第110回京都記念2017の消去法データです。2月12日(日)、京都競馬場芝2200m(4歳上 GⅡ 別定 Bコース 外回り)で行なわれます。ここでは、京都記念過去10年の成績と傾向から出走予定馬(登録馬)をデータ消去法で見ていきます。
消去法データ
減点A 高齢馬
6歳以上馬は【1.6.3.49】と圧倒的に分が悪いんですがこのうち、
a 前走GⅡ以下敗退からの斤量増馬は【0.0.0.17】
b 前走GⅢ以下敗退馬は【0.0.0.18】
c 前2走とも10番人気以下馬は【0.0.0.9】
d 7歳以上馬は【0.0.1.27】
減点B 臨戦過程
距離延長馬【5.5.1.36】に対し、距離短縮馬は【5.4.7.40】。3着内率は短縮馬の方が良績ですが、勝率・連対率ともに距離延長馬が良績です。
a 前走GⅡ以下5着以下からの距離短縮馬は【0.0.0.14】
b 前2走ともGⅢ以下4着以下からの距離延長馬は【0.0.0.9】
出走予定馬(登録馬)の消去法データまとめ
消去法選定作業を終えて
フルゲート18頭に対し11頭の登録です。このレースも頭数が揃わないことが多いんですが、それにしても今年は寂しい登録数となりました。昨年はサトノクラウンがココを制し香港ヴァーズでGⅠ初制覇!一昨年のラブリーデイは中山金杯からの連勝でこの年重賞6勝を挙げる飛躍の年としております。
1着候補3頭+3着候補1頭
マカヒキはダービー以来の国内復帰戦となります。海外遠征中にライバルのサトノダイヤモンドはグランプリホースになったりで勢力図も若干変化しておりますが、圧倒的良績なのが4歳勢……。次はGⅠに昇格した大阪杯が有力で、まぁ~順調そうでもありチョット外しにくい1頭かと思います。
ミッキーロケットは前走日経新春杯で重賞初制覇!コチラも好相性な4歳馬で飛躍の1年にしたいところです。その前走を勝ったことと、前記マカヒキと斤量差1キロってのもあって妙味が薄くなりそうなのは残念ですが、京都は【2.2.0.1】と好相性を活かして今回は挑戦者の立場です。
1番人気は過去10年で【3.3.0.4】と信頼性イマイチ……。しかも直近4年で連続して飛んでるのは気になるデータです。昨年がレーヴミストラル12着、一昨年がハープスター5着、2014年がジェンティルドンナ6着、2013年がジャスタウェイ5着……。
前記の通り今年から大阪杯がGⅠに昇格した為若干変わってくる可能性もありますが、それでもやっぱり始動戦色が強く、絶対の信頼に値するような馬は中々出てこないのかもしれません。それでいてデタラメな波乱もなくて買い方が益々難しい一戦ではあるのですが、その辺りも含め時間許す限り考えたいです。
以上、京都記念のデータ消去法編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。