2018年7月1日(日)函館競馬場で行われる巴賞2018の競馬予想です。近年は重賞帰りのダウン組が良績で過去5年で4勝ですが、2着は居ないんですョね。過去10年で2度の同着がある珍しいオープン特別ですが、そんな巴賞を過去10年の傾向データをまとめた《消去法データ》を中心に検証し予想てみました。巴賞2018は、3歳上 別定 函館芝1800M Aコース 15:25発走で行われます。
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消去法データ
減点A 斤量増馬
斤量2キロ以上増馬は【1.0.2.21】と厳しいデータですがこのうち、
a 中12週(約3ヶ月)以上の休養馬は【0.0.0.9】
b 前走4角7番手以下馬は【0.0.0.16】
c 3キロ以上増馬は【0.0.1.13】
減点B 非重賞戦組
a 前走非重賞戦敗退馬は【4.5.6.46】と巻き返しが多いんですがこのうち、3・4歳馬に限ると【0.0.0.3】
減点C 高齢馬
a 6歳以上馬は【3.2.6.56】でこのうち、前走1秒以上敗退馬は【0.0.3.25】
減点D 地方戦組
a 前走地方戦出走馬は【0.0.0.3】
減点E 大敗馬
a 前走非重賞戦2秒以上大敗馬は【0.0.0.5】
出走予定馬(登録馬)の消去法データまとめ
今回の想定オッズと過去の払戻金はどうなってる?
単勝オッズ
データはnetkeiba.comさんを参考にしてます。
(2018年6月27日21時頃)
着候補別では……
1着候補:1・3・8番人気 3着候補:5・7・9番人気
過去10年の払戻金データ
2014年は3着同着で3連単複は2通りの払戻金が表示されてますが、2008年は1着同着なのに何回挑戦しても配当が表示されませんでした。ここでは大筋で傾向が分かればよいので画像はUPしませんでしたが、もう一方の払戻金は馬単が1270、3連単が5240となっております。
単勝4桁配当は1回のみで狙いはハッキリしてます。馬連は5回が3桁、30倍超は2回止まりで堅めの決着。3連複はオール4桁配当ですが万馬券2回と波乱傾向は少なめです。
過去10年の1番人気馬は?
1番人気は【2.5.0.3】と抜群の安定感です。勝率が低いのは気になりますが目下2年連続勝ち馬を輩出しております。飛んだ3頭は全馬重賞帰りのダウン組でメイチ感が薄くて、3年連続1番人気支持でのレッドレイヴンの1年目は次走福島TVOP3着、2008年マンハッタンスカイは次走函館記念を3着と”一息入った”ような使われ方でした。
今年のの1番人気候補プレスジャーニーについて
上の画はプレスジャーニーの生涯成績です。4歳馬ですがまだ8戦しかしてません。デビュー戦こそ3着ながら、2戦目から3連勝で重賞2勝!サウジアラビアRCではダンビュライト、東スポ2歳Sではスワーヴリチャードを2着に下しての結果でクラシック有力候補でしたが無念の骨折……。1年近い休養の後、菊花賞で戦線復帰(12着)した”幻のダービー馬”です。
”格落ちのここでは”ってことで人気に推される可能性がありますが、もう完全に別馬になってて故障前のような豪快な末脚は期待できません。阪神のチャレンジC3着があるように重い芝を試してみる今回の挑戦は陣営のやる気を感じますが、それでもOPとなると特に人気が先行するキライもあり、チョット積極的には買い難い1頭です。
今回の購入候補馬は1着候補3頭+3着候補馬3頭
1着候補馬
3着候補馬
消去法選定作業を終えて
フルゲート16頭に対し11頭の登録です。今週は2重賞開催でともに日曜日のメイン……。この巴賞はOPですが函館の日曜日メインになります。3場開催ですが土曜日にOPクラスが組まれず、まぁ~夏競馬といえばそうなんですが、私としては寂しさもあります……。
土曜日メインと日曜日メインでは売上が全然違ってきて、その辺りは大きく影響してると思います。ちなみに昨年の巴賞の単勝売上は6103万円。8月1週目土曜日の札幌日経OPは5554万でした。市場規模やら入場者数を考えれば函館はもっと厳しい……。現状函館・札幌は6週ずつの開催となっておりますが、以前は8週ずつあってそれなりに番組も豊富だっただけに、これ以上の規模縮小は勘弁願いたいところであります。
予想はコチラ
本命はアストラエンブレムにしました
この馬は左芝【4.4.1.2】に対し右芝が【1.0.0.4】で、”叩いて次”とみられている可能性否めない1頭です。ルメール騎手の人気でどこまで補うかですが、私としては人気落ちは大歓迎です。夏に強く6~8月期は【2.2.0.0】。昨年のエプソムC2着も含まれ得意の季節到来です。
セン馬になってココが3戦目……。通常馬体が減るのが一般的ですが緒戦の大阪城Sはプラス8キロで、実質相当重かったと思います。2戦目の前走がマイナス18キロでココが一般的なところに絞れたと考えていいと思います。もう1年以上未勝利でアタマからは買い難いんですが、楽しみな一戦です。
対抗は※※※※※※※※※にしました
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この馬も夏が良績で【1.2.2.1】ですが、如何せん好走が続かないタイプなのが難しくしてます。それ以外特に強調材料もありませんが、人気がないようなので連勝系馬券を買うなら入れておきたい1頭と考えております。
▲はプレスジャーニーにしました
前述の通り2歳時とは別馬と考えた方が無難かと思います。いい馬だったのに残念な骨折でした……。重い芝は楽しみな一戦ですが、人気ではチョット手を出し難い感否めない1頭です。
△はアングライフェンにしました
昨年の2着馬ですが、もう2年近く未勝利となってしまいました……。札幌でも丹頂Sを2着した実績があり洋芝は悪くないでしょう。ダートを使ったのが前走だけなら”噛まし”が効いた可能性がありますが2戦となると……。減点は6歳以上で前走1秒以上敗退の項の【0.0.3.25】
☆はナスノセイカンにしました
減点は△馬同様で【0.0.3.25】です。左芝【4.1.1.10】に対し右芝は【1.0.0.8】。次が中京記念なら狙い目か……?
注はスズカビスタにしました
減点は3キロ以上増の項で【0.0.1.13】となっております。大幅短縮で位置取りも厳しくなる今回はチョット買える材料に乏しいかと思います。
印はこのようになりました
馬券の買い目と点数は以下の通り
当日のお昼前後を目途に後程追記します。
5:25追記
思いのほか対抗馬が売れてきて買い難くなりました。本命馬の単勝も買い難く、今回は複勝1本を選択しました。全依存まではどうかと思ったんですが……。
複勝 7 1000 (的中1.6倍)
(払戻金 1000⇒1600)
以上、巴賞の予想編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。