第51回共同通信杯2017の消去法データです。2月12日(日)、東京競馬場芝1800m(3歳 GⅢ 別定 Dコース)で行なわれます。ここでは、共同通信杯過去10年の成績と傾向から出走予定馬(登録馬)をデータ消去法で見ていきます。
消去法データ
減点A 非重賞戦組
前走非重賞戦組は【5.4.5.58】と好相性なんですがこのうち、
a 前走5番人気以下馬は【0.0.0.25】
b 中9週以上馬は【0.0.0.9】
c 新馬・未勝利戦組は【1.0.0.17】で、2015年リアルスティールが唯一の例外となっておりますが、この18頭中前走0.6秒以上勝てなかった馬は【0.0.0.16】
減点B 低人気馬
a 前走10番人気以下0.6秒以上敗退馬は【0.0.0.8】
b 前走GⅡ以下5番人気以下5着以下馬は【0.0.1.22】
減点C 条件戦組
a 前走条件戦出走馬は【1.1.3.28】でこのうち、前走敗退馬は【0.0.2.22】
出走予定馬(登録馬)の消去法データまとめ
消去法選定作業を終えて
フルゲート16頭に対し14頭の登録です。もっとも、このレースがフルゲートになることなど稀で、2年前は頭数が揃って逆にビックリした位です。それでも昨年はディーマジェスティ、一昨年はリアルスティール、3年前はイスラボニータと後のGⅠ馬を多く輩出する出世レースです。
1着候補3頭+3着候補2頭
ムーヴザワールドは登録のあった先週のきさらぎ賞を回避してコチラへ……。確実に賞金加算したい思惑でしょうか?姉タッチングスピーチはローズS勝ち以降未勝利なんですが、早くから活躍するイメージもありココでも好勝負とみております。
スワーヴリチャードはコチラも出世レースである東スポ2歳Sを2着……。前記ムーヴザワールドに先着しており底を見せておりません。兄バンドワゴンはきさらぎ賞を1番人気支持で2着する等、コチラも早くから活躍するイメージで楽しみな1頭です。
1番人気は過去10年で【3.2.1.4】と信頼性イマイチ……。ただ、完全に飛んだのは旧ラジオNIKKEI杯組で現在のホープフルS組は今年は>ビルズトレジャーのみ……。とても人気しそうには感じず、逆に平穏な決着になるのかなぁ~なんて考えています。
構図がクイーンCと似てなくもないんですが、コチラも順番は別として、1・2・3番人気が独占した年が過去10年3回あって、3連複はともに3桁配当となっております。デタラメに荒れる事も考え難く、3連複万馬券は過去10年3回しかなくて、その3回はともに1番人気が飛ぶ決着となっております。1番人気馬の勝率が3割しかなければ単勝に妙味を見出したくもなるところですが、その辺りも含め時間許す限り考えたいです。
以上、共同通信杯のデータ消去法編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。