2018年6月24日(日)阪神競馬場で行われる第59回宝塚記念2018の血統考察です。私は専門外ではありますが、まぁ~これだけ偏りがあるレースとなると1本は記事にしとかなアカンでしょうネ。出走予定馬も出揃って、今年もフルゲート割れとなった春のグランプリですが、血統面からはアノ馬を狙ってみたいと思っております。
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出走予定馬の血統表
上の画は、私が使ってる”ターゲット”ってソフトの出走登録馬で父・母・母父・母母が掲載されたページです。専門的に詳しく解説されてる方なんかは、〇〇系は●●色で、っとか色分けされてる方もいらっしゃいますが、現状私にはそこまで必要なくてやってません。私は血統もデータの一種だと思ってますので、大分類でザックリ傾向が把握できれば良い程度の認識であります。
過去10年の種牡馬別成績
宝塚記念過去10年、馬券圏内馬を輩出したのは14頭の父からで、該当馬は当然延べ30頭になります。普通に詳しい方だと、ココから〇〇系はどうだ!っとか、●●系はアカンとか評せるんでしょうが、私は如何せん専門外のため、そこまでは考察しません。
父ステイゴールドについて
今年の登録馬からはパフォーマプロミスが該当します。【5.0.0.8】でピンかパーかですが、脅威tの単回収値413・複回収値104となっております。血統だけなら”買い”なんでしょうが……。母父はタニノギムレットで、これが父だと東京向きなのは有名です。母父だとどうでるのか調べようと試みたんですが、私はターゲットの使い方に詳しくないのでやり方が分かりませんでした。
父ディープインパクトについて
今年の登録馬からはヴィブロス、サトノダイヤモンド、ステファノス、スマートレイアー、ゼーヴィントが該当します。全馬ベタ買いで【1.2.4.11】の単回収値139・複回収値243は脅威です。
特出すべきはやはり牝馬で、【1.1.4.4】で単回収値251・複回収値401と全ての数字でアベレージUPします。対する牡馬は【0.1.0.7】と未勝利で、2013年ダノンバラード5番人気2着が唯一の例外となっております。
人気所では2016年アンビシャスが3番人気16着、2013年トーセンラーが4番人気5着などとなっております。今年の登録馬で牝馬は2頭いますが、私が注目しているのは
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生粋の阪神巧者で、名牝の仲間入りの目安、生涯10勝まで後1勝と迫っております。
父キングカメハメハについて
今年の登録馬からはミッキーロケットが該当します。馬券になったのは上の画の通り3頭で、全馬前走連対からの臨戦……。対するミッキーロケットはもう1年半近く勝ち鞍から遠ざかっており、正直”どこまで”の1頭かと思います。
父ルーラーシップについて
今年の登録馬からはキセキとダンビュライトが該当します。この2頭は初年度産駒の4歳馬で、まだ産駒の宝塚記念出走歴はありません。父父はキングカメハメハで、データを踏襲するなら厳しい臨戦にはなります。しかし、ルーラーシップ産駒の長距離実績は全体成績よりは上回り、阪神芝も悪くありません。血統的な評価としては保留したい2頭です。
父ブラックタイドについて
今年の登録馬からはサイモンラムセスが該当します。対象馬が少ないんですが、産駒からはキタサンブラックが2度走り【0.0.1.1】となっております。このブラックタイドはディープインパクトの全兄で、血統面からは全てが踏襲されるのか私には分かりません。仮に反映されるのであれば牡馬は厳しいデータに該当します。全体の成績でも、人気そのものが全く異なるので比較はナンセンスで、血統面からの評価は保留しておきたい1頭です。
父マーベラスサンデーについて
今年の登録馬からはタツゴウゲキが該当します。産駒の宝塚記念の成績は【0.0.0.5】ですが2014年ホッコーレーヴ以外は人気以上に走っており警戒は必要か?
父ジャングルポケットについて
今年の登録馬からはノーブルマーズ が該当します。産駒の宝塚記念は【0.0.0.4】で、2010年ジャガーメイル以外は人気以上に好走しております。
向く向かないで判断するなら”即切り”なんでしょうが、全体の成績は洋芝で好走が多く、イメージの割りに重い芝は結構合っているのかも知れません。その辺り、私は専門外なんですが、この時点での評価は保留にしておきたい1頭であります。
父アドマイヤドンについて
今年の登録馬からはアルバートが該当します。過去10年GⅠは【0.0.0.16】で、この馬自身も4回該当しております。JRA10場の中で阪神が最も相性が悪く、勝率3.4%・連対率9.4%・3着内率17.9%と買いの要素は全く見出せませんでした。
父Marjuについて
今年の登録馬からはサトノクラウンが該当します。宝塚記念の成績は【1.0.0.1】でこれはこの馬自身の成績でもあります。2017年は3番人気で制し、今年は連覇を狙う立場ですが、全体の成績としては阪神が一番悪くて買い材料は見出せません。
父Rgal Ransomについて
今年の登録馬からはストロングタイタンが該当します。過去10年宝塚記念への出走はなく、阪神での出走歴もありません。この時点での判断は保留したいと思います。
父Tavistockについて
今年の登録馬からはワーザーが該当します。この馬に関してはデータがなく、この時点での判断は保留しておきます。
あのジェンティルドンナも2度負けた鬼門データ
上位人気馬は比較的堅実ですが
上の画は、宝塚記念過去10年の上位3番人気内馬の成績です。軒並み堅実で、全滅した2015年を除くと毎年1頭以上は馬券圏内に入っております。単複回収値も全体の平均よりは上回っており、これはオッズ割れ気味になることが多いレース質を割引いても、十分評価に値する結果だと思います。
上位人気馬の種牡馬別データ
上の画は、上位3番人気内馬を種牡馬別にしたデータです。最多勝・最多連対はステイゴールド産駒でゴールドシップ2勝・オルフェーヴル・ドリームジャーニーが1勝ずつとなっております。
逆に4着以下歴が最多なのはディープインパクト産駒とハーツクライ産駒の各4回……。ちなみに今年はハーツクライ産駒の登録はありません。
ディープインパクト産駒の上位人気馬データ
宝塚記念過去10年、上位3番人気内ディープインパクト産駒の成績は上の画の通り。タイトルの通り、ジェンティルドンナが2回負けている他、2014年ラキシスが2番人気8着、2016年アンビシャスが3番人気16着などとなっております。
そんな訳で、今年チョット危険かなぁ~って思っているのが
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以上、宝塚記念2018【血統】|ジェンティルドンナも2度負けた鬼門データ編を終わりたいと思います。
最終予想は
宝塚記念2018【予想】|雨が止んで馬場回復で向きそうなアノ馬から
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最後までご覧いただきありがとうございました。