2018年6月17日(日)函館競馬場で行われる函館スプリントステークス2018の競馬予想です。今週は函館の開幕週でいよいよ夏競馬って感じですが、私はどうも違和感があって、やっぱり宝塚記念までは春競馬の位置づけかなぁ~って思ってしまいます。
近年の函館開幕週は速い時計が多くて昨年は1分06秒8の驚愕レコード決着でした。逃げ・先行馬圧倒的有利なコース形態により一層拍車がかかりそうな函館スプリントステークスを、過去の傾向10年のデータをまとめた《消去法データ》を中心に検証し予想てみました。函館SS2018は、3歳上 別定 函館芝1200M Aコース15:25発走で行われる、サマースプリントシリーズ第1戦目のGⅢ戦です。
コンテンツ
消去法データ
※2009年エーシンエフダンスは3位入線で降着しましたが、ココでは8着馬として扱います。
減点A 休養馬
中9週以上馬は【5.2.1.41】と良績が集います。2017年はジューヌエコール3番人気1着・エポワス7番人気3着、2016年ソルヴェイグ12番人気1着、2014年ガルボ8番人気1着と人気薄も好走してて、その取捨は非常に重要です。このうち、
a 前走GⅡ以下戦敗退馬は【0.0.0.23】
b 前走1400m以下良・やや重戦4着以下馬は【0.0.0.27】
減点B 後方脚質馬
前記の通り圧倒的に逃げ・先行有利なコース形態で、前走4角10番手以下馬は【1.1.2.31】と苦戦傾向です。2014年ストレイトガールは1番人気11着、2013年ドリームバレンチノは1番人気7着など、人気馬も結構飛んでてその取捨は重要です。このうち、
a 前走非重賞戦出走馬は【0.0.0.18】
b 前走GⅡ以下戦出走で今回斤量増馬は【0.0.0.9】
減点C 臨戦過程
近2走とも1200m以下出走からの臨戦は【1.4.2.57】と意外にも不振です。2017年セイウンコウセイ1番人気4着、2016年アクティブミノル3番人気4着、2015年アンバルブライベン2番人気5着と毎年のように人気馬が飛んでおります。
しかしこのうち、牝馬は【0.0.1.16】で2013年フォーエバーマークの3番人気3着が唯一の例外で、前走5番人気以下牝馬となると【0.0.0.11】。前記2015年アンバルブライベンの他では2008年ウエスタンビーナスが2番人気14着などとなっております。
出走予定馬(登録馬)の消去法データまとめ
馬番 | 着候補 | 競走馬名 | 減点項目 |
---|---|---|---|
1 | 1着候補 | セイウンコウセイ | 減点なし |
2 | -着候補 | ダイアナヘイロー | 減点Ab |
3 | 1着候補 | ラインスピリット | 減点なし |
4 | -着候補 | ジューヌエコール | 減点Ab |
5 | -着候補 | タマモブリリアン | 減点Aa |
6 | -着候補 | ティーハーフ | 減点Ba |
7 | -着候補 | ナックビーナス | 減点Ca |
8 | -着候補 | ワンスインナムーン | 減点Aa |
9 | -着候補 | ヒルノデイバロー | 減点Aa |
10 | -着候補 | ノットフォーマル | 減点Ba |
11 | -着候補 | ユキノアイオロス | 減点Ba |
12 | -着候補 | エポワス | 減点Aa |
13 | -着候補 | キングハート | 減点Ad |
14 | 1着候補 | アドマイヤゴッド | 減点なし |
15 | -着候補 | ライトフェアリー | 減点Ca |
16 | -着候補 | ノボバカラ | 減点Bb |
不出走馬
今回の想定オッズと過去の払戻金はどうなってる?
単勝オッズ
データはnetkeiba.comさんを参考にしてます。(2018年6月15日14時頃追記時)
第25回函館スプリントステークス GⅢ 人気 馬名 想定オッズ 1 ナックビーナス 3.2 2 ワンスインナムーン 4.9 3 ダイアナヘイロー 5.1 4 キングハート 6.8 5 セイウンコウセイ 6.8 6 ジューヌエコール 11.8 7 ティーハーフ 15.1 8 ライトフェアリー 19.8 9 アドマイヤゴッド 28.3 10 ラインスピリット 32.6 11 エポワス 34.3 12 タマモブリリアン 44.0 13 ヒルノデイバロー 47.7 14 ノットフォーマル 184.7 15 ノボバカラ 226.6 16 ユキノアイオロス 687.7 着候補別では……
1着候補:5・9・10番人気
過去10年の払戻金データ
※2009年ブラックバースピンは4位入線ですが、エーシンエフダンスが降着で繰り上がったため3着馬として扱います。
過去10年、単勝4桁配当が3回と波乱傾向……。馬連は6回の30倍超えで、内万馬券3回はハンデ戦以上です。3連複は6年連続万馬券継続中で、波乱を前提に馬券を組みたいレースです。
過去10年の1番人気馬は?
1番人気は【3.2.0.5】と前記波乱データからするとマズマズに思えますが、目下5年連続で4着以下となっております。洋芝で適正そのものが異なるとはいえ、GⅠ掲示板組がビシバシ飛んでて信頼性はかなり低いですネ。
今年のの1番人気候補ナックビーナスについて
高松宮記念を10番人気3着して一気の人気UPになります。この馬は使いつつのタイプで、2ヶ月以上間隔があいたのは生涯2回しかありません。その2回とも札幌のキーンランドCから始動してるんですが、今年はこの函館SSを選択してきました。そんな訳で目標は当然先……。高松宮記念からのメンバー弱化は明らかですが、スプリンターズSまではかなり日があって、狙いとしては【2.4.1.0】と好相性な中山だと思います。そんな訳で今回は軽視したいと思います。
今回の購入候補馬は1着候補3頭
1着候補
予想はコチラ
本命はセイウンコウセイにしました
函館1200mは圧倒的に内枠有利で、先行脚質なら尚良いデータです。その辺りは→函館競馬場のコースデータ|稼げる穴馬と攻略ポイント←に詳しく書いてるつもり(!?)なので、是非ご覧頂きたいと思います。
この函館SS過去10年、3枠より内が【6.6.4.32】で、この時点で単回収値115とハイアベレージなんですが、2014年8番人気1着のガルボが大きく引き上げており参考外です。このうち、前走重賞で逃げ・先行⇒今回も逃げ・先行となると【2.2.0.4】で連対率50%となっております。
人気馬しか該当してないことや、前走GⅠ組しか来てない辺りも気にはなりましたが、実質この馬しか残らず本命視に至りました。
思えば昨年は断然人気を背負いながら、8枠に泣いて11着大敗……。0.5秒差なんで悲観する内容ではありませんでしたが、何かそこからリズムが狂ったように凡走が続いております。変わり目があるならココとみましたが……。
対抗は※※※※※※※※にしました
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過去10年、距離短縮馬は【6.2.8.40】と良績が多いです。前走GⅠ組が大きく数字を引き上げて
はいますが、勝ち切るまたは3着となると20席中14席を占有する一大勢力です。このうち、2走前が1200m以下で今回がいわゆる”バウンド短縮”となる馬は【4.0.2.17】で上の画。単回収値136は妙味を感じてましたが、7歳以上馬は【0.0.0.2】なんですョね……。
この馬の評価はホント迷ってます。ちなみに私は見落としてましたが、近2走とも10番人気以下の7歳以上馬は【0.0.0.11】ですが、内枠の先行脚質馬は良績が多くてどこまで補えるか?後悔しない程度は買わなきゃいけないんでしょうが……。
▲はアドマイヤゴッドにしました
上の画はアドマイヤゴッドの全成績です。洋芝実績がありますが、昨年は函館で緒戦6着⇒2戦目1着、2016年も函館で緒戦11着⇒2戦目2着、2015年は札幌で緒戦6着⇒2戦目1着、2014年も札幌で新馬戦5着⇒2戦目3着。毎年緒戦は馬券圏外で、2戦目は必ず馬券に絡んでいる……。”叩いて次”か……。
印はこのようになりました
(3ラインスピリットでした)
馬券の買い目と点数は以下の通り
当日のお昼前後を目途に後程追記します。
9:53追記
せっかく絞れて、しかも穴っぽいところが残ったんですが、▲馬軽視で実質消去法不成立戦となりました。資金を減額してユニコーンSに回します。
複勝 1 300 (的中2.3倍)
馬連 1-〇 100
ワイド 1-〇 100
(払戻金 500⇒690)
以上、函館スプリントステークスの予想編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。