第65回阪神大賞典2017の消去法データです。3月19日(日)、阪神競馬場芝3000m(4歳上 GⅡ 別定 Aコース 内回り)で行なわれます。ここでは、阪神大賞典過去10年の成績と傾向から出走予定馬(登録馬)をデータ消去法で見ていきます。
消去法データ
減点A 条件戦組
a 前走条件戦出走馬は【0.1.2.19】と未勝利で、このうち5歳以上馬は【0.0.0.14】
減点B 低人気馬
前走10番人気以下馬は【0.1.0.30】でこのうち、
a 前走GⅡ以下戦出走馬は【0.0.0.25】
b 前走10着以下馬は【0.0.0.10】
減点C 近走不振馬
a 前2走とも6番人気以下6着以下馬は【0.1.0.17】と未勝利でこのうち、前走GⅡ以下戦出走馬は【0.0.0.15】
減点D 非重賞戦組
a 前走非重賞戦は【0.2.2.25】と未勝利で、このうち6歳以上馬は【0.0.0.16】
出走予定馬(登録馬)の消去法データまとめ
消去法選定作業を終えて
フルゲート16頭に対し10頭の登録です。天皇賞春に向けて古馬とくに長距離路線は番組が限られて気の毒な面が否めないんですが、近年は頭数も集まらなくて寂しいレースが続いております。そんな訳で堅い決着が往々にして多いんですが、今年もチョット実力差がありそうな微妙なメンバー構成となっております。
1着候補2頭
サトノダイヤモンドは現在3連勝中。菊花賞⇒有馬記念を連勝した4歳馬の始動戦としては過去31年【2.2.0.1】。勝ったのはゴールドシップとナリタブライアン、2着は【世紀の大逸走】オルフェーヴルとマヤノトップガン、他はマンハッタンカフェが6着となっております。
同馬はデビュー3連勝を飾り皐月賞3着でストップ⇒ダービー2着……。そこからの3連勝で、普通に考えればそろそろ取りこぼす頃にはなります……。普通じゃない強さがどこまで?が指標になる、いわゆる試金石となる一戦にはなるんですが、恐らく断然人気でしょうし、この馬がアタマなら仕方ないかなぁ~っと思っております。
シュヴァルグランはジャパンカップ3着⇒有馬記念6着からの臨戦……。このローテは過去31年【3.5.1.4】でオール掲示板確保の安定株です。昨年の勝つ馬で今年もココを始動戦から天皇賞春を狙うローテが有力ですが、長距離路線を徹底して使われているローテも好感です。当たりの柔らかい福永騎手とのコンビも良さそうで、妙味的なことも含め本命候補の1頭として考えております。
1番人気は【4.3.2.1】で2009年オウケンブルースリ7着を除くとパーフェクト!このうち有馬記念からの直行に限ると【2.2.1.0】でゴールドシップは連覇しております。それ位の域に来てる1頭だとは思いますが、如何せん3連勝中ってのがどうしても気になります……。
ゴールドシップの1回目は4歳時で4連勝だったんですが、デビュー2連勝⇒2戦連続2着⇒2連勝で皐月賞勝ち⇒ダービー5着⇒4連勝ってのはかなり異端な戦歴になります。デビューからの連勝記録ってのを通常超せない馬が多いんですが、サトノダイヤモンドにとっても一つの壁になるのはこの件……。その辺りも含め時間許す限り考えたいです。
以上、阪神大賞典のデータ消去法編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。