第78回優駿牝馬2017の枠順が確定しました。リスグラシューが7枠14番、ソウルスターリングが1枠2番、フローレスマジックが2枠3番などとなっています。ここでは、優駿牝馬(オークス)過去10年の枠番別成績と、単勝オッズを調べてみました。
コンテンツ
着候補 消去項目入り枠順表
不出走馬
過去10年の枠番別成績
勝率で2・5・8枠の順
連対率で2・5・7枠の順
3着内率で2・5・7枠の順
東京芝2400mは内枠有利が定説ですが、席が増えるにつれ外に良績が増えていきます。明らかに勝ち負けにならない馬が着を拾いに行ってハマったり、ゴチャついて進路が取れないよりは距離ロス上等で外を回して来ること等が考えられます。
単複回収値ともに100超は2枠のみ……。昨年のシンハライトや2009年レッドディザイアのように人気馬も堅実で、2013年メイショウマンボ、2011年エリンコートのような人気薄の一発もあり満遍なく!っの印象です。
単勝オッズ
データはnetkeiba.comさんを参考にしてます。
人気 馬名 想定オッズ
1 リスグラシュー 3.0 2 ソウルスターリング 3.2 3 アドマイヤミヤビ 3.9 4 フローレスマジック 8.8 5 レーヌミノル 11.1 6 モズカッチャン 16.9 7 ブラックスビーチ 29.3 8 ハローユニコーン 32.0 9 ホウオウパフューム 32.6 10 ヤマカツグレース 39.3 11 ディアドラ 46.9 12 ミスパンテール 51.4 13 カリビアンゴールド 96.4 14 ディーパワンサ 234.7 15 モーヴサファイア 249.0 16 レッドコルディス 341.0 17 ブラックオニキス 369.9 18 マナローラ 617.7 着候補別では……
1着候補:1・2・5・6番人気 3着候補:4・10番人気
今週掲載したオークス関連記事
オークス2017出走予定馬データ消去法編では1着候補4頭+3着候補2頭に絞れました。
毎週木曜日に配信しているツイキャスをユーチューブにUPしてみました。
今回軽視する1頭
上の画は、
オークス過去10年、直近3連敗中の馬は【0.2.2.49】。2012年アイスフォーリス3着、2011年ピュアブリーゼ2着など比較的小柄な馬が多く活躍しておりますがこのうち、キャリア6戦以下馬は【0.0.0.23】。人気所では昨年のアットザシーサイドが4番人気11着、2011年バブルバブルも4番人気9着などとなっております。
今年の該当馬は1着候補からはリスグラシュー、2着候補からはフローレスマジックとヤマカツグレースなんですが、人気薄ならまだしも今回は人気馬が2頭も該当しており、点数減への貢献は大きくなりそうです。
馬券の買い方について
単勝
現時点で印は流動的なんですが、その印に関係なくモズカッチャンは必須になります。っでソウルスターリングはホントに3倍もつくんですかネ?この2点買いだけでも良いようには思います……。
複勝
着候補馬が6頭残って、前述の通り3頭を軽視したので残も3頭。その3頭の中から選ぶなら当然モズカッチャンが候補になります。今年はなるべく多用しないようにしている券種なんですが、【来られて後悔しない馬券】は常に目指してところでして、オッズ次第でヤマカツグレースも一考です。
枠連
まさかの同枠で難しくなりました……。ソウルスターリングを上に取れば押さえとして有効ですが、モズカッチャンと入着した際は悔しいだろうなぁ~って今から思います……。積極的には買い難い配置となりました。
馬連
1点買いなのでオッズは関係なし。当然モズカッチャンとソウルスターリングの組合せのみになります。
ワイド
基本線は3頭BOX3点になります。モズカッチャンとソウルスターリングの組合せが人気サイドならワイドがセオリーですが、今回は1-6番人気辺りが想定され、それなら本線馬連・押さえワイドになります。っであれば金額的には馬連より落とすのもアリになってきます。
他の2点では、ソウルスターリングとレーヌミノルはオッズ次第……。ココは間違いなく私の本線からはずれるので、『安いから増額』なんてのは絶対NG!逆に思い切って諦めて良いゾーンになります。
馬単
買うならモズカッチャン⇒ソウルスターリング。1点買いなのでオッズは関係ありませんが、如何せん私との相性が悪い券種でして、本線には据えれません。
3連複
2頭軸が決まってるので是非買いたい券種です。相手はレーヌミノルは必須として、他の3頭を追加するかどうか?
3連単
裏目限定ならモズカッチャン⇒ソウルスターリング⇒レーヌミノルの1点ですが、ソウルスターリング⇒モズカッチャン⇒レーヌミノルも2・3着馬のオッズ次第では裏目に該当します。中途半端に買うよりは見送りの方向なんですが、買わな当然当たらない訳でして、当日までの自信度によって決めたいと思います。
今日までのまとめ
登録23頭で不出走5頭のフルゲート18頭戦となりました。以前はオークスで燃え尽きて以後未勝利なんて馬が結構居たりしたんですが、最近は長く活躍する馬も増えて一ファンとしては嬉しいところです。昨年のシンハライトはもう少し見てみたかった1頭でしたが……。未知の2400mに挑む18頭ですが、案外ってのか堅い決着が多く、距離適正よりも完成度が上に取られがちですが、それでもココを好走して後に短距離路線で活躍した、ってな馬は数える程しか居ない訳で、ある程度距離の適正も必要になってくるかと思います。
1着候補4頭+2着候補2頭
モズカッチャンはフローラS組で過去10年【1.4.4.32】。2010年サンテミリオンがアパパネと同着1着でした。馬券になった9頭全馬2走前に3着内しておりこれはまず絶対条件で、更に前走5番人気内5着内の
キャリア7戦以下馬となると【1.4.4.6】。連対率33%・3着内率60%・複回収値204とハイアベレージです。
レーヌミノルは距離不安を一蹴し桜花賞馬となりました。この類、そんな懸念が一気に忘れ去られ、人気になった次走で飛ぶのが昔はセオリーでしたが、近年は競馬ファンの馬券技術向上もあって、恐らく5~6番人気に落ち着くものと思われます。
過去10年、フィリーズレビュー⇒桜花賞組は【1.0.1.8】。2013年メイショウマンボが1着、2008年レジネッタが3着しておりますが、キャリア7戦以上馬となると【0.0.1.5】。メイショウマンボは1400m以上で3勝を挙げており、レジネッタも3勝馬ですがマイル戦2勝の実績……。チョット不安なデータであります……。
過去10年、3着内馬は当然30頭なんですが前走に偏りがあって、桜花賞組が1頭も入らなかった年はなく、上位独占が2回・2頭が入って1頭別戦が3回で、フローラS組が2頭入って桜花賞組1頭が3回あって、桜花賞組とフローラS組と他1頭の完全別戦組決着が2回。展開の向き不向きも大きく左右するかと思います。徹底先行型不在でもあり読み難い面も否めないんですが、その辺りも含め時間の許す限り考えたいです。
以上、優駿牝馬(オークス)の枠順確定と単勝オッズ編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。