第131回目黒記念2017の消去法データです。5月28日(日)、東京競馬場芝2500m(4歳上 GⅡ ハンデ Cコース)で行なわれます。ここでは、目黒記念過去10年の成績と傾向から出走予定馬(登録馬)をデータ消去法で見ていきます。
消去法データ
減点A 休養馬
中9週以上馬は【0.1.4.25】と未勝利でこのうち、
a 前走GⅡ以下4着以下の7歳以上馬は【0.0.0.8】
b 半年以上の休養馬は【0.0.0.9】
減点B 非重賞戦組
前走非重賞戦組は【5.5.4.73】でこのうち、
a 前走54キロ以下で6着以下馬は【0.0.0.22】
b 近2走とも3着以下の6歳以上馬は【0.0.0.34】
c 前走条件戦使用の今回バウンド延長馬は【0.0.0.7】
d 前走ダート戦使用馬は【0.0.0.3】
減点C 高齢馬
6歳以上馬は【5.0.3.86】と健闘の部類ですがこのうち、
a 前走10番人気以下10着以下1秒以上敗退馬は【0.0.0.16】
b 前走GⅡ以下10番人気以下で今回53キロ以上馬は【0.0.0.22】
c 近2走とも2000m以下戦使用の今回54キロ以下馬は【0.0.0.6】
減点D 長距離路線組
前走2400m以上戦使用馬は【8.5.9.92】でこのうち、
a 前走GⅢ以下0.3秒以上敗退馬は【0.0.4.31】
b 前走条件戦敗退、勝っても0.1秒以内馬は【0.0.1.7】
出走予定馬(登録馬)の消去法データまとめ
消去法選定作業を終えて
フルゲート18頭に対し21頭の登録です。再び日本ダービーデーの最終レースに組まれて6年目で賛否あるようですが、私がもし現地観戦するんだったら現行の方が楽しいと思います。
生涯で唯一日本ダービーを観戦したのが2012年でしたが、ダービーが終わって内馬場に移動したんですが、まぁ~現地も凄い盛り上がりで、その後障害コースを開放したりで色んな事にビックリした1日でした。この日と有馬記念デーくらいはオール重賞でも良いんじゃないかって個人的には思ったりしてます。
1着候補2頭+3着候補4頭
ヴォルシェーブは前走メトロポリタンSを快勝。アルゼンチン共和国杯3着の実績もあり、今回は1番人気に推されそうな勢いです。3歳時に神戸新聞杯5着⇒菊花賞11着がありますが、さすがに3000mは長く感じ、距離としては理想的かと思います。東京は【3.1.1.0】で勝負気配も十分です。
モンドインテロは大阪杯からのダウン戦……。昨年5着からの再挑戦ですが、長距離重賞実績は今更語るまでもなく豊富で侮れない1頭です。前走は2000mでチョット忙し過ぎましたが、使う番組もなくてココへの布石……。この次も適鞍は先になりますし勝負度合は高そうな1当です。
1番人気は【2.4.1.3】と勝率低めですがほぼ平均並み……。完全に飛んだ3頭中2頭は前走OP組で、2013年アドマイヤラクティは天皇賞4番人気4着からでしたが、使い詰めの疲労が懸念され、斤量減にも関わらず3.8倍と票が伸びず10着……。今年はヴォルシェーブ1本被りになりそうですが、OP組なので全幅の信頼まではチョットなぁ~ってイメージです。
ハンデ戦らしく高配当がズラリとならぶ過去10年ですが、非重賞戦組の上位独占が3回もあり、共通する傾向を掴み難くなっております。それと、これは馬場傾向ってのは流行もあるんでしょうが、前が全然残らなくなってきましたネ……。その辺りも含め時間許す限り考えたいです。
以上、目黒記念のデータ消去法編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。