第12回オーシャンステークス2017の枠順が確定しました。メラグラーナが5枠9番、ナックビーナスが1枠2番、ブレイブスマッシュが2枠3番などとなっています。ここでは、夕刊フジ賞オーシャンステークス過去10年の枠番別成績と、単勝オッズを調べてみました。
着候補 消去項目入り枠順表
過去10年の枠番別成績
勝率で1・2・4・6枠の順
連対率で1・2・3・4・6枠の順
3着内率で3・1・4・7・8枠の順
中山芝1200mは外回りコース使用で中枠有利が定説ですが良績は内枠に多い傾向です。最初のコーナーが緩やかなのと下りがあってかペースが緩まないのが大きな要因で、過去10年全てのレースで前傾ラップとなっております。単複ともに回収値100超枠はなくそこはフラットな印象です。
単勝オッズ
データはnetkeiba.comさんを参考にしてます。
人気 馬名 想定オッズ
1 メラグラーナ 2.6 2 ナックビーナス 4.7 3 ブレイブスマッシュ 5.5 4 クリスマス 7.2 5 スノードラゴン 8.2 6 レッドアリオン 11.3 7 バクシンテイオー 16.8 8 アースソニック 27.7 9 コスモドーム 33.2 10 ウインムート 35.1 11 トウショウピスト 45.6 12 ラインハート 131.2 13 ブラヴィッシモ 132.7 14 ブレイズアトレイル 152.7 15 ペイシャフェリス 222.9 16 フレイムヘイロー 443.6 着候補別では……
1着候補:1・2・4・10・13番人気 3着候補:3・9・11番人気
今週掲載したオーシャンS関連記事
オーシャンS2017出走予定馬データ消去法編では1着候補5頭+3着候補4頭に絞れました。
今回軽視する1頭
上の画は、
オーシャンS過去10年、牝馬は【1.3.0.30】で勝ったワンカラットは重賞3勝馬(ココまで)で淀短距離Sからの3キロ減で引退レースでした……。この斤量3キロ以上減馬を除くと【0.3.0.30】でこのうち、前走非重賞戦使用馬は【0.0.0.12】。
今年の該当馬は着候補からはクリスマスなんですが、チョット比較するには物足りない実績で軽視候補です。デビュー2連勝で私も期待した1頭でしたが、明らかに不向きなオークスを使ったり、一気に6F短縮で函館SSを使ったりで陣営に対しても良いイメージがありません。洋芝だったり夏季に良績が集ったりしてますので、今回はタイミングではないかなぁ~っと見てます。
今日までのまとめ
登録18頭で不出走2頭でフルゲート16頭戦となりました。3着候補のブオメガヴェンデッタが含まれますが大勢に影響なくココは絞れたメリット!GⅠ高松宮記念に向け超重要ステップ戦らしく順当なメンバーが選出されてきた印象です。
1着候補5頭+3着候補3頭
ブラヴィッシモは先週の阪急杯4着からの連闘……。前走より条件が落ちるのは仕方ありませんが中山は初出走となります。これで次が高松宮記念となると凄いローテでGⅠへの出走は事実上なくなったと判断して良いでしょう。ココがメイチの可能性もあり侮れない1頭です。
ウインムートは前走準OP卒業……。2馬身差でもあり今後が楽しみな1頭です。重賞は2歳時にデイリー杯2歳Sで経験済みで、この時は完全にペースの乗れなかったですネ……。あれから1年少々経って増した経験値の差を見せ付ける機会が訪れました。前走は初の1200mでしたがテンの脚は十分通用する見立てです。
ブレイブスマッシュは前2走とも非重賞戦出走馬且つ前走芝戦3番人気以下3着以下馬の項で【0.0.3.11】の3着候補馬です。3歳時にファルコンS2着がありますが今回初の1200mで、テンの脚などは未知数ですが、それでいてこの人気となるとチョット買い難くなったのは事実です。マイルから一気2Fの短縮は過去10年【1.0.1.7】。昨年のエイシンブルズアイは1着でしたが1200mOP勝ち歴があり、2014年レッドスパーダは自身が3年前3着しておりリピーター……。チョット同列には比較し難い実績でもあり取捨に困る1頭です。
オーシャンS過去10年、特に近年は追い込んで馬券圏内に入る馬もチラホラいたりましますが、前走を見ると4角5番手打ち馬が【7.4.5.64】。先行総崩れで3連単260万馬券が飛び出した2012年と同じく11万馬券が出た2010年を除き毎年2頭以上の馬券圏内馬を輩出しております。
16・15・13年がワンツーで、14・09・08・07年がワンスリー、11年がツースリー決着となっておりまして、もう1頭の特性が見出せれば3連複で買いたいレースです。っが、如何せんこれだけの頭数を残してるのでワイドフォーメーションで静観するのもアリかなぁ~っと思っております。
近2年はハクサンムーンの逃げが2着に残って後方からの馬が1・3着したりで、少しずつ傾向も変わってきてるだけにデータ派としては難儀な一戦なんですが、その辺りも含め時間の許す限り考えたいです。
以上、夕刊フジ賞オーシャンステークスの枠順確定と単勝オッズ編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。