第91回中山記念2017の枠順が確定しました。アンビシャスが6枠7番、リアルスティールが4枠4番、ツクバアズマオーが7枠8番などとなっています。ここでは、中山記念過去10年の枠番別成績と、単勝オッズを調べてみました。
着候補 消去項目入り枠順表
過去10年の枠番別成績
勝率で2・3・4枠の順
連対率で3・5・1枠の順
3着内率で3・5・2枠の順
中山芝1800mは枠差のないフラットが定説です。このレースに関しては中枠に良績が多いですが、基本的には意識する必要はないと思います。
最後の直線は中央4場で最短とあって当然先行有利です。単複ともに回収値100超枠はなくそこもフラットな印象です。
単勝オッズ
データはnetkeiba.comさんを参考にしてます。
人気 馬名 想定オッズ
1 アンビシャス 2.4 2 リアルスティール 3.0 3 ツクバアズマオー 5.9 4 ネオリアリズム 6.8 5 ロゴタイプ 11.0 6 ヴィブロス 12.3 7 ヌーヴォレコルト 13.4 8 マイネルミラノ 64.9 9 サクラアンプルール 96.5 10 クリールカイザー 277.5 11 ヒラボクディープ 499.5 着候補別では……
1着候補:1~3・6・7番人気
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中山記念2017出走予定馬データ消去法編では1着候補5頭に絞れました。
今回軽視する1頭
上の画は、
中山記念過去10年、前走中山使用馬は【3.2.3.33】。中央4場の中では勝率・連対率・3着内率ともに最下位で、単回収値30・複回収値36も最下位であります。
このうち、6歳以上馬は【0.1.2.22】と未勝利で複回収値19。更にココkから、前走4角5番手以下馬となると【0.0.1.12】。2008年エアシェイディの1番人気3着が唯一の例外となっております。
今年の該当馬は着候補からはツクバアズマオーなんですが、状態が良いらしくて日経賞の始動予定を早めてココを使うのだとか……。完全消去はチョット怖いんですが、現時点では軽視候補としてご紹介しておきたいと思います。
今日までのまとめ
登録12頭で回避が1頭出てフルゲート割れ11頭戦となりました。着外候補のカオスモスのみで大勢に影響なし。今年からGⅠに昇格した大阪杯に向かう馬が多いようで、例年とは臨戦が変化してくる可能性があり要注目です。
1着候補5頭
ヴィブロスは秋華賞1着からの始動戦……。前走1着馬が好相性で【4.1.4.13】となっておりまして、今回はツクバアズマオーとヴィブロスしか該当がなく侮れない1頭です。
牝馬は出走例そのものが少なくデータが当てはまりませんが4歳勢は【3.1.4.19】。昨年は上位独占し一昨年もワンスリー決着で近5年は【2.1.4.7】。複勝率50%と余計に外し難いデータとなります。
兄弟はヴィルシーナやシュヴァルグランなどそうそうたる顔ぶれですが、なぜか人気しない不思議な良血です。これ位の人気やったら尚更外し難い1頭です。
ヌーヴォレコルトは一昨年の覇者ですがもう6歳になりました。海外でのレースが続いて久々の国内戦ってのもあってか人気が微妙です。
中山は【1.1.0.0】で、1800mは【2.0.0.0】ですが、ともに4歳以前のものでチョット過信できないデータです。昨秋は海外3戦とタイトな日程でしたが香港ヴァーズ4着.その香港ヴァーズ組が京都記念でワンツーしていることもありこちらも期待です。
何故にこんな人気ないのか分かりませんが、逆に絶対買っとかなアカン1頭かなぁ~っとも思っております。
中山記念過去3年、いわゆる近年のトレンドは休養馬……。外厩なんかも盛んで純粋なる【休養】ではありませんが【3.2.3.16】。昨年と2014年は上位独占で一昨年もワンスリー決着……。このうち、昨年と一昨年は4歳勢が上位独占して、2014年は出走3頭だったこともあり5歳⇒5歳⇒4歳決着となっております。
ある程度対象が絞れてきます。どうやら上位人気馬を網羅した感否めない結果なようで、ココも思い切って穴馬の単勝狙いも面白そうだったりするんですが、その辺りも含め時間の許す限り考えたいです。
以上、中山記念の枠順確定と単勝オッズ編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。