第64回日経新春杯2017の枠順が確定しました。ミッキーロケットが5枠8番、カフジプリンスが6枠9番、シャケトラが3枠4番などとなっています。ここでは、京成杯過去10年の枠番別成績と、単勝オッズを調べてみました。
着候補 消去項目入り枠順表
過去10年の枠番別成績
勝率で1・3・2枠の順
連対率で1・3・6枠の順
3着内率で1・6・3枠の順
京都2400mは圧倒的内枠有利です。ポケットスタートで距離はありますが平坦で、脚質による差がテンではつき難いことが原因のひとつとして挙げられます。
ココでポジション取りに失敗すると挽回は3~4角となりココは坂もあり難解で、前につけるアドバンテージはより一層大きくなります。単複ともに回収値100超はなくそこはフラットな印象です。
単勝オッズ
データはnetkeiba.comさんを参考にしてます。
人気 馬名 想定オッズ
1 ミッキーロケット 2.4 2 カフジプリンス 5.0 3 シャケトラ 5.0 4 レッドエルディスト 6.5 5 モンドインテロ 6.6 6 レーヴミストラル 10.3 7 ヤマカツライデン 11.4 8 ダコール 59.7 9 アクションスター 84.6 10 アドマイヤフライト 125.9 11 トルークマクト 176.5 12 マドリードカフェ 259.1 13 ウインインスパイア 422.6 14 テイエムナナヒカリ 439.1 着候補別では……
1着候補:2・3・5・7番人気 3着候補:1・4・6・12番人気
今週掲載した日経新春杯関連記事
日経新春杯2017出走予定馬データ消去法編では1着候補5頭+3着候補4頭に絞れました。
今回軽視する1頭
上の画は、
日経新春杯過去10年、前走ステイヤーズS出走馬は【0.0.0.9】と全くの不相性です。消去項目の【E】にも付随するのですが、そもそも前走3000m以上からの臨戦馬も不相性で【2.1.2.21】。
長距離路線の集大成とも言える3600mとなるとペースが全く異なることが原因と思われ、事実今年も最初の1000までで13秒台のラップが3/5、次の2000も3/5、最後の8Fが1/8で逆に11秒台となると、最初の1000までが1/4、次が0/5、最後の8Fが3/8と完璧な後傾ラップを刻んでおります。
一気に1200mの短縮となると他と比べようがないのも確かですが、距離が1/3になると考えると1800m⇒1200mと同列に比べれない訳でもありませんが、ペースの比較として厳しいのは明らかです。今年の該当馬は着候補馬からはモンドインテロとなっております。
今日までのまとめ
登録17頭で回避が3頭出てフルゲート割れ14頭戦となりました。1着候補馬からは私が本命視も考えてたクリプトグラムが含まれます。調教中に転倒したとかで、大事をとっての回避だそうですが大変残念でした。まぁ~無事で何よりでした……。
1着候補4頭+3着候補4頭
ヤマカツライデンは京都大賞典以来久々の指導戦……。その前走は現役最強馬キタサンブラックを相手にハナを叩いて0.8秒差8着……。内を引いてスムーズならっと期待しましたが又しても外目の7枠11番となってしまいました。同型不在ゆえ位置取りはスムーズでしょうが、どれだけ脚を使わされるかは始まってみないと分からないのが残念なところです……。
シャケトラは条件戦を連勝で勝ち上がった重賞初挑戦馬……。ツイキャスでもお話しましたが、【0.0.2.1】に該当し、連対こそありませんが率としては高いものがあります。
今回バウンド延長となる馬は過去10年【3.2.4.36】と比較的好走例が多いんですが、このうち前走非重賞戦使用のハンデ53キロ以上馬は【0.0.0.11】。人気になるようなら嫌ってこそかなぁ~っとは思う1頭です。
今週は3重賞でどれも波乱傾向が強く今年も難解です。手を広げて構えたい一戦ではあるのですが、資金を増やして挑むことと勘違いされてる方が多くいらっしゃるのは私としては意外でした。この類のレースで良く私が書いたりお話したりする内容の一つに、【相手を絞るな!馬券を絞る!】って言葉があって、結果として伴えば尚説得力が増すのでありますが(笑)その辺りも含め時間の許す限り考えたいです。
以上、日経新春杯の枠順確定と単勝オッズ編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。