第62回京王杯スプリングカップ2017の消去法データです。5月13日(土)、東京競馬場芝1400m(4歳上 GⅡ 別定 Bコース)で行なわれます。ここでは、京王杯スプリングカップ過去10年の成績と傾向から出走予定馬(登録馬)をデータ消去法で見ていきます。
消去法データ
減点A 下級戦組
前走GⅢ以下戦からの臨戦は【5.6.4.86】でこのうち、
a 前走1400m以下6番人気以下6着以下馬は【0.0.0.20】
b 前走55キロ以下で出走馬は【0.0.0.26】
c 前走1400m以下からの中9週以上馬は【0.0.0.12】
d 前走非重賞戦10着以下馬は【0.0.0.12】
減点B 臨戦過程
a 近2走『非重賞戦⇒重賞』のローテで前走6着以下馬は【0.0.0.19】
b 近2走『重賞戦⇒非重賞』のローテ馬は【0.1.1.15】と未勝利……。
c 上記【Bb】の17頭中、ともに56キロ以下馬は【0.0.0.5】
減点C 短距離路線組
a 近2走とも1200m以下戦からの臨戦は【2.0.2.31】でこのうち、今回57キロ以上馬は【0.0.2.17】
出走予定馬(登録馬)の消去法データまとめ
消去法選定作業を終えて
フルゲート18頭に対し15頭の登録です。トライアル戦が全て終わって古馬戦が活発になる基点のレースですが、波乱傾向の強いレースとして定着しつつあります。安田記念の前哨戦的位置づけですが、この路線馬は【1.3.1.33】と芳しくなく、それ以外のレースとなると特に次に繋がる訳ではないのが最大の要因です。私としては独立した重賞と捕らえております。
1着候補3頭+2着候補1頭+3着候補1頭
サトノアラジンは昨年の覇者で連覇を狙います。1400mの重賞で2勝を挙げて適正を示しつつありますが、春秋マイルGⅠ4着歴もあったりでセンスの高さは伺える戦歴です。気になるのはココが明け6歳の緒戦……。
トーキングドラムはあまり相性の良くない距離延長組……。阪急杯勝ち馬で1400mに関しては【2.4.0.4】と問題なさそうですがもう7歳……。今年5戦目の魅了は少々心配ですが、交互のリズムで勝ち鞍を増やして来てて今回は順番なのは良さそうなリズムです。
1番人気は【1.0.1.8】と波乱のイメージにピッタリ(!?)なデータです。スズカフェニックスは高松宮記念1番人気3着からココも3着し、ダイワマッジョーレはダービー卿CTをやはり1番人気2着からココを1着……。今年はまずサトノアラジンで間違いなさそうですが、帰国緒戦・明け6歳緒戦でえあり私としてはかなり不安を感じております……。かと言って、他に居るのかと言われると答えに困るのが現状なんですが、その辺りも含め時間許す限り考えたいです。
以上、京王杯スプリングカップのデータ消去法編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。