第12回オーシャンステークス2017の消去法データです。3月4日(土)、中山競馬場芝1200m(4歳上 GⅢ 別定 Aコース 外回り)で行なわれます。ここでは、夕刊フジ賞オーシャンステークス過去10年の成績と傾向から出走予定馬(登録馬)をデータ消去法で見ていきます。
消去法データ
減点A 高齢馬
7歳以上馬は【2.3.4.47】で過去10年中7回馬券になる好相性ですがこのうち、
a 前2走とも10番人気以下10着以下馬は【0.0.0.8】
b 前2走ともGⅡ以下4着以下馬は【0.0.0.28】
減点B 牝馬
牝馬は【1.3.0.30】で勝ち鞍は2012年ワンカラットのみと苦戦傾向です。
a このうち、前走10番人気以下馬は【0.0.0.10】
減点C 非重賞戦組
前2走とも非重賞戦出走馬は【6.0.5.32】でコチラも過去10年7回馬券になる一大勢力ですがこのうち、
a 前走芝戦3番人気以下3着以下馬は【0.0.3.11】
b 前走1200m以下戦4着以下馬は【0.0.2.9】
c 前走芝戦敗退の斤量軽減ない馬は【0.0.4.11】
出走予定馬(登録馬)の消去法データまとめ
消去法選定作業を終えて
フルゲート16頭に対し18頭の登録です。目下7年連続で高松宮記念馬券圏内馬を輩出する強力ステップ戦なんですが、近年は波乱を演出するケースが多いのが特徴です。ココの勝ち馬からとなると2010年キンシャサノキセキが最後で、ココがメイチの馬と次が本番の馬の見極めは重要になります。
1着候補5頭+3着候補4頭
メラグラーナは前走同距離同コースのラピスラズリSを快勝でOP初制覇!前走1着馬は勝ち馬の半数をシェアする【5.1.0.20】で、今年は該当馬が2頭しか居なくて侮れない1頭です。
中山は【2.0.0.0】で、1200mも【3.1.0.1】となれば人気は必至で、次は別としても、いかにもココ狙いを感じる1頭であります。
ナックビーナスは京都牝馬S7着からの臨戦……。大型の牝馬で意外ですが中山は【1.1.1.0】で1200mは【3.1.0.2】。コチラも同距離同コースからの臨戦で侮れない1頭です。牝馬は前記の通り【1.3.0.30】でシルクロードS組3頭が2着……。2012年ワンカラットが淀短距離Sから1着しておりますがどこまで?
1番人気は過去10年で【1.2.1.6】と非常に相性の悪い一戦です。勝ったのは2007年アイルラヴァゲインのみ……。阪神C組が人気に推されることが多く【1.2.1.5】と不相性……。1番人気は一昨年ハクサンムーン2着と2011年レッドスパーダ3着となっております。
古馬短距離戦は好相性のレースが多いんですが、そんな中でもこのオーシャンSは不相性を代表するかのような私の成績です……。前記の通り、次を見据えたレースなのか、ココがメイチの一戦なのか?前哨戦としての位置づけでなくある種独立した重賞と捕らえるべきなんでしょうが、それでも高松宮記念との関連性も深くて……、その辺りも含め時間許す限り考えたいです。
以上、夕刊フジ賞オーシャンステークスのデータ消去法編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。