第57回京成杯2017の消去法データです。1月15日(日)、中山競馬場芝2000m(3歳 GⅢ 別定 Cコース 内回り)で行なわれます。ここでは、京成杯の過去10年の成績と傾向から出走予定馬(登録馬)をデータ消去法で見ていきます。
消去法データ
減点A 非重賞戦組
前走非重賞戦組は【9.3.8.85】と主力を形成しておりますがこのうち、
a 前走6着以下馬は【0.0.0.15】
b 前走条件戦3着以下馬は【0.0.0.12】
c 前走未勝利戦タイム差なし勝ち馬は【0.0.0.6】
減点B 低人気馬
前走5番人気以下馬は【2.4.7.65】と穴傾向なんですがこのうち、
a 前走10着以下馬は【0.0.0.12】
b 前走条件戦0.2秒以上敗退馬は【0.0.0.6】
c 前走新馬戦出走馬は【0.0.0.4】
減点C 低キャリア馬
キャリア2戦以下馬は【0.1.3.36】と未勝利なんですがこのうち、
a 前走敗退馬は【0.0.0.8】
b 前走未勝利戦出走馬は【0.0.0.12】
c 前走非重賞の1800m以下戦出走馬は【0.0.0.17】
出走予定馬(登録馬)の消去法データまとめ
消去法選定作業を終えて
フルゲート17頭に対し17頭の登録です。皐月賞と同舞台設定ってことで早くから注目されている馬が集う傾向が強いんですが、2歳重賞の充実もあってか近年は直結性が薄くなってきました。
1着候補3頭
マイネルスフェーンは勝ち上りに6戦を要したキャリア7戦馬……。前走は軒並み前の馬が崩れて恵まれた感否めないもののGⅡ2着は立派!内をロス無く回った満点競馬でしたので上積みは少なそうですが、ダメ押しで賞金加算出来ればクラシック出走に大きく近づきます。
ベストリゾートも前走ホープフルSを後方から突っ込んで4着……。出負け気味のスタートから終始外々を回り直線の追い込みは上積みがあっても良さそうな好内容でした。
1番人気は過去10年で【2.4.1.3】と勝ち切れない印象も連対レベルでは平均値です。完全に飛んだ3回はともに3連複万馬券で、ココを狙うのは一考ですが、10倍超が2回出ている単勝も魅力の一つではあります。データ的には厳しく、厳密には消去法不成立戦となる訳なんですが、今年に関してはそのような際の立ち回りについて真剣に取り組みたいと思っております。その辺りも含め時間許す限り考えたいです。
以上、京成杯のデータ消去法編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。