第77回皐月賞2017の消去法データです。4月16日(日)、中山競馬場芝2000m(3歳 GⅠ 定量 Bコース 内回り)で行なわれます。ここでは、皐月賞過去10年の成績と傾向から出走予定馬(登録馬)をデータ消去法で見ていきます。
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消去法データ
減点A 前走敗退ボーダー
前走4着以下馬は【1.2.2.51】で2008年キャプテントゥーレが唯一の勝ち馬となっております。このうち、
a 前走GⅢ以下4番人気以下馬は【0.0.0.16】
b 前走3番人気以下のキャリア5戦以下馬は【0.0.0.18】
c 前走4角9番手以下馬は【0.0.1.18】
減点B 非重賞戦組
a 近2走とも非重賞戦出走馬は【0.2.0.20】。2010年ヒルノだムール、2009年トライアンフマーチが例外となっております。このうち、キャリア7戦以上馬は【0.0.0.6】
減点C 近走不振馬
a 近2走とも3着以下馬は【1.0.0.23】で前述のキャプテントゥーレが唯一の例外……。このうち、ともにGⅡ以下戦使用馬は【0.0.0.19】
減点D 馬体重
a 前走馬体重-10キロ以上の馬は【0.0.0.10】
減点E 距離臨戦
a 今回距離短縮馬は【0.0.0.11】
b 前走マイル以下からの臨戦馬は【0.0.0.10】
出走予定馬(登録馬)の消去法データまとめ
消去法選定作業を終えて
フルゲート18頭に対し19頭の登録です。昨年はいわゆる【4強】が2歳王者を含む4冠を分け合って、この皐月賞で4頭が順に入線してリオンディーズは降着……。この時点では8⇒3⇒1番人気の決着で、やや波乱気味の決着となりました。
2007年には7番人気ヴィクトリーが勝って2着が15番人気サンツェッペリンの決着は馬連9万馬券で3連単160万馬券と強烈なインパクトでした。元々波乱傾向の強い牡馬クラシック第一戦目となります。
1着候補7頭+3着候補1頭
ファンディーナは紅一点。新馬戦は9馬身圧勝で前走フラワーCは5馬身圧勝!2戦目のつばき賞は500万下ですが牡馬混合戦を経験済みで0.3秒勝ちの3連勝は侮れない実績です。
この馬の参戦については賛否両論あるようで、桜花賞に出てたら本命や!いやいや、桜花賞では評価を下げてたが皐月賞なら本命や!等々……。因みに桜花賞、距離短縮馬は過去10年【0.1.1.14】と未勝利で、このうちキャリア5戦以下馬【0.0.1.8】に該当し軽視するつもりにしておりました。
巷の評価に流されるなら皐月賞でこそ評価せなアカン1頭(!?)なんでしょうが、それでも1番人気まではどうかなぁ~って思ってしまいます……。
スワーヴリチャードは重賞連続連対で共同通信杯2馬身半差快勝からの臨戦です。この共同通信杯組は近年トレンドになりつつあり過去10年【4.0.2.4】。目下3年連続優勝馬を輩出している強力路線です。東スポ杯⇒共同通信杯の臨戦は2014年イスラボニータが唯一ですが、この馬もデビュー以来オール連対の安定株で評価が高くなりそうな1頭です。
1番人気は【2.2.2.4】と信頼性に乏しい成績です。4着以下の4頭は全馬トライアルからの臨戦で、サトノクラウン・ロジユニヴァース・アドマイヤオーラの3頭は重賞連勝からの皐月賞……。グランデッツァはラジオNIKKEI3着⇒スプリングS1着から皐月賞5着……。
チョット掴み所に乏しく取捨の選択が難しいんですが、今年はファンディーナかスワーヴリチャードでしょうかネ。私としては嫌って入りたい所なんですが、その辺りも含め時間許す限り考えたいです。
以上、皐月賞のデータ消去法編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。