第22回NHKマイルカップ2017の枠順が確定しました。カラクレナイが2枠4番、モンドキャンノが1枠1番、アウトライアーズが2枠3番などとなっています。ここでは、NHKマイルカップ過去10年の枠番別成績と、単勝オッズを調べてみました。

着候補 消去項目入り枠順表

  • 1 1着候補 モンドキャンノ 減点なし
  • 2 -着候補 キョウヘイ 減点Ca
  • 3 1着候補 アウトライアーズ 減点なし
  • 4 3着候補 カラクレナイ 減点Eb
  • 5 -着候補 プラチナヴォイス 減点Db
  • 6 -着候補 ボンセルヴィーソ 減点Da
  • 7 3着候補 ジョーストリクトリ 減点Ga
  • 8 3着候補 タイムトリップ 減点Ga
  • 9 -着候補 タイセイスターリー 減点Ba
  • 10 2着候補 ディバインコード 減点Aa
  • 11 2着候補 オールザゴー 減点Aa
  • 12 -着候補 ミスエルテ 減点Bb
  • 13 -着候補 トラスト 減点Db
  • 14 -着候補 リエノテソーロ 減点Ab
  • 15 -着候補 レッドアンシェル 減点Ca
  • 16 -着候補 アエロリット 減点Ea
  • 17 -着候補 ナイトバナレット 減点Ba
  • 18 3着候補 ガンサリュート 減点Fa
  • 除外馬

  •  -着候補 エトルディーニュ 減点Db
  •  -着候補 シーズララバイ 減点Ab
  •  1着候補 スズカメジャー 減点なし
  •  -着候補 ダイイチターミナル 減点Ab
  •  -着候補 ニシノアップルパイ 減点Ac
  •  -着候補 ブラックオニキス 減点Ab
  •  -着候補 メイショウオワラ 減点Ab
  • 過去10年の枠番別成績

    NHKマイルC2017過去10年枠別データ

    勝率で7・2・3・4・5枠の順

    連対率で3・7・2枠の順

    3着内率で3・5・1・2枠の順

    東京芝1600mは枠差のないフラットが定説です。その辺りは世界に誇れる名コースだと私も思ってます。直線が長くコーナーが2回しかないのも特徴で、イメージとは逆に逃げも残りやすいので注意が必要です。

    単複回収値ともに100超は7枠のみ……。グランプリボスやダノンシャンティ等1番人気も堅実ですが、何と言っても17番人気1着ピンクカメオはビックリしました。内田騎手は中央GⅠ初制覇となった一戦で3連単970万馬券!それでいてこの数字となるとやはりフラットが前提になるかと思います。

    単勝オッズ

    データはnetkeiba.comさんを参考にしてます。

    人気 馬名 想定オッズ

  • 1 カラクレナイ 4.6
  • 2 モンドキャンノ 5.2
  • 3 アエロリット 5.6
  • 4 アウトライアーズ 5.8
  • 5 ボンセルヴィーソ 8.8
  • 6 ミスエルテ 10.9
  • 7 レッドアンシェル 12.7
  • 8 ジョーストリクトリ 14.3
  • 9 ディバインコード 18.0
  • 10 キョウヘイ 24.5
  • 11 プラチナヴォイス 32.8
  • 12 タイムトリップ 38.9
  • 13 タイセイスターリー 53.5
  • 14 ガンサリュート 54.4
  • 15 リエノテソーロ 63.0
  • 16 オールザゴー 64.3
  • 17 トラスト 88.8
  • 18 ナイトバナレット 92.3
  • 着候補別では……

  • 1着候補:2・4番人気
  • 2着候補:9・16番人気
  • 3着候補:1・8・12・14番人気
  • 今週掲載したNHKマイルC関連記事

    NHKマイルC2017出走予定馬データ消去法編では1着候補3頭+2着候補2頭+3着候補4頭に絞れました。

    毎週木曜日に配信しているツイキャスをユーチューブにUPしてみました。

    今回軽視する1頭

    NHKマイルC2017過去10年バウンド延長馬データ

    上の画は、

    NHKマイルC過去10年、今回バウンド延長となる馬は【0.0.0.19】。人気所は少ないんですが、2008年ファリダットは2番人気5着などとなっております。

    今年の該当馬は着候補からはオールザゴーディバインコードなんですが、ココを軽視すると2着候補馬が不在となってしまいます。配当妙味も高そうな2頭ゆえ、もう少し検討したいと思います。

    馬券の買い方について

    単勝

    買っても2頭でモンドキャンノアウトライアーズはどちらも5倍超ので2点買いもあり。変に押さえをバラバラ散らすよりは資金を集めれるメリットがありそうです。

    複勝

    2桁人気馬は魅力ですが、それぞれデータに不安があって、1頭に絞れればまだしも全部となると非現実的であります。今回はこの券種を使うことによってワイドと3連複の買い目減に貢献出来たら良いと考えてまして、押さえ馬券でなく代用馬券で考えております。

    枠連

    データ的に軽視した2着候補馬が同枠同居となれば一考でしたが、今回は微妙な配置となりました。本命⇒対抗の組合せ本命筋だった場合、馬連も枠連も差がない可能性があります。そうなると枠連も一考ですが、決してカラクレナイの人気にビビってる訳ではありませんので悪しからず……(笑)

    馬連

    前述の通り2着候補馬がともにバウンド延長で【0.0.0.19】。コチラを完全に軽視すると1点になり是非持っておきたいと思っております。この組合せが人気サイドなら逆にワイドがセオリーです。

    ワイド

    馬連の項で紹介した買い目は私の◎〇になる可能性が高いんですが、人気サイドであればワイドがセオリーです。その他、『この2頭以外分からない』っとなった場合、データ的には厳しいですが3番手に大穴を持ってくるのも一考です。そうなるとココからの流しも組み込めば即ちBOXとなります。

    馬単

    本命がアウトライアーズなら一考なんですが、チョット甲乙つけがたい2頭となった◎〇候補です。個人的には折り返しは買わない方針ですので、今回は見送る可能性が高い券種です。

    3連複

    是非買いたいんですが、どこまで買い目が絞れるか?8頭の着候補全部だとフォーメーションで28点。◎〇から相手への流しだと6点……。この差22点をワイドでどこまで代用できるか?又は諦めれるオッズのゾーンなのか?

    3連単

    今年は買わないつもりで挑んだ2017年でしたが、解禁してからズルズルとなりそうで怖いですネ。天皇賞春は2点買ったんですがこれはマズかったです。買っても1点までを徹底したいと思っておりますが、今回の3着候補馬は絞れた1頭ではなく、無理やりの1頭になるので、今回は買わない方向で考えております。

    今日までのまとめ

    登録25頭で不出走が7頭出てフルゲート18頭戦となりました。1着候補スズカメジャーは是非GⅠで見たかった1頭ですが次の機会に期待したいと思います。今年は実績馬も多く参戦し、牡牝ともに楽しみな馬が集った印象です。

    1着候補2頭+2着候補2頭+3着候補4頭

    カラクレナイはフィリーズレビュー1着⇒桜花賞4着からの臨戦です。この世代は牡馬より牝馬の方が強いともっぱら評判ですが、私は人気サイドでは最も嫌いたい1頭として挙げたいと思います。

    フィリーズレビュー⇒桜花賞の臨戦は過去10年【0.0.0.7】。2005年ラインクラフトは連勝からココも制して3連勝で、同じ年2着のデアリングハートも連続3着内からの臨戦でした。

    因みに前走牝馬限定戦からは過去10年【2.1.0.12】となっておりますが、

  • 2016年メジャーエンブレム1着 2月クイーンC⇒桜花賞
  • 2015年アルビアーノ2着 2月条件戦⇒フラワーC
  • 2007年ピンクカメオ1着 1月条件戦⇒桜花賞
  • 馬券になった3頭はいずれも間隔を空けての前走となっておりまして、考えようによってはNHKマイルC狙いだったと受け取れなくもない臨戦でした。今回のカラクレナイはお釣りでの競馬になりますので、その辺りからみてもかなり厳しい1頭かと思っております。

    ガンサリュートは見事の抽選を突破しましたが大外配置となってしまいました。私は専門外なんですが、父ダノンシャンティ・母父クロフネはともにNHKマイルCの覇者で、特にクロフネはNHKマイルC史上唯一の父子制覇を達成しておりまして血統人気しそうな1頭です。

    減点は前走GⅢ以下6着以下馬は【0.0.1.10】ということで、私としては当然軽視方向なんですが、人気を吸ってくれれば嬉しいと思ってたら全然人気ないみたいで……、押さえようかと思ってたらこの大外配置……(笑)。データ的には全馬厳しいなら後悔しないように抜擢してみるのも一考なんですが、もう少し精査したいと思っている1頭です。

    2014年には2桁人気馬が2頭台頭し68万馬券、2013年は10⇒6⇒8番人気と入って123万馬券とデタラメに荒れる年が強烈に印象深いですが、基本的には人気サイドが2頭は入って穴は1頭まで……。比較的オーソドックスなGⅠになったかなぁ~って思ってます。クラシックじゃアカンからココってより狙い澄ました臨戦の馬がやっぱり好走してるイメージも強いんですが、その辺りも含め時間の許す限り考えたいです。

    以上、NHKマイルカップの枠順確定と単勝オッズ編を終わりたいと思います。

    最後までご覧いただきありがとうございました。