香港のシャティン競馬場で行われる香港国際競走(GⅠ)2018の予想です。同日に4つのGⅠが開催される一大イベントで12月9日(日)発走、最初に行われる香港ヴォーズが15:00(日本時間)、香港スプリントが15;40、香港マイルが16:50、最後の香港カップが17:30(日本時間)となっております今年の香港国際競走です。
香港国際競走の注目馬を人気ブログランキングF4578へで限定公開中!(それぞれ1・1・2・1番馬でした)
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データ分析(過去10年)
以下JRAのHPより抜粋します。
香港ヴァーズのデータ
人気馬が堅実で5番人気内馬が【10.8.8.24】に対し、6番人気以下馬は【0.2.3.71】と未勝利です。所属別ではフランス【4.2.7.15】、イギリス【2.4.1.21】、アイルランド【2.1..0.4】、香港【1.2.1.34】、日本【1.1.2.8】まで……。ドイツ【0.0.0.5】を筆頭に他国は馬券に絡んでおりません。
前走別ではブリーダーズカップターフ組が2勝6連対で、日本のジャパンC組が1勝3連対3着1回となっております。特にブリーダーズカップターフ組は【2.4.0.3】と好相性です。凱旋門賞組は前走に限らず、同年使用馬は2011年以降で1勝3連対3着3回と良績が目立ちます。
2011年優勝のドゥーナデンは2013年3着、2014年優勝のフリントシャーは2015年2着、2015年優勝のハイランドリールは2016年2着、2017年再び1着と、「リピーター」の活躍も目立ちます。
香港スプリントのデータ
こちらは一転穴馬の台頭が増えてきます。5番人気内馬【8.8.4.30】に対し、6番人気以下馬は【2.3.5.74】。10番人気以下馬も【1.2.2.38】と注意が必要です。
ステップ別では香ジョッキークラブスプリント組が6勝・2着10回・3着6回と優秀。日本のスプリンターズS組が3勝3着2回で、連対馬20頭中19頭はこの路線になります。490キロ以上馬が【10.8.8.72】と良績で逆に、490キロ未満馬は【0.3.1.32】と未勝利……。
香港マイルのデータ
このレースも穴馬台頭の余地が大きくあるレースで、5番人気内馬は【7.5.7.33】に対し、6番人気以下馬は【3.5.3.70】。10番人気以下馬も【1.2.1.39】と健闘しております。
年齢別で目立つのは5歳馬【4.5.3.37】でココが中心。牝馬は【0.0.1.10】とあって3着まで……。臨戦では香ジョッキークラブマイル組が圧倒的良績で8勝14連対3着8回。1着となると他路線は日本のマイルチャンピオンシップ(1勝3着2回)と安田記念1勝のみで、勝ち馬はここから……。
所属別では地元香港調教馬が断然優位で9勝17連対3着8回と圧倒的!このレースがマイル戦になった1990年以降、毎年1頭以上は馬券になってるとのことで軸はココからか……。近10年ではJ.ムーア調教師が3勝6連対3着5回と好成績。
香港カップのデータ
このレースは内枠有利で、9番内馬が【9.7.8.66】に対し10番より外が【1.5.2.31】。大外番は【0.2.0.8】と2着までで、最内1番スタートは【3.0.1.6】と良績が集います。
臨戦別では香港ジョッキークラブカップ組が5勝11連対3着2回と圧倒!他では日本の天皇賞秋とエリザベス女王杯組で3勝5連対3着2回も有力なステップです。
馬券購入時の注意点は?
日本では当たり前に定着している点の一つとして、馬番と発走するゲート番号の違いが挙げられます。日本の競馬ではゼッケン1番の馬は1番枠ゲートからスタートするシステムですが、海外のレースの多くは、基本的に馬番とゲート番号が異なります。
出走馬が決まった段階で各馬に番号が振り分けられて、ゲートに関しては再抽選をしている事が主な要因なんですが、現地で馬券を購入する場合、ゲート番号ではなく馬のゼッケン番号で購入するシステムとなっております。JRAからの発売に関してましても従来のJRA戦とは異なり、馬番号での投票となります。間違えないように要注意です。
出走馬の想定オッズ・ブックメーカー・レーティング
競走馬の能力を指数評価する国際統一基準で、単位はポンド。日本では、重賞競走とオープン競走に出走した全ての競走馬に付与される。通称「SMILE」(スマイル)と呼ばれる競走距離を示す記号とセットになっており、その距離区分の競走で獲得した数値であることを示す。
日本のGⅠでも公表されたりしてますが、個人的意見として参考にしてる人は少ないんじゃないでしょうか。馬の能力とか強さを無理やり数字に置き換えただけに過ぎず、発揮できる舞台やら時期や条件、相手関係も反映されておりません。
以前はこのレーティングを元ベースに”ふくたん指数”で海外競馬を予想してましたが、不評な上面白くないので最近は辞めてます。その後の海外競馬では力関係を調べる上での一つの指標として使うようにしてます。
ブックメーカー(bookmaker)とは、欧米における賭け屋で、単純明快を旨とする欧米ではすなわち日本語のノミ屋を意味する場合が多い。……
このオッズも一つの指標として使うようにしてます。同じ位買いたい馬がいたら、当然ながら人気下位馬をピックアップすべきなのはギャンブルのセオリーです。特に我々が購入する海外競馬はJRAのPAT購入者でお金を取り合うシステムなので、人気とオッズの歪だけで予想するのも私はアリだと思っております。
予想と買い目はコチラ
香港国際競走の各レース毎にオリジナル出走表を掲載してます。っと言ってもエクセルでまとめただけですが……。ブックメーカーオッズは便宜上コーラルを採用しております。前記紹介のデータから、買いの強調材料を黄色、RT順が悪いのにブックメーカーオッズが高い馬や減点材料に該当した馬をグレー色、逆にレーティング順位が良いのにブックメーカーオッズが低い馬の数字を青にしてます。
買い目についてはレース当日お昼頃を目処に追記します。
11:36追記しました
香港ヴァーズの予想と買い目
加点材料で判断するのが厳しいので、ココはコーラルオッズとの歪狙いです。本命は地元代表パキスタンスター。ビュイック騎手との再コンビで、先行できれば勝ち負け。
買い目は以下の通り
ワイドBOX 2・3・4・〇 各100(6点)
3連複BOX 2・3・4・〇 各100(4点)
香港スプリントの予想と買い目
ファインニードルは厳しいとみまいた。好走が続くタイプでなく、得意なのは上りのかかる馬場及び展開ですが、今回は何をどうやっても向きそうにありません。好相性の地元勢から……。
買い目は以下の通り
ワイドBOX 2・3・5・〇 各100(6点)(ワイド6.7倍的中)
3連複BOX 2・3・5・〇 各100(4点)
(払戻金 1000⇒670)
香港マイルの予想と買い目
ココは大穴狙いです。本命カミンスルーは9月以降5戦消化で人気落ちですが、そこが狙い目。4連勝中のビューティージェネレーションは確かに強いですが、秋4戦目でこの馬は飛んでこそ……。
買い目は以下の通り
単勝 3 100
複勝 3 100
複勝 7 100
馬連 1-〇 100
ワイド 1-〇 200
3連複 1-〇⇒3・7 各100(2点)
香港カップの予想と買い目
ココもオッズの歪狙いで本命タイムワープ。日本馬はどうしても売れるので、オッズ次第では単勝で狙いたい1頭です。
買い目は以下の通り
単勝 2 300
ワイドBOX 2・4・5 各100(3点)
3連複BOX 2・4・5・〇 各100(4点)
以上、香港国際競走の予想を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。