第61回有馬記念2016の枠順が確定しました。キタサンブラックが1枠1番、サトノダイヤモンドが6枠11番、ゴールドアクターが1枠2番などとなっています。
有馬記念は12月25日(日)、中山競馬場芝2500m(3歳上 GⅠ 定量 Aコース 内回り)で行なわれるグランプリ戦です。ここでは、有馬記念の過去16年の成績と傾向から出走予定馬(登録馬)をデータ消去法で見ていきます。(データは2000年以降)
最終予想記事は 有馬記念2016予想|相手を絞らず馬券を絞った買い方【グランプリ】でUPしております。合わせてご覧下さい。
着候補 消去項目入り枠順表
消去法データ
減点A 近走不振馬
前3走とも4着以下馬は【0.0.3.39】でこのうち、
a 前走GⅡ以下戦出走馬は【0.0.0.17】
b 前走10番人気以下10着以下馬は【0.0.0.8】
減点B 下級戦組
前走GⅡ以下又は牝馬限定戦出走馬は【1.5.2.74】でこのうち、
a 前走6着以下馬は【0.0.0.19】
b 6歳以上馬は【0.0.0.23】
減点C 中距離路線組
前2走とも2200m以下戦出走馬は【4.3.5.46】でこのうち、
a 前走2走ともGⅡ以下戦出走馬は【0.0.0.15】
b 前走牝馬限定戦出走の4歳以上牝馬は【0.0.0.6】
c 前2走とも4番人気以下馬は【0.0.1.16】
減点D 長距離路線組
前2走とも2400m以上戦からの臨戦馬は【3.1.1.51】。この路線は最近のトレンドで、過去15年のうち2010年以前となると【0.0.0.41】なんですが、逆に2011年以降は【3.1.1.10】となっており、昨年はワンツー決着です。
a 前2走とも2500m以上戦使用馬は【0.0.0.12】
b 前走6番人気以下馬は【0.0.0.22】
消去法選定作業を終えて
フルゲート16頭に対し18頭の登録です。トーセンバジルが回避してトウシンモンステラが除外となりフルゲート16頭戦となりました。
1着候補5頭+3着候補1頭
今週はグランプリ有馬記念って訳でして、初めてご覧頂いてる方とかも結構いらっしゃるかも知れませんネ。いつも観てくれてる方には当然のような話を少し増やそうかなぁ~って思ってます。
データ的に3着までの席があって良いのは上記6頭になった訳ですがこの有馬記念、私は2009年以降データ競馬で馬券を買ってますが、ことごとくデータが覆されてきました。
有馬記念は中山芝2500mというトリッキーなコースで行われます。まず距離的には2000mや1600mなどの根幹距離と異なる非根幹距離であること……。そして臨戦ですが、ココをメイチで作ってくる馬が圧倒的に少なく、今までのお釣り即ち、秋競馬で使い切った余力がどこまで残っているか?の勝負になることが主たる原因として挙げられます。
事実2009年以降の有馬記念7回、私の旧サイト時代を含め共通項として、1・2・3着馬が馬券圏内を独占した年は皆無!1・2着したのは2010年ヴィクトワールピサとブエナビスタの2・1番人気決着のみです……。
1・3着したのが3回あって2012年はゴールドシップとルーラーシップの1・2番人気、2014年がジェンティルドンナとゴールドシップで4・1番人気、昨年がゴールドアクターとキタサンブラックの8・4番人気となっております。
私としてはもちろんですが、データ派としても紛れが多く結構厄介なGⅠの一つです。そんな訳で資金配分は別としても、身の丈に合った馬券を選ぶ必要性は強く感じます。
今週は最終予想を含め後2記事を予定しております有馬記念2016ですが、私がデータで買うようになってからの7年に共通する項があります。今回選ぶ券種についても、その辺りを十分加味してある程度固まってはいるのですが、その辺りも含め時間の許す限り考えたいです。
以上、有馬記念のデータ消去法編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。