第51回フィリーズレビュー2017の消去法データです。3月12日(日)、阪神競馬場芝1400m(3歳上牝馬 GⅡ 馬齢 Aコース 内回り)で行なわれます。ここでは、報知杯フィリーズレビュー過去10年の成績と傾向から出走予定馬(登録馬)をデータ消去法で見ていきます。
消去法データ
減点A 下級戦組
a 前走GⅡ以下10着以下馬は【0.0.0.18】
b 前走GⅡ以下10番人気以下馬は【0.0.0.19】
c 前走条件戦3番人気以下3着以下馬は【0.0.0.11】
d 前走条件戦6番人気以下馬は【0.0.0.16】
e 前走新馬・未勝利戦出走馬は【0.0.0.13】
f 前走非重賞戦6番人気以下馬は【0.0.0.30】
減点B 前走敗退ボーダー
前走6着以下馬は【3.1.2.51】でこのうち、
a 前走1400m以下戦出走馬は【0.0.0.14】
b 前走4番人気以下4角10番手以下馬は【0.0.0.20】
減点C 短距離路線組
近2走、1400m以下⇒1400m以下の臨戦馬は【1.1.2.47】でこのうち、
a 前走ダート戦敗退、勝っても0.2秒内馬は【0.0.0.12】
b 前走1200m以下戦出走馬は【0.0.0.26】
出走予定馬(登録馬)の消去法データまとめ
消去法選定作業を終えて
フルゲート18頭に対し25頭の登録です。桜花賞本番へ中3週の有力トライアル戦ですがどうも不相性で、昨年はアットザシーサイドがココを2着から、2012年アイムユアーズがココを1着からともに3着止まり……。今年は怪物級が居たりで盛り上がりも大きくなりそうで楽しみな別戦であります。
1着候補4頭
レーヌミノルはデビュー2連勝で重賞を制して後2⇒3⇒4着……。ココまでは完成度で持ってこれましたが、ココからは真のポテンシャルが要求されるようになります。
それでも春までは何だかんだで不適正を完成度で補う馬も居たりはするんですが、今年は個人的にはある程度高いレベルでの話になりそうに思ってまして、そう考えると次よりは今回の方が向いてそうなのは確かです。
京王杯2歳Sが1番人気2着で、何度か書いたりお話してきた通り、次走の阪神JFは妙味的には無条件買いのタイミングで3番人気3着……。いわゆる連敗した訳でココがオミットでしたが、次のクイーンCは3番人気でやっぱり4着……。この馬の取捨に関してはもう少し精査したいと思います。
カラクレナイは1400mを連勝中。目標を定めて今年の始動戦をココに合わせてきました。後方脚質は気になりますが上りはキッチリまとめてきてるのは魅力の一つで、何をさておいてもMデムーロ騎手の騎乗予定は脅威であり二つ目の魅力です(笑)
後に重賞勝ちとなったキョウヘイの勝った前走が過大に評価されてるのかどうかは精査に値しますが、今年の重賞はホント人気馬が強くて私としても困ってるんですが、キャリア3戦以下馬は【1.1.2.33】とイマイチの相性でして、勝ったのは一昨年クイーンズリングで2着は昨年のアットザシーサイドでともに1番人気……。
1番人気は【3.2.0.5】で勝率・連対率・複勝率ともに平均を1Pづつ下回ります。このうち前走勝ち馬が1頭しか居ない不思議があって、因みに前走1着馬は全体で【2.4.4.51】と不振極まりないデータとなっております。前走4着以下からの巻き返しは過去10年8回該当し、昨年を含む内2回は上位独占となっており掴み所も難しいんですが、その辺りも含め時間許す限り考えたいです。
以上、報知杯フィリーズレビューのデータ消去法編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。