第33回マイルチャンピオンシップ2016の消去法データです。11月20日(日)、京都競馬場芝1600m(3歳上 GⅠ 定量 Cコース 外回り)で行なわれます。ここでは、マイルチャンピオンシップの過去18年の成績と傾向から出走予定馬(登録馬)をデータ消去法で見ていきます。(データは、国際競走に指定された1998年以降)
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消去法データ
減点A 大敗馬
前走10着以下馬は【1.0.2.61】でこのうち、
a 前走55キロ以下馬【0.0.0.11】
b 前走10番人気以下馬【0.0.0.21】
c 前走GⅢ以下馬【0.0.0.19】
減点B 高齢馬
7歳以上馬は【1.0.0.27】でこのうち、
a 前走10番人気以下馬【0.0.0.13】
b 前走6着以下馬【0.0.0.13】
減点C 下級戦組
前2走ともGⅢ以下戦出走馬は【2.2.2.72】でこのうち、
a 前2走ともに芝戦3番人気以下馬は【0.0.0.31】
b 前走芝戦敗退の3歳馬【0.0.0.6】
減点D 斤量増組
斤量増馬は【1.4.3.71】でこのうち、
a 前走6番人気以下馬は【0.0.0.27】
b 近2走とも敗退の牝馬は【0.0.0.7】
減点E 非重賞戦組
前2走ともGⅢ以下戦出走馬は前記の通り【2.2.2.72】ですがこのうち、前走非重賞戦出走馬は【0.0.1.16】
減点F 斤量減組
今回斤量減組は【9.9.9.110】で大半がGⅠからの臨戦ながら主力を形成する一大勢力です。このうち、前2走とも57.5キロ以上を背負った馬は【6.5.2.39】でこのうち、前2走ともに4番人気以下敗退馬は【0.0.1.22】
減点G 中長距離路線組
前2走とも2000m以上戦出走馬は【1.1.2.20】でこのうち、ともに4番人気以下馬は【0.0.1.10】
出走予定馬(登録馬)の消去法データまとめ
消去法選定作業を終えて
フルゲート18頭に対し19頭の登録です。11月で初旬と下旬で寒さがグッと違って、私としては一番季節の変わり目を感じやすい時期です。例年この時期に東京に出張る事が多いんですが、最も感じるのが『日が暮れるのが早いなぁ~』って思います。
サトノアラジンは前走スワンSを快勝!安田記念からの明け緒戦でしたが始動戦を順調にクリアしました。その安田記念の前が京王杯SCでココも1400m戦で通算【2.0.0.0】。マイルが【2.2.1.2】で悪い訳じゃないんですが、近走は短縮で結果を残している1頭です。
ミッキーアイルはスプリントGⅠを連戦してからの異例のローテです。高松宮記念からスプリンターズS直行も異例ですので、この時点で既に異端臨戦ではあります。
前走1200m戦からの2F延長はデュランダルの連覇などあって【3.1.1.16】。過去2走ともに1200mとなると【2.0.0.5】でデュランダルの連覇のみとなっております。2010年はキンシャサノキセキが3番人気13着、2000年はブラックホークが2番人気8着。どちらもスプリンターズS3着からの臨戦で人気を裏切っているのは気になります……。
1着候補2頭+3着候補3頭
過去10年1番人気馬は【3.3.2.2】で平均レベルです。イメージ程荒れてないんですネ。春のマイル戦は安田記念でGⅠ終了みたいなイメージがあって、関西人にとっては宝塚記念でグランプリなんですが、関東のファンからすれば【祭りのあと】みたいなイメージみたいですネ。
秋のマイル戦もココが大目標ではあるのですが、京都開催が一旦終了になっても年明けからまた開催が始まる訳で、早速のところ京都金杯なんかもあって、適鞍を選び易いって面では春よりは秋が勝ります。
ようするに、無理にでも使って、【陣営の期待以上に好走して大波乱】ってケースは春よりは少ない……。私としてはそのように認識しております。私としても年間収支とのバランスもあり、どこかで勝負を仕掛けないとはいけない訳なんですが、その辺りも含め時間の許す限り考えたいです。
以上、マイルチャンピオンシップのデータ消去法編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。