2018年6月9日(土)東京競馬場で行われるアハルテケステークス2018の競馬予想です。昨年は3連単57万馬券が飛び出した波乱傾向の強いOP特別です。東京はGⅠラッシュが終わってすっかり”夏競馬モード”のようですが、関西はまだ宝塚記念を残してて温度差を感じます。
重賞が少なくなるのは残念ですが、個人的にはOP特別のメンバーが充実して馬券相性も良い時期になります。例年重賞帰り組が苦戦傾向ですが今年はどうでしょうか?5月別定1400m⇒6月ハンデ1600mとなった2012年以降過去6年を検証してみました。アハルテケステークス2018は東京ダート1600m 3歳上 ハンデ 15時45分発走のオープン特別です。
コンテンツ
消去法データ
減点A 大敗馬
a 前走10着以下馬は【0.0.2.26】
b 上記【Aa】28頭中、前走GⅡ以下馬は【0.0.0.21】
c 前走1秒以上敗退馬は【0.0.1.34】
減点B 低人気馬
a 前走10番人気以下馬は【1.0.2.36】でこのうち、前走GⅡ 以下6着以下馬は【0.0.0.30】
減点C 条件戦組
a 前走条件戦出走馬は【0.0.1.13】
減点D 高齢馬
a 9歳以上の高齢馬は【0.0.0.3】
減点E 臨戦過程
a 前走1400m以下4着以下馬は【0.2.2.22】
b 前走2000m以上戦出走馬は【0.1.0.8】
減点F 後方脚質馬
a 前走4角10番手以下馬は【0.2.1.34】
出走予定馬(登録馬)の消去法データまとめ
馬番 | 着候補 | 競走馬名 | 減点項目 |
---|---|---|---|
1 | 3着候補 | コパノチャーリー | 減点Ac |
2 | 3着候補 | ストライクイーグル | 減点Ca |
3 | -着候補 | ロイヤルパンプ | 減点Ab |
4 | -着候補 | サノイチ | 減点Ab |
5 | -着候補 | アスカノロマン | 減点Ba |
6 | 1着候補 | ブラゾンドゥリス | 減点なし |
7 | -着候補 | バンズーム | 減点Ab |
8 | 2着候補 | サンライズノヴァ | 減点Fa |
9 | 3着候補 | ローズプリンスダム | 減点Ac |
10 | -着候補 | キョウエイアシュラ | 減点Ab |
11 | 3着候補 | オールマンリバー | 減点Aa |
12 | -着候補 | シュテルングランツ | 減点Ab |
13 | -着候補 | トラキチシャチョウ | 減点Ab |
14 | -着候補 | サンライズメジャー | 減点Da |
15 | 2着候補 | ワンミリオンス | 減点Ea |
16 | 2着候補 | ゴールデンバローズ | 減点Fa |
不出走馬
今回の想定オッズと過去の払戻金はどうなってる?
単勝オッズ
データはnetkeiba.comさんを参考にしてます。
アハルテケS OP特別 人気 馬名 想定オッズ 1 サンライズノヴァ 1.8 2 ストライクイーグル 4.7 3 ブラゾンドゥリス 6.4 4 ゴールデンバローズ 11.2 5 ローズプリンスダム 14.3 6 アスカノロマン 22.8 7 オールマンリバー 30.3 8 サンライズメジャー 38.1 9 ワンミリオンス 73.4 10 サノイチ 96.7 11 キョウエイアシュラ 107.1 12 コパノチャーリー 120.1 13 トラキチシャチョウ 146.8 14 バンズーム 264.3 15 ロイヤルパンプ 360.4 16 シュテルングランツ 566.4 着候補別では……
1着候補:3番人気 2着候補:1・4・9番人気 3着候補:2・5・7・12番人気
過去6年の払戻金データ
6月開催になってからの過去6回中4回が3連複万馬券・馬連30倍超で、3連単は50万馬券2本を含み3本の10万馬券が飛び出す波乱の一戦となっております。
過去6年の1番人気馬は?
1番人気は【1.2.0.3】と芳しくありません。完全に飛んだのは3頭で、2013年ナムラタイタンは7歳58キロで8着、2015年サウンドトゥルーは不相性な重賞帰りで後方脚質馬に距離短縮は厳しかったですネ。
2017年ゴールデンバローズは条件戦を連勝、しかも着差をつけて勝ち上がってきましたが、明け4戦目で疲労がピークで少々気の毒な1番人気支持でした。
今年のの1番人気候補サンライズノヴァについて
過去6年、前走4角10番手以下の後方脚質馬は【0.2.1.34】で上の画となっております。人気馬も軒並み飛んでて、2017年アルタイルは2番人気12着、2016年サノイチは2番人気9着などとなっております。
サンライズノヴァは3歳時にユニコーンSを勝ってて、このメンバーでは当然実績上位ですが、そのユニコーンの前後は4・6着で、次のOPを勝った翌武蔵野Sは12着と交互チックなリズムでした。
そこから勝てなくなって”2着病”みたいになったのも気になります。それでもフェブラリーS4着は自力の証ですし、ここで断然人気を背負うのも仕方ないんですが、この馬はやはり飛んでこそで妙味あるレースのように思う今回です。
今回の購入候補馬は1着候補1頭+2着候補3頭+3着候補4頭
1着候補
2着候補
3着候補
アングライフェンについて
不出走になりました
マッチレスヒーローについて
不出走になりました
ワンダーリーデルについて
不出走になりました
予想はコチラ
本命はブラゾンドゥリスにしました
唯一の1着候補で当然のチョイスになります。ハンデ57キロ以上馬は【3.2.2.7】で3着内率50%とさすがの安定感です。ただ、4・5着した馬はいなくて、3着内するか掲示板外かでハッキリしており2桁大敗も5頭居て、その取捨は非常に重要です。2013年は1・2番人気が揃って飛んで3連単15万馬券の波乱となりました。
同馬は東京ダートがベストで【4.2.1.5】。6~8月期は【3.0.0.0】で今回はルメール騎手へのスイッチで大幅鞍上強化!人気でもココは仕方ないです。
対抗は※※※※※※※※※にしました
→人気ブログランキングAへ
(16ゴールデンバローズでした)
この馬も東京ダートがベストで【5.1.0.6】で、マイルも【5.1.0.6】。ただ、6~8月期が【0.1.0.4】と季節別では最多の馬券圏外数となっております。重賞ではチョット家賃が高い印象ですが、OP特別となると差のない競馬をしており、ココは楽しみな一戦となりました。
東京ダート1600mは芝スタートで、その芝を長く走れる外枠が有利とされております。馬の特性もあるので一概に肯定するのは危険なんですが、同馬は4歳時の1000万下時代に8枠から連対経験もあり問題なさそうです。
▲はワンミリオンスにしました
東京は2戦2勝と好相性ですがマイルは初になります(3歳時に阪神芝で経験あり)。条件戦から4連勝で交流を2つ勝った勢いがチョット落ち着いてどこまで?の1頭です。ハンデがチョット見込まれた印象で……。
△はサンライズノヴァにしました
前記の通り、アタマがない前提ならこの馬は飛んでこそになります。2歳デビューで3歳は9戦して、明け4歳の今年は既に3戦消化……。チョット休ませてあげて欲しいです。
✕はオールマンリバーにしました
3着候補馬の中ではこの馬を一番にとりたいと思います。前走は0.8秒差なので悲観する内容ではないものの、10着以下からの臨戦馬は【0.0.2.26】と厳しいデータです。それでも常に”中途半端な”人気を背負ってきた微妙な1頭でしたが、今回は人気落ち必至で狙い目としてはありそうです。マイルは【2.1.3.1】で、東京ダートも【2.1.3.1】
☆はストライクイーグルにしました
前走条件戦出走馬は【0.0.1.13】と厳しいデータです……。東京は【2.1.0.1】で前走は同コースを上り最速で勝ち上がってきましたが、アハルテケSはハイペースで渋太く残すタイプの良績が多く、脚質的に向かない可能性は否めません。人気なら軽視で考えています。
注はローズプリンスダムにしました
新馬勝ちから交互のリズムで連対を繰り返し9戦目でレパードSを精した4歳馬です。それ以降オール掲示板外と精彩を欠いておりますが、闘ってきた相手が強くココでは!の期待もある1頭です。地方を使ってみたり陣営の工夫も感じられますが、このバウンド延長が刺激になれば、っと期待するには売れ過ぎのように思うのと、この馬もハンデが見込まれた印象です。
注はコパノチャーリーにしました
未勝利脱出から条件戦卒業まで時間のかかった苦労馬ですが、一貫して先行する自分の型はを頑なに守ってきました。条件戦卒業後3戦目でOP制覇までは良かったんですが、そこからズブさが出て逃げれなくなったのが買い難い最大の要素です。今回はバウンド延長で、思い切った逃げがあるなら一考……。
印はこのようになりました
(16ゴールデンバローズでした)
馬券の買い目と点数は以下の通り
当日のお昼前後を目途に後程追記します。
10:11追記
サンライズノヴァが1本被りなので本命馬の単勝に妙味です。ただ、複勝は本命馬も対抗馬も売れてて、その辺りはさすがにファンの馬券技術向上が計り知れますネ。1着じゃないなら50%返せたらよいフォーカスです。
単勝 6 200
複勝 6 400
複勝 〇 200
馬連 6-〇 100
ワイド 6-〇 100
以上、アハルテケステークスの予想編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。