第53回金鯱賞2017の消去法データです。3月11日(土)、中京競馬場芝2000m(4歳上 GⅡ 別定 Aコース)で行なわれます。ここでは、金鯱賞過去10年の成績と傾向から出走予定馬(登録馬)をデータ消去法で見ていきます。データは、3月中京開催だった重賞の中日新聞杯と中京記念(2011年は小倉)を参考にしました。
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消去法データ
減点A 休養馬
中9週以上馬は【1.2.2.23】と不相性なんですがこのうち、
a 斤量軽減ない57キロ以上馬は【0.0.0.4】
b 前走0.6秒以上敗退の7歳以上馬は【0.0.0.4】
c 今回距離延長馬は【0.0.0.7】
減点B 下級戦組その1
前走GⅢ以下戦出走馬は【5.6.6.103】でこのうち、
a 前走10着以下馬は【0.0.0.27】
b 前走53キロ以下3着以下馬は【0.0.0.12】
減点C 大敗馬
a 前走GⅡ以下57キロ以下2秒以上大敗馬は【0.0.0.10】
減点D バウンド短縮馬
a 今回バウンド短縮となる馬は【2.2.4.31】とイメージ以上に悪いデータですがこのうち、近2走内に非重賞戦出走歴がある馬は【0.0.0.5】
減点E 下級戦組その2
a 前走非重賞戦出走馬は【2.1.2.40】でこのうち、斤量軽減ない馬は【0.0.2.15】
b 前走GⅢ以下戦出走の8歳以上馬は【0.0.2.12】
出走予定馬(登録馬)の消去法データまとめ
消去法選定作業を終えて
フルゲート18頭に対し18頭の登録です。2年連続で6歳の距離短縮馬が勝利中で2着も【恵量】7歳馬でしたが今年から別定戦の金鯱賞……。過去のデータがどこまで当てはまるかは微妙なところです……。
1着候補8頭+3着候補2頭
ステファノスはもう6歳になったんですネ……。毎日杯3着など早い時期から活躍しましたが重賞勝ちは富士Sの1勝のみ……。天皇賞秋2着など一歩届かないレースが続いております。
もう1年半未勝利でアタマからは狙い難いんですが2000mは【0.2.1.1】と未勝利ながらマズマズの安定感……。ただ、右芝【3.2.2.3】に対し左芝は【1.1.1.4】と若干心許ない成績となっております。ココなのか次なのかをどちらか選択しろと言われれば次だろうなぁ~っとは思ってしまいます。
ルージュバックは中山牝馬Sでなくコチラ1本で登録してきました。ご存知1800mの鬼で【4.1.0.0】。毎日王冠・エプソムC・きさらぎ賞と重賞3勝は全て牡馬混合戦で昨年の中山牝馬S2着……。
対する2000mは【1.0.0.1】で、デビュー2戦目の条件戦を勝って2走前の天皇賞秋が7着……。右芝【1.1.0.3】に対し左芝【4.1.0.3】の相性を上にとったのかも知れません……。仮にそうであれば次でなくココで買わなアカン1頭になるんですが中京は初……。もう少し人気を落としてくれてたら買い易かったです……。
1番人気は過去10年で【1.2.1.6】と非常に相性の悪い一戦です。今年は別定戦でしかもGⅡの金鯱賞でどこまで当てはまるかは微妙ですが、オッズが割れる傾向が強く飛んだ6頭は全馬300円以上つけて【押し出された1番人気馬】となっております。
しかも今年からGⅠに昇格した大阪杯のステップ的位置づけだそうで、そうなると余計にココ狙いの馬と叩いて次の馬の精査が重要になってきます。個人的にはチョット狙ってみたい馬が1着候補に残ったりもしてるんですが、その辺りも含め時間許す限り考えたいです。
以上、金鯱賞のデータ消去法編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。