第51回フィリーズレビュー2017の枠順が確定しました。レーヌミノルが7枠15番、カラクレナイが8枠16番、ジューヌエコールが3枠6番などとなっています。ここでは、報知杯フィリーズレビュー過去10年の枠番別成績と、単勝オッズを調べてみました。
コンテンツ
着候補 消去項目入り枠順表
過去10年の枠番別成績
勝率で1・2・4・6枠の順
連対率で1・3・6枠の順
3着内率で2・1・3枠の順
阪神芝1400mは内回りコース使用で内枠有利が定説です。データとしても内に良績が集っている結果となっております。単複ともに回収値100超枠はなく、そこはフラットな印象です。
単勝オッズ
データはnetkeiba.comさんを参考にしてます。
人気 馬名 想定オッズ
1 レーヌミノル 2.1 2 カラクレナイ 3.4 3 ジューヌエコール 4.8 4 アズールムーン 13.7 5 アカカ 22.0 6 ベルカプリ 22.4 7 クインズサリナ 24.4 8 ゴールドケープ 25.8 9 シグルーン 29.2 10 タガノカトレア 36.5 11 ビーカーリー 57.7 12 フラウティスタ 64.1 13 ヤマカツグレース 90.9 14 アンジュデジール 153.5 15 ステラルージュ 192.0 16 ラーナアズーラ 220.0 17 アルミューテン 369.2 18 スリーミスヨハネス 1600.0 着候補別では……
1着候補:1~3・8番人気
今週掲載したフィリーズレビュー関連記事
フィリーズレビュー2017出走予定馬データ消去法編では1着候補4頭に絞れました。
毎週木曜日に配信しているツイキャスをユーチューブにUPしてみました。
今回軽視する1頭
上の画は、
フィリーズレビュー過去10年、近走10番人気以下馬は【0.1.2.26】と未勝利……。複回収値が272もありハイアベレージなので穴で一考なんですが、現時点ではアタマがないデータに該当した以上は軽視相当となります。
今年の該当馬は1着候補からはゴールドケープ。ツイキャスでもお話したんですが、過去10年当日の人気3番人気内馬が6頭勝ってまして、普通に考えれば1着はココから……。ただ、この3番人気内馬の2着は3例しかなくて、4~13番人気馬が7回の2着を含め11連対しております。妙味は大きそうです。
馬券の買い方について
単勝
前述の軽視馬を考慮すれば1着候補は実質3頭に絞れました。これで多点買いはNGとなった訳でして、私が購入するとなれば1頭に絞る事が最低条件!絞れなければ見送りのスタンスで考えております。
複勝
今年は多用しないようにしてたんですが、今回は人気所が残ったのもあって購入に関しては軽視の方向で考えております。今回購入の可能性としては2つありまして、1つ目はゴールドケープのオッズ次第、2つ目は43頭を軽視して1頭しか残らなかった場合です。この場合は人気馬が残る事になりますので、セオリーとしては単勝より複勝になる訳で、購入に至る可能性を残しておきたいと思います。
枠連
同枠同居があれば検討するつもりでしたが、私にとって一番望まない同枠同居となりました。2連系の馬券としてはゴールドケープが来てこその妙味ですが1番人気馬と同枠ではチョット買い難い……。一気に妙味が薄れ今回は見送る方向で考えております。
馬連
前述の通り、3番人気内馬から勝ち馬が出る可能性が高く過去10年6勝、2着に4~13番人気馬が7回絡んできておりゴールドケープ相手3点は持っておきたい馬券になります。
ワイド
考えられるケースは2つあって、1つ目は前述馬連と同じ買い目を塗った3点。2つ目は人気馬同士のBOX3点になります。何度か書いたりお話した事がありますが、【堅い決着こそ当て易い券種で】はギャンブルのセオリーです。
馬単
現時点では勝ち馬が絞れてないので購入は見送る方向です。そもそも私には相性が悪い券種なんですが、今回可能性があるとすればただ一つ。勝ち馬候補が1頭に絞られ且つ2番人気以下だった場合、その馬より上位の馬への流し……。
3連複
オッズ次第ですが4頭BOX4点が自然な流れ。上位人気馬同士の決着は減らしても1点ですので、4点全て買うのか1点しか買わないのか……?中途半端な買い方はしないつもりです。
3連単
今年は徹底して嫌ってる券種の一つですが、先週の弥生賞ではあやうく魔が差すところでした(笑)。思いとどまって、しかも資金を落としたんで結果オーライ気味ではありましたが、勝負所までは温存したいと思いますし、当然ながらココでもない!今回も見送りの方向です。
今日までのまとめ
登録25頭で不出走が7頭でフルゲート18頭戦となりました。全馬着外候補で大勢に影響なし……。桜花賞への実質最終トライアル戦となりますが、1400mでこその馬も多くレース単体でも楽しみの大きなレースとなりそうです。
1着候補4頭
ジューヌエコールはデビュー3連勝でデイリー杯2歳Sを制しましたが続いて挑んだGⅠが案外の11着……。チョット接触があってバランスを崩したとのコメントが鞍上からありました。
今回は北村友一騎手への乗り替わりでテン乗りになりますが、前走後のバルザローナ騎手騎手からは、将来的には1200~1400mが良いとのコメント……。適正としては本番よりはココの方が向いてる印象です。
3連勝⇒敗退⇒フィリーズレビューの臨戦となると過去10年で該当馬2頭……。ともに1番人気支持で、2014年ホウライアキコは5着で、2007年アストンマーチャンが1着……。どちらも阪神JFからの直行でしたが、そう考えると強くは推し難くなってしまいます。
再三申し上げての通り、過去10年3番人気内馬は【6.3.2.19】。2008年を除く9回で馬券に絡み直近2年は2頭が馬券圏内に入っております。この時期までの牝馬は完成度だけで持ってくる可能性もあり侮れない1頭かとは思います。
ゴールドケープは前述の通り【0.1.2.26】に該当する【準2着候補】馬です。他の購入候補馬が軒並み人気で、私としてはココが入らないことには配当にならないキライがあります。
ココがデビュー8戦となる2勝馬ですが、過去最高人気は未勝利勝ちとなった昨秋の5番人気……。地味な血統もあるんでしょうが、妙味としてはかなり高いモノを感じます。前走はGⅠで14番人気6着は大健闘……。小柄な馬でもあるので馬体重増での出走を期待したいと思います。
3歳戦しかも牝馬戦でクラシックのトライアル戦となると波乱の要素も大きそうですが、少なくとも今週行われる3重賞中では間違いなく一番データに忠実な重賞であります。本番への直結性が薄いのも特徴の一つで、ココが目標の馬を探すのは的中の近道でもあるんですが、その辺りも含め時間の許す限り考えたいです。
以上、報知杯フィリーズレビューの枠順確定と単勝オッズ編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。