第154回天皇賞秋2016の消去法データです。10月30日(日)、東京競馬場芝2000m(3歳上 GⅠ 定量 Bコース)で行なわれます。ここでは、天皇賞秋の過去30年の成績と傾向から出走予定馬(登録馬)をデータ消去法で見ていきます。
消去法データ
減点1 高齢馬
6歳以上馬は【2.3.4.14】でこのうち、
A 前走5番人気以下馬は【0.0.0.80】
カムフィー
クラレント
ヒストリカル
ロゴタイプ
B 前2走とも2200m以上戦3着以下馬【0.0.0.13】
ラブリーデイ
減点2 休養馬
中9週以上馬は【8.6.8.89】でこのうち、
A 前走GⅡ以下4着以下馬【0.0.0.19】
ヤマカツエース
B 前走敗退の距離延長馬【0.0.0.11】
リアルスティール
減点3 斤量増馬
斤量2キロ以上増加馬は【5.2.4.68】でこのうち、
A 前2走とも6番人気以下敗退馬【0.0.0.13】
アドマイヤデウス
B 前2走とも5着以下馬【0.0.0.14】
ステファノス
出走予定馬(登録馬)の消去法データまとめ
消去法選定作業を終えて
フルゲート18頭に対し15頭の登録です。3歳戦は先週の菊花賞で終了してココからは古馬混合で争うことになる2016年末……。今年は強いと言われる3歳勢ですが、古馬勢も歴戦の猛者が集いアツイ戦いが間もなく始まると思うと今から楽しみです。
エイシンヒカリは海外帰りの緒戦をいきなりGⅠで復帰戦……。全成績が【8.0.0.2】のピンかパーか?国内戦で2度経験がある馬券圏外はともに9着で、内1回は昨年の天皇賞秋で0.7秒負け9着……。それ以来となる国内復帰戦になる訳ですが、その辺りは間違いなく鍵になる1点です。
ルージュバックは牡馬混合重賞を2連勝でGⅠ初制覇を狙います。牝馬は【4.4.3.27】と比較的好相性なんですが、連勝で挑むとなると【1.0.0.5】で例外は1997年のエアグルーヴのみ……。距離が少し長いのもあって、どうやら人気を落としそうな様相となっております。
1着候補6頭
今年は強いと言われる3歳勢不在で混沌とした印象の天皇賞秋2016。その辺りが反映されてかオッズも割れ気味で配当妙味としては高くなりそうな一戦です。1番人気馬は過去10年【4.2.2.2】で比較的平均点です。単勝100円台馬は皆無で、もっとも人気だったのは2013年ジェンティルドンナで2倍支持2着でした。
より一層買い方が難しくなるレースなんですが、東京2000mは紛れが多いことで有名なコースで、可能な方は是非コース図をご覧頂けたら一目瞭然だと思います。1角ポケットからコース外を約100m走り大きく曲がってコースに入って、そこからコーナー2回の2000m戦では波乱も已む無しですが、その辺りも含め、時間の許す限り考えたいです。
以上、天皇賞秋のデータ消去法編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。