第5回アルテミスステークス2016の消去法データです。10月29日(土)、東京競馬場芝1600m(2歳 GⅢ 馬齢 Bコース)で行なわれます。ここでは、アルテミスステークスの過去4年の成績と傾向から出走予定馬(登録馬)をデータ消去法で見ていきます。
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消去法データ
減点1 前走着順
前走5着以下馬は【0.0.0.15】
減点2 短距離路線馬
前走1200m以下戦出走馬は【0.0.0.5】
減点3 下級路線馬
キャリア3戦以上馬は【1.1.2.20】
圧倒的に良績が集う2戦以下組と比べ劣勢は否めないデータですが、
このうち、前走条件戦・未勝利戦出走馬は【0.0.0.11】
減点4 少頭数路線馬
前走10頭立て以下戦出走馬は【1.1.0.10】
このうち、前走敗退、勝ってもタイム差なし馬は【0.0.0.8】
出走予定馬(登録馬)の消去法データまとめ
消去法選定作業を終えて
フルゲート18頭に対し23頭の登録です。先週で3歳戦が終了し今週からは5週連続で2歳重賞がスタートします。その2歳戦の整備が進み年々充実一途の路線ですが、逆にココの盛り上がりがJRA様の今後に繋がると言っても決して過言ではなく、益々の発展を願う私としても期待する路線の一つです。
フローレスマジックは前走未勝利戦からの臨戦ですが前走が大圧勝でした。キャリア2戦馬は最多の3勝5連対で、昨年はメジャーエンブレムがココを2着した後GⅠ2勝を加算する出世を遂げました。
リスグラシューもキャリア2戦で前走未勝利戦が大圧勝です。前走1800m以上戦からの臨戦馬は【1.1.1.8】と相性はイマイチなんですが、2014年レッツゴードンキが2着して翌々走桜花賞でGⅠ初制覇。昨年はデンコウアンジュとクロコスミアが1・3着して3連単50万馬券の大波乱に大きく貢献しました。
1着候補7頭
今年は強いと言われる3歳世代の次の年って往々にして混戦になる事が多いなぁ~って個人的には思ってしまいます。近いところでは2009年の3歳勢は皐月賞がアンライバルド、ダービーがロジユニヴァース、菊花賞がスリーロールスと3戦すべての勝ち馬が異なりました。
上記3頭以外でもセイウンワンダー、リーチザクラウン、ナカヤマフェスタ等、最強世代なんて言われましたが私としても異論がない世代でした。この次の世代が順にヴィクトワールピサ、エイシンフラッシュ、ビッグウィークでやはり3戦すべて異なる馬が制したクラシックでした。
第1回開催時はアユサンが2着して後に桜花賞でGⅠ奪取!一昨年もレッツゴードンキが2着して同じローテで桜花賞奪取!昨年のメジャーエンブレムも2着した後GⅠ2勝を加算する活躍で将来の出世レースとしても有望なんですが、その辺りも含め、時間の許す限り考えたいです。
以上、アルテミスステークスのデータ消去法編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。