2018年6月10日(日)東京競馬場で行われるエプソムカップ2018の競馬予想です。今週は東西W重賞で、一方が荒れすぎて獲れなくて、もう一方が堅すぎて獲れない…。もうわざとじゃないのか!って番組編成に惑わされないようにしたいです。
昨年は6番人気マイネルハニーを対抗しして、複勝とワイド的中の回収率143%だったエプソムカップを、過去の傾向10年のデータをまとめた《消去法データ》を中心に検証し予想てみました。エプソムカップ2018は、3歳上 別定 東京芝1800M Cコース15:45発走で行われるGⅢ戦です。
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消去法データ
減点A 休養馬
中9週以上馬は【1.1.3.23】と良績が少なく、2011年ダークシャドウが当時GⅡだった産経大阪杯2着からの直行で唯一の優勝例となっております。このうち、
a 前走非重賞戦出走馬は【0.0.0.6】
b 半年以上の休養馬は【0.0.0.8】
c 前走GⅢ以下6番人気以下馬は【0.0.0.7】
減点B 高齢馬
6歳以上馬は【1.2.7.80】と厳しいデータで、2009年シンゲンが唯一の優勝例で、OP白富士S⇒新潟大賞典を連勝で重賞初制覇を果たし、続けてココも3連勝で制しキャリアハイでした。このうち、
a 前走非重賞戦出走馬は【0.0.2.41】
b 上記【Ba】43.頭中、今回斤量増となる馬は【0.0.0.13】
c 7歳以上馬は【0.0.4.44】
減点C 非重賞戦組
a 前走非重賞戦組は【2.5.2.65】と勝ち切れないデータです。2017年タイセイサミットは2番人気6着、2016年ロジチャリスは2番人気4着と人気馬が結構飛んでるんですがこのうち、前走4番人気以下4着以下馬は【0.0.1.35】
出走予定馬(登録馬)の消去法データまとめ
馬番 | 着候補 | 競走馬名 | 減点項目 |
---|---|---|---|
1 | 3着候補 | ブラックスピネル | 減点Ca |
2 | 3着候補 | ベルキャニオン | 減点Bc |
3 | 3着候補 | エアアンセム | 減点Ba |
4 | 3着候補 | トーセンマタコイヤ | 減点Bc |
5 | 3着候補 | グリュイエール | 減点Ba |
6 | 1着候補 | ハクサンルドルフ | 減点なし |
7 | -着候補 | マイネルフロスト | 減点Ab |
8 | -着候補 | サーブルオール | 減点Aa |
9 | -着候補 | スマートオーディン | 減点Ab |
10 | 1着候補 | ダイワキャグニー | 減点なし |
11 | 3着候補 | シャイニープリンス | 減点Bc |
12 | 3着候補 | マイネルミラノ | 減点Bc |
13 | -着候補 | アデイインザライフ | 減点Ac |
14 | -着候補 | バーディーイーグル | 減点Bb |
15 | -着候補 | ゴールドサーベラス | 減点Ab |
16 | 1着候補 | サトノアーサー | 減点なし |
今回の想定オッズと過去の払戻金はどうなってる?
単勝オッズ
データはnetkeiba.comさんを参考にしてます。
エプソムカップ GⅢ 人気 馬名 想定オッズ 1 ダイワキャグニー 2.2 2 サトノアーサー 3.2 3 サーブルオール 5.6 4 グリュイエール 10.1 5 スマートオーディン 13.5 6 エアアンセム 18.3 7 ハクサンルドルフ 19.4 8 ブラックスピネル 32.0 9 マイネルフロスト 38.8 10 アデイインザライフ 44.8 11 トーセンマタコイヤ 58.9 12 ベルキャニオン 74.8 13 マイネルミラノ 77.6 14 バーディーイーグル 114.9 15 ゴールドサーベラス 320.1 16 シャイニープリンス 352.6 着候補別では……
1着候補:1・2・7番人気 3着候補:4・6・8・11・12・13・16番人気
過去10年の払戻金データ
過去10年、単勝4桁配当は2017年で馬連も23倍までと比較的平穏な決着が多いんですが、3連複の3桁配当は2回のみで、残りの8回は29倍以上と高配当です。3着に人気薄が絡むケースが多いのと、オッズが割れる傾向があるのが理由かと思われます。
過去10年の1番人気馬は?
1番人気は【4.4.0.2】と高い信頼性です。前走GⅢ組は2頭出走して、その2頭が飛んだのは気になりますが、それでも0.4秒差で安定感は光ります。
今年のの1番人気候補ダイワキャグニーについて
2走前は東京新聞杯でリスグラシューの3着し、十分間隔を取って挑んだメイSを制したのが前走……。そこから1キロ減で挑む今回ですが、過去10年斤量減馬は【3.6.1.41】となっております。
2017年はアストラエンブレムが1番人気2着、デンコウアンジュが3番人気8着、2013年サトノアポロは1番人気7着など人気馬も結構飛んでるんですがこのうち、4歳馬は圧倒的良績で【3.4.0.4】で上の画……。
着外4頭中3頭は8番人気以下で仕方ないとして、着順が人気を下回り且つ4着以下となると2017年デンコウアンジュ3番人気8着のみです。このデンコウアンジュに限ったことではありませんが、同馬は阪神牝馬S7着⇒福島牝馬S4着⇒ヴィクトリアマイル2着⇒エプソムC8着でココが明け4戦目……。前走で出し切った感ありありで、お釣りでの競馬どころか、ただ放牧を遅らせただけのような起用でした。
そもそも牝馬は【1.0.0.9】と不相性で2016年ルージュバックが唯一の優勝例……。同時期にマーメイドSがあるのが大きな要因で、余程の東京(左回り)適正がなければココをチョイスしません。そんな訳で、私からみても相当気の毒な3番人気支持でした。
菊沢厩舎は先週アエロリットで安田記念はお見事の2着。狙ったレースで確実に賞金を持っていくのは素晴らしいレース選択です。その辺りの使い分けの可能性を考えたら益々期待が高くなりますし、1番人気の信頼性は高いレースでもあり、ココはチョット逆らい難いかなぁ~っと思っております。
今回の購入候補馬は1着候補3頭+3着候補7頭
1着候補
3着候補
予想はコチラ
本命はダイワキャグニーにしました
前記の通り、ココは逆らえず素直に高評価しました。
対抗はサトノアーサーにしました
この馬も前述ダイワキャグニー同様、斤量減の4歳馬に該当します。過去10年の枠別データは上の画ですが、特別大外を嫌うような数字ではありません。東京芝1800mは2角付近のポケットスタートですが、コーナーは比較的緩やかで影響が少ないものと思われます(それでも中枠有利説が根強いですが……)。生涯成績【3.3.2.2】で、ダービーと菊花賞以外は全て馬券圏内好走中……。順当ならこの馬も勝ち負けですが、チョット気になるデータを見つけたので、これは▲馬の項で紹介します。
▲は※※※※※※※※にしました
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(ハクサンルドルフでした)
エプソムC過去10年、前走馬体重10キロ以上減馬は【1.0.2.8】で上の画となっております。これは対抗馬にも当てはまるんですが、1着は2011年ダークシャドウのみで当時GⅡの産経大阪杯2着から間隔をとっての臨戦でした……。
2016年ロジチャリスは2番人気4着と期待を裏切っておりますが、この馬はエプソムCが年明け5戦目で、準OP3着⇒準OP11着⇒準OP1着⇒OP1着と完全に使い減りした状態でした。
ここまで極端なケースは珍しいんですが、今回の該当馬も今年ココが5戦目とお釣りでの競馬を強いられます……。過度な期待は出来ず、ここまでの評価に至りました。
印はこのようになりました
(ハクサンルドルフでした)
馬券の買い目と点数は以下の通り
当日のお昼前後を目途に後程追記します。
8:55追記
オッズ割れの様相ですが本命対抗はどうやら1・2番人気に推されそうです。この類、どちらかは来るのが一般的ですが、これ以上絞りきれませんでした。中途半端に買うのが一番アカンと思うので、この時点で券種は限られてきますが、1番人気でもありココは複1本で静観することにしました。
複勝 10 1000
以上、エプソムカップの予想編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。