第20回アイビスサマーダッシュ2020の枠順が確定しました。ライオンボスが7枠13番、ラブカンプーが1枠2番、ジョーカナチャンが5枠9番などとなっています。ここでは、アイビスサマーダッシュ2020の全頭解説を紹介します。
アイビスSDの穴馬はコレだ！
アイビスSD過去10年、単オッズ15倍以上馬は6回6頭が馬券に絡んでます。この内、共通点を満たした馬は【1.1.4.24】で複勝率20％、単回収値129、複回収値139と優秀な成績です。
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着候補 消去項目入り枠順表
不出走馬
アイビスSD2020全頭解説
今回の評価ですが、個人的意見として、Ａ～Ｄの4段階で評価してます。
っと言うことで進めたいと思います。
減点Ca 前走10番人気以下馬【0.0.3.47】
CBC賞6着
最後方待機からの上がり最速でしたが、直線は外が案外伸びませんでした。どちらかと言えば向かない方だったとは思いますが、この時が距離短縮で、今回更に短縮されて良くなるかっと言われると微妙ですネ。しかも今回は1キロ増ですし、今回は厳しいと思います。
3着候補なんで一応購入の可能性を残しますが、1枠は過去10年【0.0.0.17】で、過去20年でも【0.0.1.29】なので、限りなく切る方向で考えてます。
減点Ca 前走10番人気以下馬【0.0.3.47】
CBC賞1着
ハイペースを13番人気で逃げ切って240万馬券に大貢献しましたが、コーナー内を回した馬が上位独占で、直線も3頭とも内目でしたから、ちょっと向いたレースでした。
2走前が韋駄天S7着で、これは前目の外で絶好位でしたが、2枠4番発走だったので序盤の無理が響きました。この馬は2018年に3歳で2着した頃がキャリアハイで、そこから4戦連続最下位などを経験して、やっと復活の手応えが観られたレースでした。
ここからの直行なら評価したい1頭ですが、何せ今年7戦消化と使い詰めで、CBC賞はハンデも舐められた51キロ、ブリンカー2戦目で、時計のかかる馬場だった事っと、もう何から何まで全部向いた直後になります。
上位人気馬で一番危ないのは間違いありませんが、1枠2番に入ったんで人気も落ちるかも知れませんネ。一応購入の可能性を残しますが、この馬も切るかも知れません。
減点Aa 前走6着以下の6歳以上馬は【0.0.0.61】
パラダイスS7着
出負け気味になって、この時も後方からになったんですが、4角手前では1着馬と2着馬の間で競馬してたので、この連対馬とはちょっと差がありました。
直線も外に出すのに手間取りましたし、常にワンテンポ遅れてたので、今回の距離短縮は微妙ですネ。元々は1200ｍで使われてて、距離が伸びても位置取りが変わりませんから、この馬にとってはクラスの壁が高いんじゃ～ないかと思います。
減点Bd 前走国内の1000ｍ戦0.4秒以上敗退馬【0.0.0.12】
韋駄天S9着
位置取りはギリギリでしたが、前残りに加え、上がりで0.9秒つけられたら完敗でした。去年の2着馬ですが、それ以降は掲示板もなくて、牝馬ゆえ時間がかかりそうですネ。今回は見送ります。
減点なし満点クリア
韋駄天S5着
後方からの競馬になって、前残りで全然向きませんでしたが、勝負所で馬群が固まって内に出すのを手間取ったのが痛かったですネ。それでもこのメンバー相手に上がり最速の0.3秒差なので、スムーズなら楽しみな1頭です。
この前走は4枠8番スタートでしたが、直線競馬は1勝クラスを1着した経験があります。この時も4枠8番スタートで、最内に入れての上がり最速でしたから、この馬の場合、逆に内枠の方がいい可能性があります。
鬼門とされる1枠とかなら人気も落ちるだろうし、更に良かったんですが、少なくとも前走よりはスムーズに内に出せると思います。
減点Aa 前走6着以下の6歳以上馬は【0.0.0.61】
CBC賞13着
後方待機で出番がありませんでしたが、このレースはコーナー直線ともに内の馬が上位独占だったので、これはちょっと負け過ぎですネ。2年前の3着馬ですが、今回は3キロ増の9歳馬ですし、今回は軽視します。
減点Aa 前走6着以下の6歳以上馬は【0.0.0.61】
春雷S13着
先行勢が総崩れの上がり勝負で完全に向きませんでした。この馬は2017年に3着してて、千直は【2.1.1.4】と実績もあるんですが、全部6枠より外だったんで枠が残念でしたネ。侮れない1頭だと思います。
減点なし満点クリア
韋駄天S3着
上位組では一番速い上がりを使ったんですが、前が止まりませんでした。それでも最後は2列目から抜け出してますし、ハンデと枠の差を考えれば2着馬とは差のない競馬でした。
この馬は2018年の勝ち馬で、直線競馬は【3.0.1.1】と実績豊富ですが、年齢による衰えもあって、もう連続では好走しないようになってしまいました。今回は、前走6番人気3着からの人気アップで買い難いんですが、この馬は暑い時期の成績が抜群に良い典型的な夏馬なので、一応警戒は必要かと思います。
減点なし満点クリア
韋駄天S2着
スタートも良かったですし、自身より外に速い馬が居なかったのも向いた一つですネ。常に主導権を握って、最後は差されましたが、満点の競馬だったと思います。直線競馬は【2.1.0.1】と実績があるんですが、今回は1キロ増ですし、勝ち馬との斤量差も縮まります。その辺りは大きな差っと言うか壁も感じますが、牝馬は好相性なレースですし、外せない1頭だと思います。
減点Bb 半年以上の休養馬【0.0.0.8】
淀短距離S10着
アーリントンC勝ちもある実績馬ですが、3歳で挑戦したスプリンターズS11着から凡走が続いてます。牝馬がこうなると時間がかかりますからネ。今回は見送りです。
減点Bc 前走条件戦10番人気以下馬【0.0.0.6】
テレビユー福島賞1着
初芝を12番人気で逃げ切って5馬身圧勝！50万馬券に大貢献したんですが、今回はアップ戦を大幅人気アップが気に入らない一つですネ。ダート時代は道悪が良績で、芝は逆に速い展開が向く可能性もあるんですが、6歳馬ですし、人気とのバランスが悪過ぎるように感じます。
減点なし満点クリア
TVｈ杯1着
ハイペースを番手で併走したのが2着馬なんですが、ビリーバーは中団からの競馬で、4角大外を回して1列目まで上がってきました。このレースはコーナーで外を回った3頭が上位独占だったので、ちょっと恵まれた可能性もあるんですが、4角での距離ロスは相当大きかったので、イーブンの扱いで取りました。
6～8月期は【2.3.0.1】の好相性で、新潟も【1.1.0.0】ですが、直線競馬は初っと言うことで多くは望めませんが、前走で条件戦を卒業した勢いも上位なので押さえる方向です。
減点なし満点クリア
韋駄天S1着
スタートも良くて前目で外から2頭目ですから絶好位キープでした。ハンデも見込まれましたが57.5キロも関係なく、最後はアタマ差でしたが、かなり余裕がありました。
この馬は去年の1着馬で今年は連覇を狙う立場ですが、新潟の直線競馬は【4.1.0.0】とパーフェクト連対です。今年は1キロ重くなりますが、前走との比較なら斤量減ですし、この馬は外せない1頭になります。
減点Ba 前走ダート戦使用馬【0.0.0.12】
さきたま杯8着
スタートで躓いて落馬寸前からよく立て直しましたが、前残りで見せ場もありませんでした。これは完全に度外視できますが、芝は2年ぶりの久々で、多くは望めない印象です。葵Sで重賞勝ちもあるので格ならこの馬は上位なので、スタートが決まれば一発候補です。
減点Ba 前走ダート戦使用馬【0.0.0.12】
大和S16着
3連勝でOP勝ちしましたが、JBCレディスクラシック中止で別馬になった可能性が否めません。今回は初芝ですし、とにかく無事に回ってきて欲しいです。
減点Bd 前走国内の1000ｍ戦0.4秒以上敗退馬【0.0.0.12】
韋駄天S6着
位置が取れて理想の展開でしたが、大外8枠16番発走だったことを考えると割引です。今回は1キロ増ですし、ココでは厳しそうですが、またまた8枠16番で運は持ってそうですネ。
減点Aa 前走6着以下の6歳以上馬は【0.0.0.61】
北九州短距離S16着
ハイペースの差し競馬を中団でしたが、ペースについていけれませんでした。大敗続きですし、6歳牝馬の休養明けなので、この馬も短縮で良くなるイメージが湧きませんネ。
減点Aa 前走6着以下の6歳以上馬は【0.0.0.61】
函館スプリントS16着
この馬の懸念は位置取りの悪さですが、前走に関しては中団でいい競馬だったと思います。前残りで内目の馬にしか出番がない展開は向きませんでしたが、それにしては負け過ぎで、7歳馬ですが今年はもう5戦消化、っと買い難い要素が満載です。
ただ、直線競馬は3勝2着2回の実績で、この馬もココが目標ですから、この8枠18番配置は怖いですネ。
アイビスSD2020 外厩情報
今回も多くのノーザンファーム生産馬が登録してきてますが、もはや現代競馬で欠かすことのできない外厩馬情報は競馬セブンで無料公開されてます。
近年のノーザンファーム生産馬の成績を見るまでもなく、圧倒的優位な立場を取り続ける、ノーザンファーム『天栄』と『しがらき』組ですが、聞けばトレセン以上の施設力だそうで、そうなると馬券的ファクターから無視することは出来ません。
まず競馬セブンに無料登録して、若干前後する事はありますが、概ね金曜頃に”社台軍団の本音”アクセスします。その中に”社台外厩リターン”というコンテンツがあるので、そちらで外厩馬情報を確認できます。
競馬セブンへの登録方法や使い方については、「競馬セブン」の最強コンテンツ！｜外厩を制する者が近代競馬を制す！で詳しく解説してます。
以上、アイビスサマーダッシュ2020【枠順確定】全頭解説編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。
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競馬予想の上で、競走成績は間違いなく基本となる1つ。過去の実績、持ちタイム、成績や内容は間違いなく参考にすべき情報であり、特に近走の成績は重要となる。予想する上で、これまでのレースを線として捉える分析力が重要となる。
だが、線で考える以上に、点として考えねばならぬレースがいくつか存在する。それが『千直』だ。中央競馬で直線競馬は新潟芝1000mのみでしか行われておらず、かなり特異な条件。競走馬には様々な個性がある中、『千直巧者』と呼ばれ、この条件でしか十分に力を発揮できない馬すらいる。
必然的に、出番が限られる『千直巧者』にとって、年間唯一の千直重賞アイビスＳＤは最大目標となる。
過去にも、敗戦続きからガラリと変わり身を見せる馬がいれば、抜群の適性の高さと軽量を生かした格下の台頭などあったが、『千直』にどれだけの適性があるのか、各馬を点でジャッジすることが、的中へ近づく重要なカギとなるのだ。
そして、周知の事実ではあるが、千直は枠順の有利不利が出やすいコース。枠順を考慮せずに馬券を買うなど、極めて愚策と言わざるを得ない。
しかし、新聞紙の大半は印刷の関係上、枠順確定前に予想印を打たねばならず、一般ファンが参考にする新聞の印は、至極アテにならないものなのだ。
もちろん、弊社シンクタンクは、業界最高峰の情報力と分析力で、レースと点と線でしっかりと把握し、枠順のみならず、天候、馬場傾向なども検討し、レース当日に結論を出している。
直前まで情報を入手し提供できることのメリットを、限りなく実証している代表的なレースがアイビスＳＤであり、事実、弊社は現在6年連続的中と、確かな実績を残しているのだ。
アイビスＳＤで把握しておかねばならぬ情報は、ここで挙げたものはほんの一例、サマースプリントシリーズの1戦であり、そこに絡む各陣営の思惑も、当然、無視できない。
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