2018年6月2日(土)阪神競馬場で行われる鳴尾記念2018の競馬予想です。暮れの金鯱賞と入れ替わる形で宝塚記念の前哨戦になったのが2012年で、今年が7回目の開催になります。阪神の開幕週に行われる特性も考慮し、本命トリオンフから入りたいと思います。
鳴尾記念2018を過去の傾向10年のデータをまとめた《消去法データ》を中心に検証し予想てみました。鳴尾記念2018は、3歳上 別定 阪神芝2000M Aコース 内回り 15:35発走で行われます。
コンテンツ
消去法データ
データは特に注釈がない場合は過去10年で検証しております。
減点A 近走不振馬
a 近2走とも10番人気以下10着以下馬は【0.0.0.9】。人気所は該当しませんが、2015年メイショウナルトは5番人気8着まで……。
減点B 近走不振馬
a 関東馬は【1.0.1.17】。2009年1着アクシオンは冬期開催時代の実績で、6月開催以降は2017年3着のマイネルフロストのみとなっております。このうち、前走3着以下馬は【0.0.0.16】
減点C 近走不振馬
a 近2走とも非重賞戦出走馬は【2.0.2.28】。6月開催以降では2017年1着のステイインシアトル、2016年3着のプランスペスカのみとなっております。このうち、近2走ともに6着以下馬は【0.0.0.9】
出走予定馬(登録馬)の消去法データまとめ
馬番 | 着候補 | 競走馬名 | 減点項目 |
---|---|---|---|
1 | -着候補 | ヤマカツライデン | 減点Aa |
2 | 1着候補 | トリオンフ | 減点なし |
3 | -着候補 | モンドインテロ | 減点Ba |
4 | -着候補 | テイエムイナズマ | 減点Aa |
5 | 1着候補 | トリコロールブルー | 減点なし |
6 | -着候補 | マルターズアポジー | 減点Ba |
7 | -着候補 | ナスノセイカン | 減点Ba |
8 | -着候補 | ストロングタイタン | 減点Ca |
9 | 1着候補 | タツゴウゲキ | 減点なし |
10 | -着候補 | ストレンジクォーク | 減点Ba |
11 | 1着候補 | サトノノブレス | 減点なし |
回避馬
今回の想定オッズと過去の払戻金はどうなってる?
単勝オッズ
データはnetkeiba.comさんを参考にしてます。
第71回鳴尾記念 GⅢ 人気 馬名 想定オッズ 1 トリコロールブルー 3.0 2 トリオンフ 3.1 3 マルターズアポジー 4.1 4 サトノノブレス 7.2 5 タツゴウゲキ 8.2 6 ストロングタイタン 13.0 7 アメリカズカップ 30.8 8 ストレンジクォーク 35.8 9 ヤマカツライデン 37.1 10 ナスノセイカン 53.5 11 モンドインテロ 67.8 着候補別では……
1着候補:1・2・4・5番人気
過去10年の払戻金データ
6月開催になってからの過去6回中4回が3連複万馬券で、半分の3回が馬連30倍超となっております……。単勝は2013年トウケイヘイローの11.6倍が最高で、他は3番人気内馬が優勝しているのは見逃せないデータです。
過去10年の1番人気馬は?
1番人気は【2.3.1.4】と芳しくありません。6月開催となった2012年以降は【1.2.0.3】と更に信頼性が落ちます。2014年エアソミュールが唯一の勝ち馬ですが、前年に4番人気4着したかと思えば、次年の2015年は1番人気で4着したりと共通項にも乏しくなっております。
2着した2頭はGⅡ以上からの格落ち戦……。2012年ショウナンマイティはキャリアハイの4歳時で、2017年スマートレイアーは阪神【6.0.0.2】のコース巧者でした。今年は2頭拮抗しておりますが如何でしょうか……。
今年のの1番人気候補トリコロールブルーについて
準OP⇒大阪城Sを連勝してきて菊花賞以来の重賞挑戦となる4歳馬です。兄ダノンジェラートも若駒時代にセントライト記念(3着)⇒菊花賞(7着)で重賞好走歴がありましたが、古馬になってからは中日新聞杯7着が唯一の出走でした。
間隔を空けて使われてきてまだココが10戦目……。そのため、この休養明けは問題ないと思います。しかし鳴尾記念が6月開催になった2012年以降、中9週以上馬は【2.2.1.11】で上の画ですが、非重賞戦からの臨戦は2017年バンドワゴンの1頭のみ……。しかも2番人気で7着となっております。
暮れの開催時よりは例が増えてるんですが、春の古馬戦は圧倒的に番組が手薄で、加えてその傾向は年々増しているのも影響しております。他でも2016年ヤマカツエースは1番人気6着と人気を裏切った例もあり、人気となると尚更慎重にならざるを得ません……。
これが人気なければ”未知の魅力”なんですが、押し出される格好とはいえ、少々気の毒な人気支持になった1頭かと思います。現状では2000mがベストでしょう。
今回の購入候補馬は1着候補4頭
1着候補
予想はコチラ
本命はトリオンフにしました
鳴尾記念が6月開催になった2012年以降、4歳馬は上の画の通り良績が集います。前記トリコロールブルーも4歳馬ですが、2016年ヤマカツエースは京都記念からの直行を1番人気6着しております。他で2頭飛んでますが4着でともに3着にはハナ差と健闘しております。
昨秋から条件戦を連勝で、しかもクラスが上がっても着差を広げており大物感あった大型馬ですが、小倉大賞典も制し一気に重賞馬となりました。しかも2馬身半差圧勝!
GⅠ大阪杯はさすがにレベル差を感じましたが、スンナリ位置が取れてたらどうだったか見たかった……。それでも今後に活かせる大きな経験だったと思います。今年の4歳世代はホント強い馬が多い印象です。
前走は新潟大賞典で初の左回りを1番人気4着……。この起用自体も解せない点も多いんですが、ハンデ57キロを背負っての0.2秒差で、重賞勝ちがフロックでないことは証明されてと思います。しかも軽い「Vライン」気味で、人気拮抗の1・2番人気候補……。前記トリコロールブルーよりは買い易そうですが、テンの脚が速いタイプでもなく、距離を延ばして位置取りが楽になったタイプゆえ過信は禁物かとは思います……。
しかし、”1着”を前提とすると後述する3頭よりも可能性を感じるため抜擢してみました。
対抗はトリコロールブルーにしました
前述【2.2.1.11】のうち、前走GⅢ以下からの臨戦となると【0.1.0.4】と未勝利……。2013年エクスペディションが唯一の連対例となっております。鉄砲は【3.1.0.0】で実績もあり例外視も考えましたが、連勝中でもあり一息入ってからの方が買い易かったのは事実です。
▲はタツゴウゲキにしました
6歳以上馬は【3.3.3.61】と良績が多いんですがこのうち、中9週以上となると【0.1.0.11】で上の画……。2013年エクスペディションが唯一の連対例となっております。この時は斤量減でしたが今回のタツゴウゲキは斤量増に加え半年以上の休養でどこまで?の印象でココまでの評価です。
△はサトノノブレスにしました
7歳以上馬は【0.2.1.31】ですがこのうち、8歳以上となると【0.0.0.13】で上の画……。2016年パッションダンスや2014年トーセンジョーダンはともに4番人気でそれぞれ4・8着などとなっております。使いつつよりもいきなりの方が良いタイプにも思いココまでの評価です。
印はこのようになりました
◎ 2 トリオンフ
〇 5 トリコロールブルー
▲ 9 タツゴウゲキ
△ 11 サトノノブレス
✕ ※
☆ ※
注 ※
馬券の買い目と点数は以下の通り
当日のお昼前後を目途に後程追記します。
10:41追記
少頭数もあってか全然つかないですネ……。ワイドは▲△が4桁で他はオール3桁配当となるとガミ必至で見送りです。本命馬の単勝3倍・複勝1.4倍と仮定すると、1着で130%、2・3着で56%なので、半分返せたら御の字のフォーカスです。
単勝 2 200
複勝 2 400 (的中1.1倍=440)
3連複BOX 2・5・9・11 各100(4点)
(払戻金 1000⇒440)
以上、鳴尾記念の予想編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。