第26回アーリントンカップ2017の消去法データです。2月25日(土)、阪神競馬場芝1600m(3歳 GⅢ 別定 Aコース 外回り)で行なわれます。ここでは、アーリントンカップ過去10年の成績と傾向から出走予定馬(登録馬)をデータ消去法で見ていきます。
コンテンツ
消去法データ
減点A 未勝利戦組
a 前走未勝利戦組は【0.0.0.9】
減点B 短距離路線馬
前走1400m以下戦出走馬は【4.2.2.31】でこのうち、
a 前走条件戦敗退、勝っても0.1秒内のキャリア5戦以下馬は【0.0.0.8】
b 前走敗退、勝っても0.5秒内のキャリア3戦以下馬は【0.0.0.6】
減点C 高斤量馬
57キロ馬は【1.2.1.7】と人気を裏切るケースが多く過信禁物です。このうち、
a 前走6着以下馬は【0.0.0.5】
b 前2走とも4番人気以下馬は【0.0.0.2】
減点D 条件戦組
前走条件戦組は【4.3.3.40】でこのうち、
a 前走芝戦4番人気以下4着以下馬は【0.0.0.14】
b 前走芝戦3番人気以下0.1秒以上敗退馬は【0.0.0.10】
減点E 近走不振馬
a 前2走とも5着以下馬は【0.0.0.14】
出走予定馬(登録馬)の消去法データまとめ
消去法選定作業を終えて
フルゲート18頭に対し13頭の登録です。年が明けて盛んになってくる3歳戦の中でも特に地味な印象で中々頭数が揃わない一戦です。それでも昨年はダンツプリウスがココを2着してNZTで重賞初制覇!一昨年はヤングマンパワーがココで重賞初制覇の後、関屋記念⇒富士Sで重賞連勝!その前も勝ち馬からミッキーアイル・コパノリチャード・ジャスタウェイはともにGⅠを制するなど出世レースとしても有名です。
1着候補4頭
ペルシアンナイトはシンザン記念3着からの臨戦……。デビューから4戦オール1番人気で【2.1.1.0】と安定株です。その前走は重馬場もあって持ち味が削がれる格好となりましたが、それでも相手なりに走るレースセンスはメンバー上位です。
ヴゼットジョリーは阪神JF5着からの臨戦……。牝馬は【0.0.0.6】と相性が悪くて、2011年ノーブルジュエリー、2008年ポルトフィーノはともに1番人気で掲示板外に飛んでおります。兄弟で勝ち上ってるのはベルルミエールだけなんですが距離はギリギリの感も否めず、クラシックではなく別路線勝負の気配も漂います。チューリップ賞でなくコチラなのは疑問ですが……。
1番人気は過去10年で【2.2.0.6】と非常に相性の悪い一戦です。勝った2頭はともに前走1番人気1着で後にGⅠ制覇……。前走敗退馬は【0.1.0.4】で2007年ローレルゲレイロのみとあってはペルシアンナイトにとっては厳しいデータですが、その辺りも含め時間許す限り考えたいです。
以上、アーリントンカップのデータ消去法編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。