートで1200ｍ戦と同位置になります。外回りコース使用のワンターンで最初の直線は約440ｍとタップリ保たれています。やや上り坂気味にコーナーに入ることから中枠有利が定説です。3～4角は比較的緩やかで、最後の直線は約470m。直線半ばまで下りですが、ラスト200mはゴール前の急坂となっております。
脚質別データ
3項目全てでトップの先行馬有利なコース形態です。穴もココからなんですが、狙いたいのは距離短縮馬！通常、先行有利なコースで短縮馬は位置取りに苦労するのが常ですが、これが叶えばゴール前でも止まらないタフさが活きてくるコースです。この項はベタ買いでも単回収値116なんですが、このうち6番人気以下馬は単回収値162！更に2・3歳馬に限れば単回収値269と大幅アベレージUPとなっております。
人気別データ
1番人気は3項目全て平均以上で信頼性が高いコースです。2・3番人気馬もマズマズで堅い決着を見据えた馬券を構築したいところです。
まとめ
【阪神芝1600ｍ】
| 好枠 |
内枠
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中枠
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外枠
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|---|---|---|---|
| 脚質 |
逃げ
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先行
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中後
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| 波乱度 |
高
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中
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低
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芝1800ｍ
枠別データ
新馬・未勝利戦から条件戦は3クラス、オープンは野菊路S・大阪城S、重賞はGⅢ毎日杯、GⅡローズSが行われるコースです。阪神競馬場では前記マイル戦と並び芝コースでは最も施行数が多く、非根幹距離としては他場と比較しても超異例なコースと言えます。
2角ポケットスタートは芝1600mから1F後ろになっただけで、1400ｍ戦と同位置になりますがコチラは外回りコースを使用します。最初の直線は約660ｍとタップリで、枠差のないフラットが定説となっております。
緩やかな3～4角を回ると最後の直線は約470m。直線半ばまで下り､残り200mのゴール前で急坂が待ち構えるコースとなっております。
脚質別データ
全項目でトップの先行馬が有利なデータです。穴もココからで、6番人気以下馬はベタ買いで複回収値113なんですが、このうち距離短縮馬馬は単回収値138・複回収値145とアベレージUPとなっております。
人気別データ
1番人気馬は3項目全てで平均を上回り信頼性が高いコースです。2・3番人気馬も優秀で、堅い決着を視野に入れた馬券構築が望まれるコースかと思います。
まとめ
【阪神芝1800ｍ】
| 好枠 |
内枠
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中枠
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外枠
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|---|---|---|---|
| 脚質 |
逃げ
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先行
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中後
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| 波乱度 |
高
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中
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低
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芝2000ｍ
枠別データ
新馬・未勝利戦、条件戦は3クラス、OPは忘れな草賞・若葉S、重賞はGⅢチャレンジC・マーメイドS・鳴尾記念、GⅠ大阪杯が行われるコースです。
正面スタンド前4角側スタートでいきなり急坂になります。それゆえ枠差のないフラットが定説で、最初の直線は約320m。内回りコースを使用し一周強回る4ターンのコースです。最後にもう一度急坂が待ち受けてて、その直線は約350mとなっております。
脚質別データ
3項目でトップのにげ馬有利なデータです。前記穴もココからで、6番人気以下馬はベタ買いでも【4.4.6.46】で3着内率23.3％・単回収値218・複回収値155と優秀です。このうち、前走左回り戦出走馬は【0.0.0.10】と全滅しており、ココを省くと【4.4.3.30】で3着内率26.8・短回収値319・複回収値179とアベレージUPします。
人気別データ
1番人気馬は全3項目で平均を上回り信頼性が高いコースです。その上2・3番人気馬も堅実な成績となっております。6番人気以下馬は全112勝中15勝で占有率13.4％、全222連対中36連対で占有率16.2％と平凡で、波乱の余地は少ないデータとなっております。
まとめ
【阪神芝2000ｍ】
| 好枠 |
内枠
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中枠
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外枠
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|---|---|---|---|
| 脚質 |
逃げ
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先行
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中後
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| 波乱度 |
高
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中
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低
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芝2200ｍ
枠別データ
未勝利戦、条件戦は3クラス、OPは3歳のすみれS、重賞はグランプリGⅠ宝塚記念が行われるコースです。
正面スタンド前の外回りコースの4角側スタートで、最初の直線は約520mとしっかり保たれています。2000ｍ戦が1F後ろに延びた内回りコース使用ですが、下りを走る距離が長くなる分内枠有利が定説です。ゴール前の急坂を2回走り、最後の直線は約350mです。
脚質別データ
連対率・3着内率でトップの先行馬有利なデータです。しかし、6番人気以下馬は【0.1.1.16】と未勝利で、穴馬の台頭は少ないコースとなっております。それでも穴を狙うなら先行馬。6番人気以下馬はベタ買いで【2.4.4.40】で3着内率20％・複回収値197となっております。
人気別データ
1番人気馬は全3項目とも平均を大きく上回り信頼性が高いコースです。その割に2・3番人気もマズマズ堅実で、前記の通り波乱の余地は少ないコース形態です。6番人気以下馬は5勝で全31勝中16.1％、13連対は全62連対中21％の占有率と平凡……。堅い決着を視野に入れた馬券を組みたいところです。
まとめ
【阪神芝2200ｍ】
| 好枠 |
内枠
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中枠
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外枠
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|---|---|---|---|
| 脚質 |
逃げ
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先行
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中後
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| 波乱度 |
高
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中
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低
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芝2400ｍ
枠別データ
未勝利戦、条件戦は3クラス、重賞はGⅡ神戸新聞杯が行われるコースです。正面スタンド前4角側スタートで位置としては芝2000mと同じ場所になります。外回りコースを使用して、一周強回るため急坂を2回走ることになります。長距離戦ゆえ内枠有利が定説ですが、それ程意識する必要はないデータです。最後の直線は約470mです。
脚質別データ
全3項目でトップの逃げ馬有利なコースです。穴もココからで、6番人気以下馬はベタ買いでも単回収値466・複回収値140と優秀ですがこのうち、3・4歳馬は【1.1.1.18】。率はイマイチながら単回収値550・複回収値189とアベレージUPです。
人気別データ
1番人気馬は3項目とも平均を大きく上回り信頼性が高いコースです。2・3番人気も優秀です。長距離戦は往々にして堅い決着が多いですが、特に阪神コースは紛れも少なく実力が発揮され易いコースかと思います。6番人気以下馬は全49勝中11勝で22.4％、全98連対中20連対は20.4％と平均並みで、堅い決着を前提とした馬券を組みたいコース（レース）です。
まとめ
【阪神芝2400ｍ】
| 好枠 |
内枠
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中枠
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外枠
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|---|---|---|---|
| 脚質 |
逃げ
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先行
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中後
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| 波乱度 |
高
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中
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低
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芝2600ｍ
枠別データ
2016年に500万下戦で初めて施行され、2017年には未勝利戦も行われたコースです。正面スタンド前の外回りコースの4角側スタートで、芝2200ｍコースと同位置になります。最初の直線は約520mとしっかり保たれています。ゴール前の急坂を2回走り、最後の直線は約350mです。データの分母が少ないんですが、集計期間中は外枠に良績が寄ってます。同位置スタートの2200ｍ戦は内回りコース使用で内枠有利なんですが、同じ外回りコース使用の芝2400ｍは1F前のスタートでやはり内枠有利で総合すると、この2600ｍも本質は内枠有利で問題ないかと思います。
脚質別データ
勝率・連対率の2項目でトップの逃げ馬有利なデータです。ココでも分母が小さくデータが薄いんですが、穴を狙うのであれば先行馬かと思います。前走2200ｍ以上戦からの距離延長馬は【1.1.1.5】で3着内率37.5％・複回収値103と良績が多く、2016年ララエクラテールは8番人気2着と好走しております。
人気別データ
1番人気馬の4戦3連対で、この時点では分母が小さくデータが薄いですが信頼性が高いコースといえそうです。6番人気以下馬は【0.1.0.50】と壊滅的でいかにも長距離戦って感じの成績……。堅い決着を前提とした馬券を組みたいコース（レース）です。
まとめ
【阪神芝2600ｍ】
| 好枠 |
内枠
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中枠
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外枠
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|---|---|---|---|
| 脚質 |
逃げ
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先行
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中後
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| 波乱度 |
高
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中
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低
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芝3000ｍ
枠別データ
年1回、GⅡ阪神大賞典で使用されるコースです。向正面スタート2角側スタートで芝1200ｍと芝1400ｍのスタート地点のちょうど真ん中辺りです。内回りコースのみを使用し､コーナーを6回通過して約1周半回ります。
それゆえ当然ながら内枠有利なんですが、集計期間中は外枠に良績が寄っています。7・8枠から3頭が優勝しておりますが全馬1番人気です。最初の直線は約340ｍで、ゴール前の急坂を2回走るタイトなコース……｡最後の直線は約350ｍです。
脚質別データ
3項目でトップの先行馬有利なデータとなっております。集計期間中ココから穴は出てませんが、力の抜けた馬がココを始動戦にして天皇賞春に進んだことから、大きな着差がつくレースが続いております。近代競馬、特に長距離戦では先行有利を基本に考えたいところです。
人気別データ
1番人気馬の3戦3勝で、全馬次走天皇賞春で3着内を果たしております。頭数揃えのために出てきたような馬と同列に比較するのは少々酷で、結構着差がつくレースが続いており、しばらくはこの傾向が続くんじゃないかと思います。堅い決着を前提とした馬券を組みたいコース（レース）です。
まとめ
【阪神芝3000ｍ】
| 好枠 |
内枠
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中枠
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外枠
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|---|---|---|---|
| 脚質 |
逃げ
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先行
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中後
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| 波乱度 |
高
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中
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低
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ダートコースを過去データから分析
ダート1200ｍ
枠別データ
新馬・未勝利戦、条件戦は3クラスが行われるコースです。
向正面2角側スタートで、最初の直線は約340m｡スタートしてから約200mは平坦ですが､残り1000mから緩い下り坂に入ります｡そこからスグにコーナーに入ることから、外枠有利が定説です。4角出口から最後の直線は約350mで、ラスト200mが急坂となっております。
脚質別データ
3項目全てトップの逃げ馬有利なデータとなっております。穴もココからで、6番人気以下馬はベタ買いでも3着内率31.7％・単回収値331・複回収値194とハイアベレージ。クラスが上がるにつれ堅い決着が増えてきますが、それでも同距離臨戦馬は【6.6.5.25】で3着内率40.5％・単回収値413・複回収値250とアベレージUPとなっております。
人気別データ
1番人気の一応の目安は勝率30％・連対率50％・3着内率65％としておりますが、阪神ダート1200ｍでは3項目とも平均以下で波乱傾向です。2番人気馬の信頼性は高いものの、それ以下が物足りなず、大波乱まで視野に入れた馬券構築が望まれるコースです。
まとめ
【阪神ダート1200ｍ】
| 好枠 |
内枠
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中枠
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外枠
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|---|---|---|---|
| 脚質 |
逃げ
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先行
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中後
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| 波乱度 |
高
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中
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低
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ダート1400ｍ
枠別データ
新馬・未勝利戦、条件戦は3クラス、OPはギャラクシーS・エニフS・天保山S・コーラルS・ポラリスSがが行われるコースです。
2角奥ポケットの芝スタートで、芝コース時には使用されないこのコース専用の芝部分になります。ダート1200mのスタート地点から2角側に1F延長したコース形態です。最初の直線は約540mですが、内・外枠で芝部分を走る距離が異なります。
それゆえ外枠有利説を唱える方もいらっしゃるのですが、東京ダートマイル程違う訳でもないし、そもそも芝を多く走れるのが有利な馬ばかりでもない……。一般的には枠差のないフラットが定説です。最後の直線は約350mで、ラスト200mは急坂となっています。
脚質別データ
3項目全てでトップの逃げ馬有利なデータです。穴もココからで、6番人気以下馬はベタ買いで【5.8.10.87】。率はイマイチですが単複回収値はともに100超です。このうち、中2～8週のローテで使ってきた5歳以下馬は【4.6.2.40】で3着内率23.1％・単回収値185・複回収値169とアベレージUPです。
人気別データ
1番人気馬は3項目全て平均以上で信頼性の高いコースです。特に1番人気馬が逃げた場合は【11.10.1.4】と無類の強さで、逆らうことは”ほぼ不可能”な状態です。6番人気以下馬は28勝で全223勝中12.6％、87連対は全446連対中19.5％と占有率も平凡で、堅い決着を視野に入れた馬券を構築したいコースかと思います。
まとめ
【阪神ダート1400ｍ】
| 好枠 |
内枠
|
中枠
|
外枠
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|---|---|---|---|
| 脚質 |
逃げ
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先行
|
中後
|
| 波乱度 |
高
|
中
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低
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ダート1800ｍ
枠別データ
新馬・未勝利戦、条件戦は3クラス、OPはベテルギウスS、重賞はGⅢアンタレスSが
行われる、阪神競馬場で最も施行数の多いコースです。
正面スタンド前4角側スタートで、いきなり急坂になります。最初の直線は約300mですが、最初のコーナーが短く、向正面で隊列が決まるケースが多く枠差のないフラットが定説です。最後の直線は約350mで、ラスト200mは2度目の急坂となっております。
脚質別データ
3項目でトップの逃げ馬有利なデータです。勝率トップは先行馬なんですが、この傾向は通常”真逆”でして、逃げ馬は勝ち切ってこそ！タフなコースゆえコース取りのアドバンテージが大きいことが影響しているものと思われます。
穴は先行馬からが多く、6番人気以下馬はベタ買いで3着内率22.4％！単回収値123・複回収値169となっております。このうち、4歳以下馬は3着内率23.6％・単回収値128・複回収値187と若干ですがアベレージUPとなっております。
人気別データ
1番人気馬は3項目全て平均以上で信頼性は高いコースです。2・3番人気馬もマズマズ優秀で波乱の余地は少なくなっております。6番人気以下馬は57勝で全331勝中17.2％、157連対は全662連対中23.7％の占有率とイマイチで、堅い決着を前提とした馬券を組みたいコースです。
まとめ
【阪神ダート1800ｍ】
| 好枠 |
内枠
|
中枠
|
外枠
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|---|---|---|---|
| 脚質 |
逃げ
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先行
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中後
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| 波乱度 |
高
|
中
|
低
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ダート2000ｍ
枠別データ
未勝利戦、条件戦は3クラス、OPは仁川S、重賞はGⅢシリウスSが行われるコースです。
正面スタンド前4角奥のポケットスタートで芝発走となります。外枠有利が定説ですが、芝部分を走る距離は1400ｍと大差ありません。違いはスタート後に急坂を走ること、最初の直線が短い（1400ｍと比べて）こと、最初のコーナーが急で且つ短い（1400ｍと比べて）ことが挙げられます。ダート1800mを４角側に1F延ばしたコースで、最後の直線は約350m。残り200mが2度目の急坂となっております。
脚質別データ
3項目でトップの先行馬有利なデータです。穴もココからで、6番人気以下馬はベタ買いでも3着内率25.4％・単回収値558・複回収値171と優秀です。良績は1000万下戦より下級戦で【6.6.2.34】。3着内率29.2％・単回収値686・複回収値204となっております。
人気別データ
1番人気馬は3項目とも平均以下で信頼性が低いデータです。2・3番人気馬もイマイチで、大波乱決着まで視野に入れた馬券構築が必要かと思われるコースです。
まとめ
【阪神ダート2000ｍ】
| 好枠 |
内枠
|
中枠
|
外枠
|
|---|---|---|---|
| 脚質 |
逃げ
|
先行
|
中後
|
| 波乱度 |
高
|
中
|
低
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以上、阪神競馬場のコースデータ｜稼げる穴馬と攻略ポイント編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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