第53回函館記念2017の消去法データです。7月16日(日)、函館競馬場芝2000m(3歳上 GⅢ ハンデ Bコース)で行なわれます。ここでは、函館記念過去10年の成績と傾向から出走予定馬(登録馬)をデータ消去法で見ていきます。
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消去法データ
減点A 大敗馬
a 前走10番人気以下1秒以上敗退馬は【0.0.0.32】
減点B 高ハンデ馬
a 前走4着以下のハンデ57.5キロ以上馬は【0.0.0.9】
減点C 高齢馬
a 前走1秒以上敗退の6歳以上54キロ以下馬は【0.0.0.18】
b 今回斤量軽減ない6歳以上57キロ以上馬は【0.0.2.13】
減点D 斤量減馬
a 斤量2キロ以上軽減馬は【1.3.2.44】と案外で、ハンデ戦ながら実績ある高ハンデ馬の方が信頼の置ける一戦となっております。このうち、近2走とも6番人気以下で今回54キロ以上馬は【0.0.0.12】
減点E 条件戦組
a 前走条件戦出走馬は【0.0.1.8】
減点F 非重賞戦組
a 前走非重賞戦からの斤量軽減ない馬は【1.2.1.24】と案外でこのうち、前走4番人気以下馬は【0.0.0.10】
減点G 休養馬
a 中9週以上馬は【1.2.2.27】と苦戦傾向でこのうち、前走2400n以上戦4番人気以下4着以下馬は【0.0.0.12】
減点H 近走不振馬
近2走ともGⅢ以下戦出走馬は【3.7.4.67】と率はイマイチながら良績が多い一大勢力です。このうち、
a 近2走とも6着以下馬は【0.3.2.26】と未勝利……。
b 上記【Ha】31頭中、前走10着以下馬は【0.0.1.12】
減点I 近走未勝利馬
直近5連敗中の馬は【2.7.3.59】でこのうち、
a 前走非重賞戦出走馬は【0.5.0.31】
b 上記【Ia】36頭中、今回ハンデ56キロ以上馬は【0.0.0.5】
出走予定馬(登録馬)の消去法データまとめ
消去法選定作業を終えて
フルゲート16頭に対し18頭の登録です。3連複は6年連続万馬券中の波乱ハンデ重賞で、もう2着はまだしも3着なんて何が来ても驚けない程の荒れ方になっております。1着に関しては重賞組が6頭を占め優勢で、OP組が制した4回は全てワンツー決着、内3回は上位独占と偏った傾向には注意が必要です。
1着候補3頭+2着候補3頭+3着候補3頭
サトノアレスは皐月賞以来となった巴賞を1番人気勝ち。54キロは恵量でしたが今回も据え置きで1番人気に推されそうな勢いです。現4歳世代は強いと言われて次の世代ってことになりますがココは混戦模様で……、しかも久々をクビ差制した激戦後となると少々危険な感じはする1頭です。前述の通り傾向に偏りがあるので、仮に巴賞組が上位独占とか非重賞戦組とかってなると外し難い感じはしてますが……。
サクラアンプルールは大阪杯13着からの臨戦……。中山記念2着で注目度がUPした1頭ですが、前走でフロック視されない辺りは着実に力をつけてきた証だと思います。使いつつのタイプだけに今回の依存度は低くなりそうですが……。
1番人気は【0.2.0.8】とデタラメに近い不振……。2010年ジャミールと2008年フィールドベアーはともにトップハンデではない56・57キロ馬で、今回はサトノアレスが濃厚となっておりますが指標で言えば厳しいデータです。
前述の通り傾向に偏りがあって、過去10年8回の3連複万馬券ですが、比較的堅い決着だった2回は巴賞組の上位独占が2008年、重賞組が独占したのが2010年となっていて、グループで買うってのも一考かなぁ~っとは考えています。ただ、そうなると点数が嵩んでくる可能性も高くなってきますが、その辺りも含め時間許す限り考えたいです。
以上、函館記念のデータ消去法編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。