第65回京都新聞杯2017の競馬予想です。この記事では、通常【消去法データ編】【枠順と単勝オッズ編】【最終予想】の3つに分けて考察しております京都新聞杯の予想を1つの記事で行っております。
2017年5月6日(土)京都芝2200m、GⅡ 3歳 馬齢 Cコース 外回りで行われます。登録18頭に対しフルゲート割れ12頭戦となった今年の京都新聞杯は15:35発走となっております。
コンテンツ
消去法データ
データは過去10年です
減点A 未勝利戦組
a 前走未勝利戦使用馬は【0.0.2.35】で、近2走ともとなると【0.0.1.29】
b 2走前の未勝利戦を4着以下馬は【0.0.0.19】
減点B キャリア過多組
キャリア8戦以上馬は【2.1.0.21】でこのうち、
a 前走6番人気以下馬は【0.0.0.10】
b キャリア9戦以上馬は【0.0.0.15】
減点C ダート路線組
a 前走ダート戦使用馬は【0.0.0.17】
減点D 休養馬
a 中9週以上馬は【0.1.1.12】と未勝利でこのうち、前走非重賞戦使用馬は【0.0.0.10】
減点E 条件戦組
a 近2走とも条件戦使用馬は【4.3.1.19】でこのうち、ともに3着以下馬は【0.0.0.7】
b 近2走、『未勝利⇒条件戦』のローテ馬は【1.0.2.14】でこのうち、前走3着以下馬は【0.0.0.7】
消去法選定作業を終えて
フルゲート18頭に対し18頭の登録です。トライアルではないものの日本ダービーの実質最終で、一昨年はサトノラーゼンがココっから本番を2着、2013年は有名過ぎますがキズナがココと本番も連勝したのは記憶に新しいかと思います。
1番人気は【3.1.2.4】で平均よりはやや下回るイメージです。飛んだ4頭中レッドデイヴィスを除く3頭は重賞初超戦でそれなりに不安もあって、そのレッドデイヴィスは条件戦を1位入線降着なんかもあってキャリア過多気味……。セン馬でもあってクラシックに影響ないところを使われたローテも懸念されてました。今年はインヴィクタが濃厚ですが、キャリア4戦以下馬は過去10年【0.1.5.50】と未勝利でどこまで?の1頭です。
着候補 消去項目入り枠順表
馬番 | 着候補 | 競走馬名 | 減点項目 |
---|---|---|---|
1 | -着候補 | カケルテソーロ | 減点Ca |
2 | -着候補 | ダノンディスタンス | 減点Da |
3 | -着候補 | サトノクロニクル | 減点Da |
4 | 1着候補 | インヴィクタ | 減点なし |
5 | -着候補 | サトノリュウガ | 減点Da |
6 | -着候補 | ゴールドハット | 減点Eb |
7 | 3着候補 | ハギノアレス | 減点Aa |
8 | 1着候補 | ミッキースワロー | 減点なし |
9 | -着候補 | メルヴィンカズマ | 減点Bb |
10 | -着候補 | ユキノタイガ | 減点Ab |
11 | 1着候補 | プラチナムバレット | 減点なし |
12 | -着候補 | ウインベラシアス | 減点Ab |
回避馬
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大外になってしまいましたが逃げるのはウインベラシアス。自分の競馬に徹するだけかと思います。他は好位主張が理想ですが、逆に行ききれなかった場合が難しくなります。最内カケルテソーロは鞍上変更で逃げるイメージもなく、その鞍上に判断を委ねられる前提ならプラチナムバレット辺りが行くのかもしれません……。
そんな訳で本命はインヴィクタにしました。前述の通りキャリア4戦以下馬は【0.1.5.50】と未勝利なんですが、内枠有利なコース形態に着候補馬中最内を引いた幸運から抜擢したいと思います。
若葉S3着で権利が取れずキッパリと皐月賞を諦めたローテは好感で、一つ上の姉クィーンズベストも勝ち味には遅いものの堅実な走りが踏襲されてれば面白い存在かと思います。
〇プラチナムバレット。内を引いてたらコチラからの予定でした。姉スマートレイアーは秋華賞や京都記念2着もあり京都は好相性です。毎日杯は4着ですがチョット離されてて、それでも皐月賞馬を輩出したりで高レベルだった可能性もあります。前目で競馬出来るメリットも大きく逆転候補の1頭でもあります。
▲はミッキースワロー。乗り鞍は少ないですが今年6勝を挙げ勝率10%近い期待の2年目菊沢騎手が騎乗します。その辺りも加味し、1着候補馬中最下位の評価に至りましたが、全戦で上り最速、で早くなっても時計がかかっても結果を出している器用さも魅力の一つです。
△はハギノアレス。近2走とも未勝利戦使用馬は【0.0.1.29】。指標に従い軽視方向でしたが、この馬しか残らず4番手評価としました。使い詰めの感もありますし、ココでは少々厳しそうです。
✕はゴールドハット。減点順ならこの馬になります。名手武豊騎手は過去10年【2.2.0.4】で、確かに人気馬も多いんですが実績は素直に評価したいところです。この名手、京都芝2200mは勝率21.9%で平均以上のパフォーマンスなんですが、このうち3歳重賞となると【8.4.1.19】で勝率25.0%・複勝率40.6%と脅威のアベレージとなっております。
☆はダノンディスタンス。京都2歳Sが2枠発走で案外だったのは気になりますが、2000mは中枠有利に対し、2200mは圧倒的内枠有利なのを踏まえてどこまで?の1頭です。
注はサトノクロニクル。兄サトノラーゼンはココを制しダービーでも2着して良血です。この類は人気先行型が多く個人的には嫌って入る事が多いんですが、デビュー以来3戦して異なる条件を相手なりに好走している実績は好評価です。
印はこのようになりました
◎ 4 インヴィクタ
〇 11 プラチナムバレット
▲ 8 ミッキースワロー
△ 7 ハギノアレス
✕ 6 ゴールドハット
☆ 2 ダノンディスタンス
注 3 サトノクロニクル
馬券の買い目と点数は以下の通り
当日のお昼前後を目途に後程追記します。
11:33追記
ワイドBOX 4・7・8・11 各100(6点)
3連複BOX 4・7・8・11 各100(4点)
以上、京都新聞杯の予想を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
京都新聞杯 最終決断
◎ゴールドハット
○サトノリュウガ