第59回宝塚記念2018の枠順が確定しました。サトノダイヤモンドが2枠3番、ヴィブロスが5枠10番、キセキが8枠16番などとなっています。ここでは、宝塚記念過去10年のデータを中心に枠番別成績と払戻金の傾向を調べてみました。
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着候補 消去項目入り枠順表
馬番 | 着候補 | 競走馬名 | 減点項目 | |
---|---|---|---|---|
1 | -着候補 | ステファノス | 減点Ab | |
2 | -着候補 | ノーブルマーズ | 減点Ba | |
3 | 1着候補 | サトノダイヤモンド | 減点なし | |
4 | 1着候補 | ミッキーロケット | 減点なし | |
5 | 1着候補 | ストロングタイタン | 減点なし | |
6 | -着候補 | アルバート | 減点Ab | |
7 | -着候補 | パフォーマプロミス | 減点Aa | |
8 | 1着候補 | ダンビュライト | 減点なし | |
9 | 1着候補 | サトノクラウン | 減点なし | |
10 | 1着候補 | ヴィブロス | 減点Bc | |
11 | -着候補 | サイモンラムセス | 減点Aa | |
12 | -着候補 | タツゴウゲキ | 減点Aa | |
13 | -着候補 | ワーザー | 減点Ab | |
14 | -着候補 | スマートレイアー | 減点Ab | |
15 | -着候補 | ゼーヴィント | 減点Ca | |
16 | 1着候補 | キセキ | 減点なし |
過去10年の枠番別成績|8枠が最多勝・最多連対です
阪神2200mは内回りコース使用で内枠有利が定説です。しかし、この宝塚記念に関しては8枠が
圧倒的良績……。梅雨真っ只中の最終日開催が影響している可能性は否めません。
席が増えるにつれ内枠にも好走が増えてきて、3着内率では1枠が逆転して3着内率33.3%
となっております。
今回の想定オッズと過去の払戻金はどうなってる?
単勝オッズ
データはnetkeiba.comさんを参考にしてます。
(2018年6月21日14時頃執筆時)
第59回宝塚記念 GⅠ 人気 馬名 想定オッズ 1 サトノダイヤモンド 4.5 2 ヴィブロス 5.1 3 キセキ 5.2 4 パフォーマプロミス 6.9 5 ダンビュライト 7.4 6 サトノクラウン 8.5 7 アエロリット 10.9 8 ワーザー 14.0 9 ストロングタイタン 16.3 10 ゼーヴィント 24.1 11 ステファノス 24.4 12 ノーブルマーズ 46.7 13 スマートレイアー 56.1 14 サイモンラムセス 80.8 15 タツゴウゲキ 150.9 16 アルバート 163.8 着候補別では……
1着候補:1・2・3・5・6・8・9番人気
過去10年の払戻金データ
単勝10倍超が5本はグランプリGⅠでは超異例の波乱傾向です。馬連はオール4桁配当で、3連複は2009年を除く9回で4桁配当、4回の万馬券。その割りに3連単は地味に10万超2回……。しかし、オール万馬券決着であり、間違いなく波乱に分類されるレースです。
今回の購入候補馬は1着候補7頭
サトノダイヤモンドとヴィブロス、サトノクラウンとダンビュライトの考察につきましては宝塚記念2018【データ】|出走予定馬と消去法編【過去10年】で書いております。よってココでは残った1着候補馬3頭について少し触れておきたいと思います。
キセキについて
前走GⅡ以下の中9週以上馬は【0.0.0.12】。過去32年でも【0.0.1.25】と連対すらありませ
ん。2016年アンビシャス3番人気16着、2015年ラキシス2番人気8着など、人気馬が飛ぶ多くのケースに該当しており上の画となっております。
データを見落としてた訳じゃないんですが、デタラメな不良馬場だった菊花賞から続けざまに香港遠征で、チョット実践を使えるレベルになかったのかを考えたいと思い、ココまでは残しました。
そのデータを紹介する以上当然軽視方向なんですが、これはこの馬に限ったことではありませんが、馬場が違う海外で走って、変な癖やらフォームが崩れたりで以後サッパリ……。そんな馬も過去にはいましたが、遠征だけが悪いんじゃなくて、例えば衰えが同時期に重なったとか要因は他にもあります。それでも完全に別馬になっちゃうケースも多々で、これはやっぱり配当妙味で取捨せざるを得ないのも現状です。
強調材料としては、菊花賞で道悪を制している点、良績が集う4歳馬であること、デムーロ騎手がコチラを選んだこと。逆に嫌いたいのが、臨戦過程と何より人気してるところ……。総合的に判断すれば、この人気なら下に評価せざるを得ないかと思っております。
ストロングタイタンついて
鳴尾記念はデムーロ騎手が完璧に乗ってレコード勝ち!トリオンフ他、並み居る強豪をねじ伏せましたそのトリオンフと3着トリコロールブルーの方に期待してたんですが今回不出走で、鳴尾記念組はストロングタイタンとタツゴウゲキだけになってまいました。
レコード決着の反動ってのは全馬に当てはまる訳じゃなくて、今年はマイラーズCが驚愕レコードでしたが、そこからOPを一戦使って連闘で安田記念を買ったモズアスコットは記憶に新しいところです。もちろん、モズアスコットはマイラーズCを2着に負けたので同列の比較は出来ませんが……。
「こいつは疲労が残ってるやろ!」って切った馬が来ちゃって、「これは大丈夫やろ!」って馬が逆に疲労目一杯で凡走ってケースは多々ありますし、皆さんも心当たりあると思いますが、これは馬個々の特性もあって、終わるまで分からない性質のファクターとも言えます。それゆえ、これだけでは切れないかなぁ~ってのが私の率直な感想であります。
今年3戦目で、臨戦としては一番理想に近い格好ですし、条件戦時代の成績が主とは言え夏に良績が多く6~8月期は【4.1.0.1】。仮にGⅠを取るなら最初で最後のチャンスかとも思いますので、勢いでどこまで?本来なら絶好の単穴候補ですが、馬場が渋ると一切要らん可能性もあり、他馬との絡みが難しくしてます。
ミッキーロケットについて
天皇賞春で人気以上に走った馬は【1.0.2.20】。馬券になったのは3頭で、2016年キタサンブラックは4歳菊花賞馬、2011年エイシンフラッシュは4歳ダービー馬、2009年ドリームジャーニーだけ5歳馬ですが2歳チャンピオンでクラシック皆勤。それなりの実績馬しか来てないタイトなローテになります。3頭に共通するのは”激走”ってレベルじゃないことで、天皇賞春でも宝塚記念でもそれなりに人気に推されてました。
今回のミッキーロケットのように前走6番人気以下からとなると過去10年で【0.0.0.12】。上の画は過去32年【1.2.2.29】のデータになります。2016年トーホウジャッカル6番人気15着、2015年カレンミロティック5番人気13着、2009年マイネルキッツ5番人気7着など、中穴っぽいところが軒並み飛んでて厳しいデータです。
前走天皇賞春は有利とされる最内スタート道中インベタで、一旦外に出す素振りを見せるも最終的には直線イン強襲で4着となりました。これを激走と捉えるかどうか?
回ってきただけなら今回買いだったんですが、最後動きもあって見せ場もあった分、しかも直線では猛烈なムチも入ってやっぱり前走がメイチだったんだろうと思います。臨戦としては今年4戦目で一戦多いのは気になりますが、一番シックリくるローテで評価を悩ます1頭であります。
他馬に関しては可能な限りココで追記したいと思います。
今日までのまとめ
登録16頭で回避なしのフルゲート割れ16頭戦となりました。懸念された天気は雨模様で、既に重馬場想定で検討されてる方も多いかと思います。関西地方は大きな地震もあって、被害に遭われた方も多くいらっしゃいます。岡山でも結構大きな揺れを感じました。避難されてる方もいらっしゃって、そんな中”雨歓迎”とか非常に申し上げ難いんですが、これ以上の被害が出ないことをお祈り致します。
っで、今回の宝塚記念ですが、上半期のラストということで、それなりに資金を寄せて挑むつもりにしてます。馬券の券種と大まかな資金が決まってから各馬に印を回そうと考えてるんですが、その辺りも含め時間の許す限り考えたいです。
最後に今回、まずまずの追い切りで好枠GETの馬名を
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以上、宝塚記念2018【枠順確定】|追い切り絶好のミッキーロケット は2枠4番編を終わりたいと思います。
最終予想は
宝塚記念2018【予想】|雨が止んで馬場回復で向きそうなアノ馬から
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最後までご覧いただきありがとうございました。