第22回シルクロードステークス2017の枠順が確定しました。ネロが7枠10番、ソルヴェイグが4枠5番、ダンスディレクターが5枠7番などとなっています。ここでは、シルクロードステークス過去10年の枠番別成績と、単勝オッズを調べてみました。
着候補 消去項目入り枠順表
過去10年の枠番別成績
勝率で1・2・4・6枠の順
連対率で1・2・4枠の順
3着内率で1・4・2枠の順
京都芝1200mは圧倒的内枠有利が定説です。外枠不利説を提唱される方も多くて事実このレースでは未勝利です……。特に後方脚質馬には鬼門で、前走4角10番手以下馬は全体で【3.2.2.34】と取り立てて言う程悪くないんんですが、このうち5枠より外は【0.0.2.13】で、4枠より内は【3.2.0.21】。単複ともに回収値100超枠はなく、そこはフラットな印象です。
単勝オッズ
データはnetkeiba.comさんを参考にしてます。
人気 馬名 想定オッズ
1 ネロ 2.6 2 ソルヴェイグ 3.3 3 ダンスディレクター 5.1 4 セイウンコウセイ 8.2 5 ブランボヌール 8.6 6 セカンドテーブル 9.7 7 ラインスピリット 17.9 8 アースソニック 45.2 9 ヒルノデイバロー 53.6 10 ブラヴィッシモ 65.4 11 テイエムタイホー 136.0 12 ダイシンサンダー 143.5 13 カオスモス 313.4 着候補別では……
1着候補:1・3・4・10番人気 3着候補:6・7番人気
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シルクロードS2017出走予定馬データ消去法編では1着候補4頭+3着候補3頭に絞れました。
今回軽視する1頭
上の画は、
シルクロードS過去10年、キャリア31戦以上馬は【0.0.4.43】。人気所は少ないんですが、2007年はスピニングノアールが2番人気11着などとなっております。昨年のワキノブレイブは11番人気3着など好走例も4件ありますが、連対例がない事を考えると心許ないデータです……。
今年の該当馬は着候補馬からはネロとラインスピリットとなっております。
今日までのまとめ
登録14頭で1頭の回避が出てフルゲート割れ13頭戦となりました。逃げると思われたローレルベローチェは3着候補馬だったんですが、これで想定の展開が若干変わることになってしまいました。
1着候補4頭+3着候補2頭
ダンスディレクターは昨年のココが重賞初制覇となり連覇を狙います。以後サッパリでもう7歳になってしまいましたが京都は【5.3.0.1】で、スワンS4着はメンバーを考えれば好走扱いできなくもない……。
冬期も12~2月で【2.2.0.1】で、前走阪神Cの4着でコチラも同様好走扱いできなくもありません……。そう考えると得意条件も重なり馬に活気が出てきたと観る趣も出てきて怖い1頭です。波乱傾向の強い重賞ではありますが、過去10年の勝ち馬は3番人気内から直近7年連続で8頭輩出しており比較的堅めなデータも後押しです。
ブラヴィッシモは直近2走とも1秒以上負けからの臨戦で、過去10年では【0.1.0.7】。2008年コパノフウジンが唯一の例外ですが同馬はダートからの臨戦でして……、純粋に芝戦でともに1秒以上敗退となると【0.0.0.4】で全馬2桁人気で内3頭が2桁着順となっております。
重・やや重は【3.1.1.1】で渋れば一考なんですがベストは1400mで1200mになるとどうしても位置取りが甘くなるキライがあって【1.2.0.3】。多くを望むのは酷かなぁ~っとも思っています。
この頭数であれも怖いこれも怖いとなると【必敗】濃厚が常ですが、そんな類のレースも中にはあってその一つがこのシルクロードSじゃないかなぁ~って思います。
前走1着馬が【5.4.1.30】と約半数の連対馬をシェアしております。今回の該当馬は2頭でともに先行馬で、かなりの確率でどちらかは連対してきます。
過去5年の連対馬ですが、4角先頭馬が4回で、その時の相手は4回とも上がり3F3位以内馬……。寂しいメンバー構成となりましたが、速い上がりが使える馬は限定されるので、その辺りも含め時間の許す限り考えたいです。
以上、シルクロードステークスの枠順確定と単勝オッズ編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。