2018年7月7日(土)福島競馬場で行われる開成山特別2018の競馬予想です。障害戦9連勝中のオジョウチョウサンが武豊騎手とのコンビで登録してきて異様な盛り上がりをみせている500万下戦です。2019年の夏競馬以降、このクラスは”1勝クラス”と名称変更になる訳ですが、ホント違和感しかなく逆に今回の挑戦が妙味嫌味に思えてしまいます。
そんな開成山特別を過去10年(9回)の傾向データをまとめた《消去法データ》を中心に検証し予想てみました。開成山特別2018は、3歳上 定量 福島芝2600M Aコース 14:35発走で行われる、500万下戦です。(2011年は東日本大震災の影響で開催がなく、データは過去10年9回から)
コンテンツ
消去法データ
減点A 高齢馬
a 7歳以上馬は【0.0.0.4】
b 6歳以上馬は【0.1.1.9】
減点B 牝馬
a 牝馬は【0.0.0.13】
減点C ダート路線組
a 前走ダート戦出走馬は【0.0.0.21】
減点D 中距離路線組
a 前走2000m以下戦出走馬は【0.2.0.34】
出走予定馬(登録馬)の消去法データまとめ
今回の想定オッズと過去の払戻金はどうなってる?
単勝オッズ
データはnetkeiba.comさんを参考にしてます。
(2018年7月3日18時頃)
着候補別では……
1着候補:2・5番人気 2着候補:6・7番人気
過去10年(9回)の払戻金データ
単勝4桁配当は2回と平穏な決着が多いです。馬連は5回が3桁配当でやはり堅い決着が多くて、3連複は3回が3桁配当で30倍超は2回に留まり、デタラメな波乱までは期待できそうにありません。
過去10年の1番人気馬は?
1番人気は【5.1.0.3】で勝率と連対率は及第点ですが3着内率がやや物足りない数字となっております。元々上がりのかかるマラソンレースですが、それでもメンバー上位の脚は使えないと厳しいのか、飛んだ3頭はメンバー4位以下の3Fタイムとなっております。
今年のの1番人気候補オジョウチョウサンについて
平地はデビュー2戦目で見切りをつけて障害に転向……。4戦目で未勝利を勝ち上がると、その後はご存知の通りの活躍で、GⅠ5勝を含む目下9連勝中とジャンプ界のスターホースです。これほどの馬が平地再挑戦となると過去に例がなく、ちょっとデータが当てはまらない可能性も否めません。
過去10年(2008~2017年)、前走障害戦出走で今回平地に出走する馬は【6.14.11.1083】。勝率0.5%・連対率1.8%・3着内率2.8%・単回収値13・複回収値35と厳しいデータです。今年は6月の米子Sでべステンダンクが障害未勝利戦を2戦し連続4着から平地戻りで1着。2月の500万下でナムラシンウチが障害未勝利を1戦して12着で平地戻りで1着となっております。
障害戦の場合、1~2戦を使われ未勝利で見切りをつけるケースも多いので前走OP以上に限定した成績を調べてみると【1.3.1.151】。この馬たちは最低でも障害戦1勝以上挙げた馬たちですが、勝率0.4%・連対率1.6%・3着内率2.0%・単回収値2・複回収値21と全ての数字でアベレージダウンとなっております。前走連対馬は【0.0.0.28】で上の画。
人気所は2008年のメルシーエイタイムくらいですが、この馬は平地の新馬勝ち歴がありましたが何度も平地復帰戦は跳ね返されてて、まぁ~障害戦の調教代わりの意味もあって一概に比較は出来ませんが、それでもかなり厳しいデータかと思います。ちなみに7歳以上馬は【0.0.0.125】となっております。
今回のオジョウチョウサンですが、来るかも知れないです。個人的にはこれだけの名馬ですし、有馬記念や長距離重賞で観たい気持ちがあるのも確かです。事実、今やフルゲート集まらない長距離重賞も多く、個人的には残念に感じている次第でもあります。しかし、過去にココまでの実績馬が平地に復帰した例がなくてデータもほとんど該当しません。そして、これは確立の問題として相当に厳しい戦いになるっということ。ましてや人気馬となるとリスクが大きくなることは忘れてはいけません。
過去にも、海外から参戦した馬が人気で飛んだり、芝初出走で日本ダービーに挑戦して人気で飛んだりと挙げれば限がありませんが、この類の馬を仮に買うならホントにココで買うべきなのか?その辺りは考えて挑む必要はあります。
ココを勝つと次は更に人気するので、妙味は今回しかない!っというケースもあって、ココも一概に否定も肯定も出来ないんですが、それは人気薄の馬を単体で買うケースに該当する買い方が一般的であります。
オジョウチョウサンがココで勝てば平地重賞に出走可能となって、それを目指しているのはオーナーサイドも既にコメントを発表しております。それゆえ、今後1000万下とかに出てくることは考え難く、ココを勝つことが前提ですが、フルゲート割れの重賞か有馬記念でファン投票されるか?ココでの勝ち方如何では人気に推されるでしょうし、人気を吸ってくれた次走で他馬を狙うのも買い方の一つではあります。
今回の購入候補馬は1着候補2頭+2着候補2頭
1着候補馬
2着候補馬
消去法選定作業を終えて
フルゲート16頭に対し14頭の登録です。冒頭でも触れましたが障害界のスターホースオジョウチョウサンの登録、しかもフルゲート割れで異様な盛り上がりを見せてますが、それ以外取り立てて騒ぐほどのこともない、普通の500万下特別戦です。
この馬の馬券は一切買いませんが、前記の通り、個人的には平地重賞でも観たい1頭なので複雑な心境です。馬券の買い方も難しく、このレース単体でプラスにしたいし、オジョウチョウサンも応援したい。そんな断然人気が予想される馬を買わずして成り立つ馬券は2券種ありますが、私が購入を検討しているのは、
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以下は後日追記します。
予想はコチラ
本命はドリームスピリットにしました
かなり迷いましたが、対抗がもう1年以上未勝利で、この馬しか候補が居ませんでした。今回は一応複系馬券のBOXで考えてるので、印の意味はあまりありませんが、仮に気が変わって単系馬券を買うことになったら印を変更するのも何なので、この評価に至りました。
対抗はコンボルドにしました
もう1年以上未勝利ですが、確かな先行力は魅力の1頭です。石橋騎手はテン乗りですがいかにも合いそうな感じがとても不気味です。
▲はジュンファイトクンにしました
この馬はもう2年以上未勝利ですが、その間2着が5回もある堅実タイプです。先行力があって、有利な内めの枠も好材料ですが、久々のコンビ復活となる戸崎騎手との相性がどうか?持ち味が削がれなければいいんですが……。減点は6歳以上馬の項で【0.1.1.9】の2着候補。
△はヨシヒコにしました
ブリンカー装着とともに芝に転向して先行力が身に付きました。前走初コンビだった江田騎手とも合いそうですが、如何せん大外枠は残念でした。減点は前走2000m以下戦出走の項で【0.2.0.34】の2着候補。
印はこのようになりました
馬券の買い目と点数は以下の通り
当日のお昼前後を目途に後程追記します。
10:39追記
ワイドBOX 4・5・9・12 各100(6点)(的中6倍)
3連複BOX 4・5・9・12 各100(4点)
(払戻金 1000⇒600)
以上、開成山特別の予想編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。