2017年6月11日(日)アメリカのベルモントパーク競馬場で行われる、ベルモントステークス2017の競馬予想です。過去4走の馬柱から出走各馬の成績を数値化し、好不調の波・レースレベル・適距離やレーティングなど多岐に渡るファクターから補正を行い【ふくたん指数】化してみました。
第149回ベルモントステークスは、ダート2400m、GⅠ 3歳 定量で行われます。発走は7:37(日本時間)で出走頭数は12頭となっております、今年のベルモントステークスです。
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【ふくたん指数】入り枠順表
ゲート番 | 馬番 | ふくたん指数 | 競走馬名 |
---|---|---|---|
1 | 1 | 102 | ツイステッドトム |
2 | 2 | 108 | タップリット |
3 | 3 | 106 | ゴームリー |
4 | 4 | 105 | ジェイボーイズエコー |
5 | 5 | 101 | ハリウッドハンサム |
6 | 6 | 116 | ルッキンアットリー |
7 | 7 | 111 | アイリッシュウォークライ |
8 | 8 | 112 | シニアインベストメント |
9 | 9 | 114 | ミーンタイム |
10 | 10 | 107 | マルチプライヤー |
11 | 11 | 109 | エピカリス |
12 | 12 | 104 | パッチ |
2017年6月10日(土)23:06追記
エピカリスは出走取消になりました。
JRA馬券発売について
2016年10月の凱旋門賞発売からこのベルモントステークスが第12弾目となる海外競馬の馬券発売……。だいぶ定着しつつあるようですが、それでもまだまだ一般のお客さんへの浸透には時間がかかりそうです。そんな訳でココでは、簡単に購入に際する仕組みや注意点について触れたいと思います。
1. 発売方式
JRA独立プール(日本国内のみで発売)
備考: 独立プール方式での発売のため、日本国内独自のオッズとなります。
2. 発売対象
即PAT、A-PAT
備考1: 原則として、平日の発売は即PAT会員のみとなります。
備考2: JRAダイレクトでは発売は行いません。
3. 発売方法
インターネット投票(PC、スマホ、携帯)に限定
備考: 携帯版アプリでは発売を行いません。
4. 発売式別
単勝、複勝、馬連、ワイド、馬単、3連複、3連単
備考: 枠連、WIN5の発売はありません。
まだPATに加入してないにも関わらず、このサイトにたどり着いた方は恐らく相当な競馬好きな方だと思われます。今回のレースには間に合わないかも知れませんが清く諦め、次レース以降購入出来るように早めの登録をお勧めします。
現状、【A-PAT】会員にはほとんどメリットがありませんので、新たに加入される方は【即PAT】をお勧めします。【即PAT】なら登録後すぐに利用可能です。指定さてている銀行口座を持っていることが条件となりますので、詳しくはJRAのホームページをご覧下さい。
いつ買えるの?
発売時間: 6月10日(土曜) 19:30~発走予定時刻4分前まで
今回の発走は6月11日(日曜)7:37(日本時間)ですが、海外の競馬は日本のレースとは異なり、色んなアクシデントもあるし、発走時間が変更になる事など日常茶飯事です。このレースに限った事ではありませんが、なるべく早めに購入するようにしましょう。
馬券購入時の注意点は?
日本では当たり前に定着している点の一つとして、馬番と発走するゲート番号の違いが挙げられます。日本の競馬ではゼッケン1番の馬は1番枠ゲートからスタートするシステムですが、海外のレースの多くは、基本的に馬番とゲート番号が異なります。
出走馬が決まった段階で各馬に番号が振り分けられて、ゲートに関しては再抽選をしている事が主な要因なんですが、現地で馬券を購入する場合、ゲート番号ではなく馬のゼッケン番号で購入するシステムとなっております。JRAからの発売に関してましても従来のJRA戦とは異なり、馬番号での投票となります。間違えないように要注意です。
当日のレースを観戦するには?
私はあまり家に居ないのが最たる理由なんですがグリーンチャンネル未加入です。今はグリーンチャンネルWEBとかって安価で加入できるプランもあるそうですが、今回みたいにノースクランブル(無料放送)してくれると大変助かります。詳しくはグリーンチャンネルのホームページをご覧下さい。
前哨戦のリプレイ動画と管理人の感想
ケンタッキーダービー
アメリカの3歳牡馬クラシック三冠の第1冠として定着しているレースです。日本で言うところの皐月賞って感じでしょうか?前日までの降雨で馬場が悪化し波乱要素満載でしたが、1番人気オールウェイズドリーミング2馬身3/4差圧勝!2着は1番枠からルッキンアットリー。
3着にバトルオブミッドウェーが粘りココまでが前残り。後方勢から評価するなら差して届かなかった6着のタップリット。2番人気に支持されたアイリッシュウォークライは見せ場なく10着でした。
プリークネスステークス
アメリカの3歳牡馬クラシック三冠の第2冠目のレースです。日本で言うところのダービーでしょうかネ?ケンタッキーダービー(GⅠ)から中1週で、二冠を狙ったオールウェイズドリーミングは見せ場なく8着……。
勝ったクラウドコンピューティングは好位で競馬を進め最後に差し切りの王道競馬!レース後の体力の消耗が激しく中2週嫌ってベルモントSは残念な回避となりました。このレースも前残り気味の決着で、後方勢から評価するなら差して届かず4着だったルッキンアットリー。
ピーターパンステークス
三冠競走のケンタッキーダービーとプリークネスSの谷間に開催されるピーターパンS(GⅢ)は、日本なら神戸新聞杯ってところでしょうか?日本産馬からもカジノドライヴが1番人気で制したこともあり馴染みがある方も多いかと思います。
勝ったタイムラインと2着ミーンタイムの【行った行った】の決着でしたが、この2頭が完全に抜けてました。そのミーンタイムは未勝利勝ち直後でもあり横の比較が難しいんですが、一応警戒が必要な1頭でしょう。勝ち馬タイムラインは、距離不安からベルモントSは残念な回避……。
UAEダービー
1番人気サンダースノーは、逃げ馬をピッタリマーク……。直線では一杯になったかの手応えに見えましたが、そこからシブトク延びての輝冠となりました。ケンタッキーダービーはスタート直後中止となりココは残念な回避となりました……。
逃げたエピカリスは2番人気支持……。結果的にこの2頭が抜けててワンツー決着となりましたが、ゴール寸前で大魚を逃したエピカリスは一旦帰国してからの渡米で再びルメール騎手とのコンビで載冠を目指します。
前走が3月、4月のレースだった馬は過去10年で3着以内に入ったことがなく、割引が必要だろう……
前走が4月以前だった馬は過去10年【0.0.0.9】となっております。これは指数にも反映したんですが大きな減点……。先行脚質は加点ながら、別路線組となると1着から挑んで欲しかったのも正直なところで、馬券対象としては取捨のボーダー辺りの評価となっております。
2017年6月10日(土)23:06追記
エピカリスは出走取消になりました。
血統から推せる馬は?
過去10年間の血統傾向を見てみると、エーピーインディ系、ミスタープロスペクター系、デピュティミニスター系の3つが強い。「父」と「母の父」がこれらにいずれも当てはまるのはシニアインベストメント……
上位人気が予想されるルッキンアットリーの父ルッキンアットラッキーはプリークネスSの勝ち馬で、産駒は9~10ハロンがベスト。母の父ラングフールはアポロケンタッキーの父として知られ、スタミナも豊富。配合的には12ハロンも問題ないそうです。
日本から挑戦するエピカリスの父ゴールドアリュールは、日本ダート界ではキングカメハメハと並んで双璧。代表産駒のエスポワールシチー、スマートファルコン、コパノリッキーと名馬比べてもこの時期の成績では遜色なく逆に上回っている可能性もあります。
母系はまず母父カーネギーは凱旋門賞馬。2代母の父マルゼンスキーは菊花賞馬2頭輩出で、母父としては天皇賞春を4勝……。ダート12Fは距離面からの不安はなさそうです。
他では、ゴームリー、タップリット、アイリッシュウォークライの3頭。どれも距離延長に対してプラスとなりそうな血統構成だそうです。
2017年6月10日(土)23:06追記
エピカリスは出走取消になりました。
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海外のレースは馬柱が日本と大きく異なって、道中の通過順なんかが掲載されてないのが常なんですが、今回のアメリカ競馬は比較的日本に近いモノがあります。まぁ~むしろ日本がアメリカを参考にした訳なんですが……。
日本の競走馬は一般的にはスタートが良くて、かつてはディープインパクトも【ロケットスタート】って言われた程です。主張すればエピカリスはスンナリでしょう。他はレースレベルが分からないので馬柱だけでは判断できませんが、映像があるレースだけ見てみるとピーターパンSを逃げて2着したミーンタイム辺り……。
本命は指数1位で116のルッキンアットリーにしました。前記JRAのデータ分析でもありましたが、アメリカの牡馬クラシック2冠皆勤組は【1.2.3.12】。1着例は1件ですが3着内率33.3%はマズマズです。
米G1ベルモントステークスに出走予定のクラシックエンパイアが、右前脚の蹄の不安によりレース出走を取り止めたことが分かった。
私はこの路線からはクラシックエンパイアを上にとってたんですが、今回は残念な回避となり、本命馬がメンバー中唯一の出走となりました。特に評価したいのがケンタッキーダービーで4角2番手からの直線……。
〇は指数114で2位のミーンタイム。この馬はレーティング下位なんですが、【ふくたん指数】では先行力と臨戦過程の占めるウエイトは大きくこの評価に至りました。その臨戦ですが、前述の通りクラシック皆勤組は【1.2.3.12】に対し、不出走組は【5.3.2.30】。3着内率で劣るもののハイアベレージとなっております。下級戦でレースレベルと相手関係は疑問ですが、この辺りのオッズなら【未知の魅力】っと考えたいゾーンです。
▲は指数112で3位のシニアインベストメント。人気薄いのプリークネスSを3着して一躍台頭してきた1頭です。前残りを後ろから差して届かず距離延長となる今回ですが、日本の競馬なら買いがセオリーです。アメリカ競馬でこれが通るかどうか……。
△に指数111で4位のアイリッシュウォークライ。ケンタッキーダービー直行組からは唯一の抜擢になります。その前走は2番人気も10着と案外でしたが、まぁ~位置はしっかり取れてるのと、血統面からは延長が良いそうでこの評価です。前記クラシック皆勤組との比較ですが、どちらかにのみ出走した馬は過去10年1着4頭・2着5頭・3着5頭と良績が集います。
☆に指数111で5位のエピカリス。血統よし、鞍上よし、先行力アリで文句なしなんですが臨戦が大きな減点になりました。前記の通り前走4月以前の馬は【0.0.0.9】で、5番手評価ながら私にとっても購入のボーダーとなります。配当的にも日本国内のみで発売される【JRA独立プール方式】の為、日本馬にとっては妙味薄となることが多いことからも、積極的には買い難いかなぁ~っと思っております。
2017年6月10日(土)23:06追記
エピカリスは出走取消になりました。
印はこのようになりました
◎ 6 ルッキンアットリー
〇 9 ミーンタイム
▲ 8 シニアインベストメント
△ 7 アイリッシュウォークライ
☆ 11 エピカリス
買い目は以下の通り
買い目については後程追記します。
2017年6月10日(土)23:06追記
エピカリスの取消で一気に妙味がなくなりました(笑)せっかく予想したのでBOXで買います……。
以上、ベルモントステークスの予想を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。