第61回阪急杯2017の消去法データです。2月26日(日)、阪神競馬場芝1400m(4歳上 GⅢ 別定 Aコース 内回り)で行なわれます。ここでは、阪急杯過去10年の成績と傾向から出走予定馬(登録馬)をデータ消去法で見ていきます。
消去法データ
減点A 低人気馬
a 前走10番人気以下馬は【0.0.3.43】でこのうち、前走GⅡ以下6着以下馬は【0.0.0.33】
減点B 非重賞戦組
a 前走非重賞戦出走馬は【0.0.2.43】でこのうち、前走GⅡ以下戦敗退馬は【0.0.0.25】
減点C 短距離路線組
a 前走1200m以下馬は【4.1.1.43】でこのうち、前走7番人気以下馬は【0.0.0.26】
減点D 高齢馬
a 6歳以上馬は【2.3.1.77】でこのうち、前走距離短縮で5着以下馬は【0.0.0.14】
出走予定馬(登録馬)の消去法データまとめ
消去法選定作業を終えて
フルゲート18頭に対し14頭の登録です。GⅠ高松宮記念の前哨戦で有力ステップのこのレースは人気が高く、例年なら出走希望馬が殺到するんですが今年は寂しい頭数となりました。
ミッキーアイルは昨年ココを制し翌高松宮記念を2着で、一昨年は2⇒3着。その前2014年はコパノリチャードがココと本番を連勝で輝冠し、2013年はロードカナロアがやはりココと本番を連勝!何だかんだで直結性も高く重要な前哨戦になります。
1着候補1頭
シュウジは前走阪神Cで約1年3ヵ月ぶりの勝利!途中7戦して2着3回掲示板5回と悪くないのですが、期待が大きかった分案外の印象です。
マイルも”こなしちゃった”のが後のローテにも影響して、2歳時なら完成度で持ってこれても、もう朝日杯FS以降のマイル戦は度外視でも良さそうです。勢いで頂点まで行ってしまうかも知れない充実ぶりを感じます。
ロサギガンティアは一昨年の阪神C覇者……。翌京王杯SCを3着した後低迷期に入りました。
コチラはまだ1200mを使ったことがなく、春の目標は昨年に続き安田記念なんでしょうが、それでいて秋は毎日王冠を使うなど、中距離路線にも未練があるのでしょうか?チョット使われ方は気の毒な印象が否めません……。
1番人気は過去10年で【2.2.1.5】と非常に相性の悪い一戦です。勝った2頭はともに香港CからのGⅠ帰りで、2・3着した3頭も前走重賞連対馬……。シュウジが人気するのはある程度仕方ないのかも知れません……。
上位人気3頭が揃って飛んだ年はなく、デタラメな波乱も考え難い一戦ではあるのですが、その辺りも含め時間許す限り考えたいです。
以上、阪急杯のデータ消去法編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。