第22回プロキオンステークス2017の消去法データです。7月9日(日)、中京競馬場ダート1400m(3歳上 GⅢ 別定)で行なわれます。ここでは、プロキオンステークス過去10年の成績と傾向から出走予定馬(登録馬)をデータ消去法で見ていきます。
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消去法データ
減点A 前走敗退ボーダー
a 前走良・やや重戦4着以下0.6秒以上敗退馬は【0.0.0.35】
減点B 条件戦組
a 前走条件戦出走馬は【0.1.0.17】と未勝利でこのうち、前走0.2秒以上勝ち馬を除くと【0.0.0.11】
減点C 非条件戦組
a 近2走とも非重賞戦使用馬は【5.3.4.62】と一大勢力なんですがこのうち、今回距離短縮の6歳以上馬は【0.0.0.8】
減点D 高齢馬
a 7歳以上馬は【0.2.3.49】と未勝利でこのうち、今回斤量増馬は【0.0.0.14】
出走予定馬(登録馬)の消去法データまとめ
消去法選定作業を終えて
フルゲート16頭に対し19頭の登録です。暮れのGⅠまではかなり期間が空くので、ココからは盛んになる交流重賞かJRAなら下級戦になってしまいます。1400m戦は希少でもあり登録馬殺到も考えられましたが比較的落ち着いたメンバー構成となりそうです。
1着候補6頭
エイシンバッケンは昨秋に条件戦を卒業しOP2勝……。1400mはベストの【3.2.2.0】で重賞制覇にチャンス到来です!次の適鞍となると1200mのカペラS位しか思い当たりませんが暮れまではかなりの期間……。今回の勝負度合は高くなりそうな1頭です。
カフジテイクは帰国緒戦をココから始動します。フェブラリーSでは1番人気支持で3着の実績……。私も対抗視しましたが、後方脚質ゆえ展開待ちは否めず、チョット向かなかったのは残念でした……。
1400mはベストの【6.2.2.6】でGⅠがあれば良いんですが、マイル【0.0.2.0】・1800m【0.0.0.2】でGⅠ掲示板確保はお見事の一言!いきなりですがコチラも勝負度合が高い可能性がある1頭です。
1番人気は【3.2.4.1】と信頼性が高い一戦です。飛んだのは一昨年のレッドアルヴィスですが、勝つときは着差をつけるタイプで生涯一度も連勝したことがない馬……。前走欅Sを0.3秒勝ちの後だけにチョット危険な感じはする1頭でした。
私は3番手評価だったんで偉そうには申し上げれませんが、今年の候補は前述2頭どちらかでしょうし、エイシンバッケンであれば似たような臨戦は若干不安……。カフジテイクなら過去に例のないケースで完全異端臨戦になります。
比較的堅い決着も多いダート重賞ですが、6番人気以下馬の台頭が過去10年6回もあり、隙をみて穴を狙いたい一戦であります。ただ、その”席”が1着3頭・3着3頭と共通項に乏しく馬券の券種を難解なんですが、その辺りも含め時間許す限り考えたいです。
以上、プロキオンステークスのデータ消去法編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。