第61回大阪杯2017の消去法データです。4月2日(日)、阪神競馬場芝2000m(4歳上 GⅠ 定量 Bコース 内回り)で行なわれます。ここでは、大阪杯過去10年の成績と傾向から出走予定馬(登録馬)をデータ消去法で見ていきます。
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消去法データ
減点A 斤量増馬
a 前走Ⅱ以下4着以下馬は【0.4.2.48】と未勝利でこのうち、今回斤量増馬は【0.0.0.19】
減点B 高齢馬
a 8歳以上馬は【0.0.0.13】
減点C 休養馬
a 中9週以上馬は【5.3.7.28】と良績が多いんですがこのうち、前走GⅡ以下戦使用の斤量増馬は【0.0.0.5】
減点D 後方脚質馬
a 前走4角10番手以下馬は【1.0.3.26】でこのうち、前走3着以下馬は【0.0.2.24】
減点E 近走不振馬
a 前2走とも4着以下馬は【1.2.4.49】でこのうち、前走1800M以下戦出走馬は【0.0.1.19】
出走予定馬(登録馬)の消去法データまとめ
消去法選定作業を終えて
フルゲート16頭に対し15頭の登録です。今年からGⅠに昇格して私としては馴染み深い【産経】がとれて大阪杯になったのは少々寂しいです。
それと、もう一つ言うなら、折角だから非根幹距離のGⅠにして欲しかったですネ……。それでも記念すべき第1回目のレースで見応えある戦いを期待したいと思います。
1着候補7頭+3着候補3頭
キタサンブラックは有馬記念2着からの始動戦……。全成績【8.2.3.1】はもはや歴代の名馬と比較しても遜色なく、現役最強馬に異論は少ないと思います。
デビュー3連勝が皐月賞3着でストップし後は2連勝までと、コチラも歴代の名馬と比べても至極一般的であります。春は国内専念が決まり、今後は勝ったり負けたりの繰り返しになりそうですが、大きく崩れそうにない安定感と身体の強さは大きな魅力です。
マカヒキは始動戦の京都記念を3着……。断然人気でしたが帰国緒戦を考えれば上出来だったかと思います。
現4歳世代は【最強世代】っと形容されたりもしますが、クラシック上位組がケガで軒並み離脱する中、昨秋を海外に転じたのは結果的にプラスかも知れません。ココでも勝ち負けでしょう。
1番人気は【4.3.2.1】と抜群の安定感……。昨年のラブリーデイは4着でしたが、前年10戦が使い過ぎの上、重賞初制覇を含む6勝を挙げた6歳馬で疲労もあり、かなり危険な1番人気でした。そう考えると今年はキタサンブラックでしょうがチョット外し難い感じもしてます。
勝ち馬に関しては6番人気内までで【10.7.9.34】。今年はGⅠ昇格初年度でもあり、GⅡ時代のデータがどこまで当てはまるかは疑問ですが、元々デタラメに荒れるレースでもなくて、実力はハッキリ出やすいレースの印象です。その辺りも含め時間許す限り考えたいです。
以上、大阪杯のデータ消去法編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。