フランスのパリロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞(GⅠ)2018の予想です。10月7日(日)、3歳以上、芝2400m、23:05発走(日本時間)発走となっております。日本馬からはクリンチャーが出走し、日本競馬界の悲願に挑みます。海外競馬の場合、主戦場の馬場が異なることもあって、横の比較が難しくなりがちですが、今回はギャンブル視点でアノ馬を狙ってみたいと思います。
凱旋門賞の注目穴馬を人気ブログランキングGへで限定公開中!この調教国は一昨年上位独占するなど凱旋門賞とは好相性で、今年は人気の盲点になってる可能性があることが決め手となりました。(3カプリでした)
コンテンツ
出馬表
データ分析(過去10年)
以下JRAのHPより抜粋します。
牝馬が優勢なデータです
過去10年の凱旋門賞の性別成績を振り返ると、昨年のエネイブル、一昨年のファウンドと、牝馬が連勝中。ここ7年では6勝を挙げているほか、2011年には1着から3着までを占めた。勝率、連対率、3着内率といずれの数値を見ても牡馬を大きく上回っており、今年も牝馬のチェックは欠かせない。
3・4歳馬が優勢なデータです
過去10年の凱旋門賞の年齢別成績をまとめたのが〔表2〕。「3歳」の馬が7勝を挙げてトップ。3歳馬と古馬の斤量差は2017年にそれまでの3.5キログラムから3キログラムに変更されたが、その2017年のレースも3歳牝馬のエネイブルが勝った。「3歳」に続く成績を残すのは「4歳」で3勝。連対率、3着内率ではヒケを取らない。一方、「5歳」以上の馬は未勝利で、2002年のマリエンバード(5歳時に優勝)以来、勝ち星から遠ざかっている。
イギリス調教馬が好成績を挙げてます
過去10年の凱旋門賞の調教国別成績をチェックすると、2013、2014年連覇のトレヴなどフランス調教馬が4勝と活躍しているが、これを勝率、連対率、3着内率で上回るのがイギリス調教馬。2017年も2頭が出走して1着にエネイブル、3着にユリシーズが入った。なお、過去10年に限らず、凱旋門賞全96回の歴史の中で、ヨーロッパ調教馬以外の優勝例はまだない。
凱旋門賞は内枠有利なコースで行われます
ロンシャン競馬場(現パリロンシャン競馬場)で行われた過去10回(2006年から2015年)の凱旋門賞におけるゲート番別成績を記したのが〔表5〕。3勝の「6番」をはじめ、勝ち星は内寄りのゲートに集中している。内枠「1番から10番」と外枠「11番から20番」に分けた成績を見ても、前者が勝率、連対率、3着内率のいずれの数値においても後者を上回っており(ただし、2016年は8頭立て)、好走の期待が大きい。なお、大外のゲートに入った馬はオルフェーヴル(2012年、18番ゲート)の2着が最高着順で、やはり難しい立ち回りを強いられるようだ。
馬券購入時の注意点は?
日本では当たり前に定着している点の一つとして、馬番と発走するゲート番号の違いが挙げられます。日本の競馬ではゼッケン1番の馬は1番枠ゲートからスタートするシステムですが、海外のレースの多くは、基本的に馬番とゲート番号が異なります。
出走馬が決まった段階で各馬に番号が振り分けられて、ゲートに関しては再抽選をしている事が主な要因なんですが、現地で馬券を購入する場合、ゲート番号ではなく馬のゼッケン番号で購入するシステムとなっております。JRAからの発売に関してましても従来のJRA戦とは異なり、馬番号での投票となります。間違えないように要注意です。
出走馬の想定オッズ・ブックメーカー・レーティング
レーティングって何?
競走馬の能力を指数評価する国際統一基準で、単位はポンド。日本では、重賞競走とオープン競走に出走した全ての競走馬に付与される。通称「SMILE」(スマイル)と呼ばれる競走距離を示す記号とセットになっており、その距離区分の競走で獲得した数値であることを示す。
上の画は今回の凱旋門賞2018のレーティングです。日本のGⅠでも公表されたりしてますが、個人的意見として参考にしてる人は少ないんじゃないでしょうか。馬の能力とか強さを無理やり数字に置き換えただけに過ぎず、発揮できる舞台やら時期や条件、相手関係も反映されておりません。
以前はこのレーティングを元ベースに”ふくたん指数”で海外競馬を予想してましたが、不評な上面白くないので最近は辞めてます。その後の海外競馬では力関係を調べる上での一つの指標として使うようにしてます。
ブックメーカーって何?
ブックメーカー(bookmaker)とは、欧米における賭け屋で、単純明快を旨とする欧米ではすなわち日本語のノミ屋を意味する場合が多い。……
このオッズも一つの指標として使うようにしてます。同じ位買いたい馬がいたら、当然ながら人気下位馬をピックアップすべきなのはギャンブルのセオリーです。特に我々が購入する海外競馬はJRAのPAT購入者でお金を取り合うシステムなので、人気とオッズの歪だけで予想するのも私はアリだと思っております。
予想はコチラ
凱旋門賞2018、ココまでのレーティングやらブックメーカーオッズの数字を省き、順位だけを掲載した表が上の画になります。ブックメーカーオッズは便宜上コーラルを採用しております。
内枠・イギリス馬・牝馬を緑で、レーティング順位が良いのにブックメーカーオッズが低い馬の数字を青ししてます。
逆に、レーティング順が低いのに過大評価を受けている馬・5歳以上馬をグレー色にしてます。上位人気が予想される3歳牝馬シーオブクラスはココに該当し、セオリーからは軽視馬となります。
本命はエネイブルにしました
レーティング、ブックメーカーともに1位で6番ゲートスタート(馬番は10です!お間違えないように!)でココは逆らえません。昨年の覇者で、牝馬の連覇は過去2頭しか居ないそうですが、チョット力が抜けてる印象です。
対抗は■■■■にしました
→人気ブログランキングGへに書いてます。(40位くらいです。応援して頂けると嬉しいです)
この馬はレーティング順に比べてブックメーカーオッズの評価が低い馬で配当妙味が高そうです。この調教国は一昨年上位独占するなど凱旋門賞とは好相性で、今年は人気の盲点になってる可能性があることが決め手となりました。(3カプリでした)
▲はヴァルトガイストにしました
レーティング2位でコーラルオッズ3位です。まぁ~誤差の範囲ですが……。ファーブル調教師の管理馬は3頭出しで、他2頭は5歳馬ですがこの馬が唯一の4歳馬です。
△はキューガーデンズにしました
レーティング3位でコーラルオッズ4位です。この馬も誤差の範囲ですが、斤量で有利な3歳馬、前記の通り一昨年は上位独占したオブライエン厩舎で侮れない1頭です。
☆はクリンチャーにしました
レーティング9位でコーラルオッズ13位です。これだけなら十分買いに該当するんですが、日本で発売される海外競馬は、国内売上げを的中者で分けるシステムなので、日本馬はどうしても過剰に売れてしまうキライがあります。ましてや先週、通算4000勝を達成した武豊騎手が凱旋門賞騎乗とかなれば、余計拍車がかかる懸念もあり、馬券的には妙味が少ないかと思っておいります。
印はこのようになりました
買い目は以下の通り
買い目については後程追記します。
8:08追記
馬連 10-〇 100
ワイドBOX 〇・5・13・9 各100(6点)
3連複 10-〇⇒5・13・9 各100(3点)
以上、凱旋門賞の予想を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。