第77回菊花賞2016の前日考察です。
ここでは、菊花賞過去10年の払戻配当の傾向と、
今回の菊花賞で狙うべき馬券のゾーンと券種について調べてみました。
コンテンツ
着候補 消去項目入り枠順表
馬番 | 着候補 | 競走馬名 | 減点項目 |
---|---|---|---|
1 | -着候補 | カフジプリンス | 減点1 |
2 | -着候補 | ジョルジュサンク | 減点2 |
3 | 1着候補 | サトノダイヤモンド | 減点なし |
4 | -着候補 | シュペルミエール | 減点3 |
5 | -着候補 | ミライヘノツバサ | 減点4 |
6 | 1着候補 | ディーマジェスティ | 減点なし |
7 | -着候補 | レッドエルディスト | 減点1 |
8 | -着候補 | ミッキーロケット | 減点4 |
9 | -着候補 | イモータル | 減点2 |
10 | -着候補 | ウムブルフ | 減点3 |
11 | -着候補 | レインボーライン | 減点2 |
12 | -着候補 | コスモジャーベ | 減点3 |
13 | -着候補 | エアスピネル | 減点2 |
14 | -着候補 | アグネスフォルテ | 減点2 |
15 | 1着候補 | サトノエトワール | 減点なし |
16 | -着候補 | プロディガルサン | 減点2 |
17 | -着候補 | ジュンヴァルカン | 減点3 |
18 | 1着候補 | マウントロブソン | 減点なし |
今週掲載した菊花賞関連記事
月曜日の記事、
1着候補4頭に絞れました。
木曜日の記事、
1着候補馬からマウントロブソンを【0.0.0.23】で今回軽視しました……。
過去10年の払戻配当の傾向
上の画は、菊花賞過去10年の3着内馬です。
ココから更に掘り下げてみてみたいと思います。
単勝100円台の馬がきた年
1番人気馬は【4.1.2.3】とマズマズの信頼なんですが、
1着したのはエピファネイア、ゴールドシップ、オルフェーヴルは単勝100円台……。
この100円台馬は過去10年はこの3頭しか出現しておらず【3.0.0.0】
過去30年に遡っても【5.2.0.1】で例外は2000年のアグネスフライト5着
非常に逆らい難いデータですが、今年はどうやら該当馬なしになりそうです。
1番人気馬が単勝200円以上つけた年
今年はココに該当する可能性が高く過去10年で【1.1.2.3】
マズマズの安定感ながら1勝のみです……。
2008年オウケンブルースリは人気割れで370円でした。
単勝は妙味に薄く、私は後述する3連複で狙いたいゾーンになります。
3番人気以下馬が勝った年
過去10年2番人気馬は【0.3.0.7】と未勝利です。
そんな訳で3番人気以下馬が勝ったのは上記を除く6回なんですが、
上の画は、その3番人気以下で菊花賞を制した6頭
共通する項目があるので後述します。
狙うべき馬券のゾーンと券種
単勝
先程の項で保留させて頂いた共通項は
過去10年では31頭が該当し【6.5.4.16】で単回収値371、複回収値192
過去30年まで遡っても【13.9.12.74】で単回収値185、複回収値110と良績です。
どちらも単回収値の方が複回収値を上回り妙味は当然単勝になります。
今年の該当馬は(想定オッズは前日10時頃の執筆時ですが)
の4頭です。
過去10年は6/10ですが、今年は単勝100円台馬不在濃厚で、
贔屓目にみて、その100円台が出た3年すべてが該当すれば9/10
回収率ベースでは十分なパフォーマンスかと思います。
馬連
再三申し上げての通り、単勝100円台が出たのは過去10年3回で、
今年は該当しない可能性が高く、この項は割愛します。
これ以外の7回中、1番人気が連対したケースは2回しかなくて、
2008年 オウケンブルースリ⇒フローテーション 17,820円
2010年 ビッグウィーク⇒ローズキングダム 2,170円
どちらも神戸新聞杯組のワンツー決着でした。
今年の1番人気はサトノダイヤモンド想定で話を進めますが、
その今年は流しで全部買っても7点で、執筆時のオッズではガミなし
妙味的には十分なゾーンかと思います。
3連複
前述の馬連の項で獲れないケースは2つあって、
A 1番人気が3着
B 1番人気が4着以下
っとなります。順に説明させて頂きます。
A 1番人気が3着
過去10年で2回がココに該当します。
2015年 5⇒2⇒1番人気決着 4,640円
2007年 4⇒6⇒1番人気決着 3,630円
どうしても獲らなアカンってゾーンでもないんですが、
それでもココまで用意してて獲れんかったら悔しいやろなぁ~(笑)
1人気⇒2~6人気で今年も10点なんですが回収率83%
単オッズ100円台が出た3回を贔屓目にみればプラスのゾーンに入ってもよさそうです。
B 1番人気が飛んだ場合
1番人気が飛んだケースは過去10年3回あって、
2006年 8⇒2⇒3番人気 11,700円
2009年 8⇒7⇒6番人気 46,070円
2014年 3⇒4⇒7番人気 13,340円
オール万馬券で食指が動きますが、私なら単勝に妙味を見出したいです。
2~8番人気BOXで35点で回収率203%
2009年の4万馬券が一番の高配当なんですが、ココを苦渋の例外視できるなら、
2014年も2006年もともに神戸新聞杯組が連対で、
サトノダイヤモンドが1番人気の前提ではありますが、
この5頭BOXまで減らせて馬連の回収率91%です。
枠連
案外盲点になり易いんですが、こんな時こそ威力を発揮する馬券です。
過去10年、3桁配当は3回で、再三申しあげてる100円台の馬が来た年……。
それ以外の7回はオール4桁配当で最高は2009年の5,430円
スリーロールス⇒フォゲッタブルの枠連1-2でした。
内枠有利は定説でこの7回、
4枠未連対以外全ての枠から連対馬を輩出し、最多は1・2枠の3頭です。
『あれも怖い、これも買わな!』ってなった時、押さえ馬券の効用としては魅力です。
ただ、今回の勝負馬券に向くかってなると対象者は限られてきて、
絶対揺ぎない本命馬から相手2点の馬連が同枠同居したケースですが、
それでも本命馬が急な取消に遭ってしまったら全てパーになります。
これは枠連に限ったことではありませんが、
【この券種1本ヤリで漢気勝負】なんてのは絶対やってはいけない買い方です。
まぁ~、あくまで数字上の論理なんで買い切れるかは別の話なんですが(笑)
以上、菊花賞の大事になってくる馬券の買い方と選ぶ券種編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
最終予想は>>菊花賞2016予想|産駒初勝利を期待し血統データ無視で大穴勝負馬券でUPしております。宜しくお願い致します。
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