第49回函館2歳ステークス2017の消去法データです。7月23日(日)、函館競馬場芝1200m(2歳 GⅢ 馬齢 Bコース)で行なわれます。ここでは、函館2歳ステークス過去10年の成績と傾向から出走予定馬(登録馬)をデータ消去法で見ていきます。
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消去法データ
減点A ダート路線馬
a 前走ダート戦使用馬は【0.0.0.30】
減点B 未勝利戦組
a 前走未勝利戦使用馬は【0.4.0.26】と未勝利
b 上記【Ba】の30頭中、前走0.2秒内勝ち馬は【0.0.0.17】
減点C 1000m路線組
a 前走1000m戦使用馬は【1.0.1.27】でこのうち、前走0.1秒内勝ち馬は【0.0.0.8】
減点D 新馬戦組
前走新馬戦使用馬は【9.3.9.65】とさすがの良績ですがこのうち、
a 前走0.2秒内勝ちの中1週内馬は【0.0.0.9】
b 前走函館(2009年は札幌)以外出走馬は【0.0.4.14】
減点E 小型馬
a 前走430キロ未満馬は【1.0.1.13】でこのうち、前走敗退・勝っても0.5秒内馬は【0.0.0.9】
出走予定馬(登録馬)の消去法データまとめ
消去法選定作業を終えて
フルゲート16頭に対し17頭の登録です。今年最初の2歳重賞となります。以前は”ここを勝つと出世しない”なんてジンクスっぽくも言われてましたが、昨年2着のモンドキャンノは京王杯2歳S勝ち⇒朝日杯FS2着、一昨年勝ちブランボヌールは阪神JF3着他、ロゴタイプやアイムユアーズなど暮れの2歳GⅠ活躍馬も増えて注目度が更にUPした印象です。
1着候補4頭+2着候補1頭+3着候補1頭
ナンヨープランタンは新馬戦をアタマ差勝ち……。8頭立ての4番人気でしたが、無理せず後方から上り最速で差しきりました。ルーラーシップの初年度産駒は地味な印象でしたが2年目も大挙スタンバイで楽しみな1頭です。
アリアは新馬戦をクビ差勝ち……。コチラは13頭立ての4番人気でしたが好位から抜け出し接戦を制しました。ダイワメジャー産駒の洋芝は過去5年【27.32.31.205】で勝率9.2・連対率20.0・3着内率30.5%・単回収値78・複回収値81なんですが、このうち2歳戦となると【13.13.12.38】。勝率17.1・連対率34.2・3着内率50.0・単回収値82・複回収値82と全ての項目でアベレージUPします。
1番人気は【3.3.0.4】と信頼性はイマイチ……。2014年マイネルエスパスは0.6秒、2011年コスモメガトロンも0.6秒、2007年エイブルベガは0.7秒と前走新馬戦を大差勝ちした馬が案外で4着以下に沈んでおります……。
今年は拮抗しておりますが、ナンヨープランタンなら僅差勝ちからの臨戦で、カシアスなら未勝利戦からの臨戦となります……。
目下3年連続で2桁人気馬が台頭しており波乱傾向が強い2歳戦ですが、偶然にも全馬3枠なんですョネ……。穴馬に関しては定説通り内枠が強めですが、逆に人気馬は6枠より外が多くて全体で【8.4.4.62】、このうち1・2番人気支持となると【6.1.2.2】と抜群の安定感なんですが、その辺りも含め時間許す限り考えたいです。
以上、函館2歳ステークスのデータ消去法編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。