第24回函館スプリントステークス2017の消去法データです。6月18日（日）、函館競馬場芝1200m（3歳上 ＧⅢ 別定 Ａコース）で行なわれます。ここでは、函館スプリントステークス過去10年の成績と傾向から出走予定馬（登録馬）をデータ消去法で見ていきます。
消去法データ
減点A 非重賞戦組
前走非重賞戦組は【2.4.3.64】でこのうち、
a 前走ダート戦出走馬は【0.0.0.9】（2009年ブラックバースピンは4位入線3着繰り上がりですが4位扱いにしてます）
b 今回斤量減ない中9週以上馬は【0.0.0.12】
c 今回2キロ以上増馬は【0.0.0.11】
減点B 休養馬
a 中9週以上の休養馬は【4.3.0.41】でこのうち、前走1400ｍ以下良・やや重戦4着以下馬は【0.0.0.25】
減点C 3歳馬
a 3歳馬は【2.3.2.17】と良績が多いんですがこのうち、前走10番人気以下4着以下馬は【0.0.2.9】
出走予定馬（登録馬）の消去法データまとめ
消去法選定作業を終えて
フルゲート16頭に対し13頭の登録です。昨年は12番人気ソルヴェイグの一発で単勝39.4倍……。一昨年は2桁人気アースソニックとレンイングランドの台頭で3連複20万馬券と波乱傾向の強い一戦です。
1着候補2頭＋3着候補1頭
セイウンコウセイは昨冬条件戦を卒業した4歳馬ですが、明け4歳の今年ＯＰ初挑戦を制し、重賞2戦目でＧⅠ奪取と飛躍の1年になりました。私の馬券相性もマズマズ良い1頭でしたが、今回はさすがに1番人気に推されそうな勢いです。前述の通り斤量据え置きはラッキーな恵量56キロですが、一息入って秋の大目標スプリンターズＳに向かいます。間に一戦以上挟む中途半端な臨戦、初の洋芝等、人気馬となるとチョット危ない要素も持ち合わせてまして、人気ほど信頼出来ないかなぁ～っとは見てます。
キングハートは前走鞍馬Ｓをクビ差制してＯＰ初制覇！コチラも4歳馬ですが、若駒時代にファルコンＳとラジオＮＩＫＫＥＩ賞で重賞出走経験があります。当時は2桁人気＆2桁着順と全く通用しませんでしたが、1200ｍは【4.3.0.3】と良績が集い成長分を考えれば侮れない1頭です。
1番人気は【3.2.0.5】と平均を下回り不相性です。近4年は連続で掲示板外に飛んでおり信頼性に欠けるのが現状ですが3頭は斤量増で、今年はセイウンコウセイなんでしょうが、【恵量】56キロでの出走は降級のある4歳馬の恩恵を思いっきり受けた格好となりました。
夏競馬に限らず、直結性の薄いＧⅢ戦ってのは往々にしてＧⅠ組の相性が悪いものですが過去10年【4.4.4.24】と好相性……。もう、牝馬アリ、2桁大敗からの巻き返しアリ、3歳馬アリで何でもアリの波乱重賞で、3頭に絞れたのが逆に心許なかったりもするんですが、その辺りも含め時間許す限り考えたいです。
以上、函館スプリントステークスのデータ消去法編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。