第17回アイビスサマーダッシュ2017の消去法データです。7月30日(日)、新潟競馬場芝1000m(3歳上 GⅢ 別定 Aコース)で行なわれます。ここでは、アイビスサマーダッシュ過去10年の成績と傾向から出走予定馬(登録馬)をデータ消去法で見ていきます。
消去法データ
減点A 高齢馬
6歳以上馬は【2.2.3.81】と分が悪いんですがこのうち、
a 前走10着以下馬は【0.0.0.36】
b 前走非重賞戦6着以下馬は【0.0.0.31】
c 前走非重賞戦使用の7歳以上馬は【0.0.0.28】
減点B 斤量増組
斤量増馬は【2.3.5.63】とコチラもやや劣勢ですがこのうち、
a 前走1400m以下戦4着以下からの2キロ以上増馬は【0.0.0.28】
b 前走1400m以下戦6着以下馬は【0.0.0.20】
c 前走非重賞戦使用の中9週以上56キロ以上馬は【0.0.0.6】
減点C 低人気馬
a 近2走ともGⅢ以下6番人気以下馬は【0.3.2.46】と未勝利……
b 上記【Ca】の51頭中、近2走とも1200m以下戦3着以下馬は【0.0.0.27】
c 上記【Ca】の51頭中、前走10着以下馬は【0.0.1.23】
出走予定馬(登録馬)の消去法データまとめ
消去法選定作業を終えて
フルゲート18頭に対し18頭の登録です。私が個人的に好きなレースであるのが最大の要因ですが、是非GⅠに昇格して欲しい重賞の一つです。私はまだ新潟競馬場には行ったことがなくて、今年は日程的に厳しいんですが、来年には是非訪問してみたいと思っております。
1着候補1頭+2着候補1頭+3着候補1頭
フィドゥーシアはOP2連勝中!3走前重賞初挑戦となった京都牝馬Sは明らかに向かない1400m戦でもあって1.5秒負け最下位18着……。ダメな時は全然なのは若干気になりますが、着外だけ見ると京都が3戦続いてその前は阪神……。その前も京都が2戦続いて阪神と何故か関西で取りこぼす以外は抜群の安定感です。この馬しか残らなかったのもありますが、無事出走してくれば本命にするつもりで考えております。
レジーナフォルテは格上挑戦となる3歳牝馬……。春はクラシックも意識してか不向きな1400m戦を使われてリズムを崩してましたが、自己条件に戻ってからは余りなく力を発揮しております。重賞でも逃げを打てる先行力と未勝利勝ちを果たした新潟直線コースで一発狙って欲しいと思います。コチラもこの馬しか残らなかったのもありますが、無事出走となりましたら対抗視の予定で考えております。
レヴァンテライオンはダートのプロキオンSからの臨戦……。デビュー2連勝で函館2歳Sを制して期待されましたが、”早熟王決定戦”と揶揄されるレースの例に漏れず以後6戦オール着外とリズムを崩しております。刺激が欲しいところへ初の直線競馬は面白そうだし、ココは単に【前走ダート嚙まし】とみて3番手評価を予定しております。
1番人気は【5.1.0.4】とやや物足りない成績……。完全に飛んだ4頭中3頭は2桁着順で、ダメなら全然の可能性があります。2012年ビウイッチアスは3歳牝馬で前走OP快勝が評価されるも、交互質なタイプで危険もはらんでおり0.9秒差10着……。
2010年メリッサ5連敗中で論外ですが、前走CBC賞を12番人気4着を評価されてた一気の人気UPも1.7秒負け最下位18着……。2009年エイシンタイガーは前走CBC賞2着が評価された3歳馬でしたが、年明けを4月始動でココが5戦目とレース過多もあって0.4秒差5着……。
2008年エイムアットビップは3歳牝馬でしたが3戦連続着外中で、前走NHKマイルC15番人気13着からの1番人気はどう考えても無理がある抜擢でした……。
今年はフィドゥーシアが濃厚な情勢ですが、それらの馬との比較なら”来てる方”に該当し安心感は増します。私としてはこの馬しか残らなかったのもありますが、その辺りも含め時間許す限り考えたいです。
以上、アイビスサマーダッシュのデータ消去法編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。