第65回クイーンステークス2017の消去法データです。7月30日(日)、札幌競馬場芝1800m(3歳上牝馬 GⅢ 別定 Aコース)で行なわれます。ここでは、北海道新聞杯クイーンステークス過去10年の成績と傾向から出走予定馬(登録馬)をデータ消去法で見ていきます。
消去法データ
減点A 条件戦組
a 前走条件戦組は【2.2.3.29】ですがこのうち、前走1000万下戦出走馬は【0.0.0.10】
減点B 斤量増馬
a 斤量増馬は【2.3.3.39】ですがこのうち、前走非重賞戦4番人気以下4着以下馬は【0.0.0.10】
減点C 高齢馬
a 6歳以上馬は【3.0.1.16】でこのうち、近3走とも4着以下馬は【0.0.0.7】
減点D 休養馬
a 中9週以上馬は【8.5.5.35】と圧倒的良績ですがこのうち、ヴィクトリアマイル組のシェア率が断然で【4.4.2.10】。これ以外の路線からとなると【4.1.3.25】となります。このうち、前走1秒以上敗退馬は【0.0.2.12】
出走予定馬(登録馬)の消去法データまとめ
消去法選定作業を終えて
フルゲート14頭に対し16頭の登録です。特にGⅠに直結する訳ではありませんが、毎年それなりにメンバーが揃う牝馬限定戦であります。今年も秋が楽しみなメンバーが揃い、札幌開幕週を飾るに相応しいレースを期待したいです。
1着候補8頭+3着候補3頭
アドマイヤリードはGⅠヴィクトリアマイル勝ちからの臨戦……。3歳秋にローズSを7着して自己条件に戻ってオール連対!明け4歳の今年、連勝で条件戦を卒業し一気にGⅠ奪取となりました。格言通りの”牝馬は勢い”となるかどうか?
アエロリットはGⅠNHKマイルC勝ちからの臨戦……。桜花賞5着以外の5戦はオール連対で、まだ適正を示せていませんが、初の1800m戦になります。課題はそこだけで安定感もあり、チョット逆らい難い雰囲気であります。
1番人気は【3.4.1.2】で平均以上の安定感……。完全に飛んだのは2頭ですが、2010年ヒカルアマランサスはテン乗りホワイト騎手でチョット危険な感じはしてましたし、2007年アドマイヤキッスはマイル3連発を4⇒7⇒4着ときての延長でリズムを崩してコチラも危険な感じ……。
今年は前述2頭のどちらかで間違いなさそうですが、ともにGⅠ勝ちからの臨戦であり堅そうなイメージです。それでいて平穏に決まる事が少ないのが”牝馬戦の妙”なんでしょうが、その辺りも含め時間許す限り考えたいです。
以上、北海道新聞杯クイーンステークスのデータ消去法編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。