第58回アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)2017の消去法データです。1月22日(日)、中山競馬場芝2200m(4歳上 GⅡ 別定 Cコース 外回り)で行なわれます。ここでは、アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)過去10年の成績と傾向から出走予定馬(登録馬)をデータ消去法で見ていきます。
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消去法データ
減点A 大敗馬
a 前走GⅡ以下10着以下馬は【0.2.0.24】でこのうち、斤量軽減ない馬は【0.0.0.18】
減点B 近走不振馬 その1
a 近4走とも3着以下馬は【1.4.1.52】でこのうち、前走GⅡ以下の2500m以上戦出走馬は【0.0.0.25】
減点C 近走不振馬 その2
a 前2走ともGⅡ以下57キロ以下で6着以下馬は【0.0.0.25】
減点D 休養馬
a 中9週以上馬は【0.3.0.22】
b 6ヵ月以上の休養馬は【0.0.0.10】
減点E 非重賞戦組
a 前走非重賞戦敗退、勝ってもタイム差なし馬は【0.1.2.29】
減点F 低人気馬
a 前2走とも2000m以下4番人気以下馬は【0.3.2.31】
減点G 高齢馬
a 前走-4キロ以上減で敗退の6歳以上馬【0.0.0.13】
出走予定馬(登録馬)の消去法データまとめ
消去法選定作業を終えて
フルゲート17頭に対し17頭の登録です。同じ中山で開催される日経新春杯は2400mハンデ戦で先週開催されましたが、コチラは別定2200m戦と中距離志向が強くなっております。非根幹距離でもあり、王道路線から外れた馬が早くから目標に定めるケースもあり特異性が高い重賞でもあります。
1着候補2頭+2着候補5頭
ミライヘノツバサは前走条件戦卒業の明け4歳馬……。皐月賞と菊花賞へ出走した経験を存分に活かした前走2馬身圧勝劇でした。
中山は【4.1.1.1】とドリームジャーニーの良いところを見事に踏襲してる1頭で、背格好なども似てて思わず懐かしくなります。2200m戦は【3.0.0.0】で全戦中山ですがすべて条件戦によるもので、そのレベルがどこまでかは終わってみないと分からないんですが、それほど人気を集めるとも思えない今回は格好のターゲットかと思います。
ナスノセイカンも前走で条件戦卒業……。ただコチラは前走1800m戦で、この路線からは007年マツリダゴッホが1着してますが【1.0.0.4】。このマツリダゴッホはココまで札幌と中山でしか連対がない重い芝巧者の代表格で、今回のナスノセイカンは左回りを中心に使われてて右芝は【1.0.0.4】。チョット同列に比較するのは難しいように感じる1頭です。
1番人気は過去10年で【2.0.0.8】とスーパーハンデ戦級の波乱傾向です。4年連続で4着以下に沈んでおり、信頼性としては全くな重賞の一つです。
それでも勝ち馬に関しては過去10年5番人気内馬から出ていて、単オッズ10倍超も一昨年のクリールカイザーのみと券種を絞れれば、少なくとも先週の日経新春杯よりは傾向が掴み易くなっております。
そんな訳で今週も例に漏れず選ぶ馬券の券種は当然重要になってくるのですが、その辺りも含め時間許す限り考えたいです。
以上、アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)のデータ消去法編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。