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天皇賞春2017枠順確定|単勝オッズと買い方編【過去10年】

第155回天皇賞春2017の枠順が確定しました。キタサンブラックが2枠3番、サトノダイヤモンドが8枠15番、シュヴァルグランが3枠6番などとなっています。ここでは、天皇賞春過去10年の枠番別成績と、単勝オッズを調べてみました。

着候補 消去項目入り枠順表

  • 1 -着候補 シャケトラ 減点Eb
  • 2 -着候補 ラブラドライト 減点Aa
  • 3 1着候補 キタサンブラック 減点なし
  • 4 -着候補 スピリッツミノル 減点Ec
  • 5 -着候補 ファタモルガーナ 減点Aa
  • 6 1着候補 シュヴァルグラン 減点なし
  • 7 -着候補 アルバート 減点Aa
  • 8 -着候補 タマモベストプレイ 減点Bb
  • 9 1着候補 ディーマジェスティ 減点なし
  • 10 -着候補 アドマイヤデウス 減点Ea
  • 11 -着候補 プロレタリアト 減点Aa
  • 12 -着候補 ゴールドアクター 減点Ea
  • 13 1着候補 トーセンバジル 減点なし
  • 14 -着候補 ワンアンドオンリー 減点Da
  • 15 1着候補 サトノダイヤモンド 減点なし
  • 16 1着候補 レインボーライン 減点なし
  • 17 -着候補 ヤマカツライデン 減点Ca
  • 回避馬

  •  -着候補 カレンミロティック 減点Ba
  •  -着候補 トウシンモンステラ 減点Bb
  • 過去10年の枠番別成績

    勝率で1・3・6枠の順

    連対率で1・8・2枠の順

    3着内率で1・6・2枠の順

    京都芝3000mは外回りコース使用で圧倒的内枠有利です。過去30年では1枠が勝率・連対率・3着内率でトップ、2枠は連対・3着内率で2位となっております。

    単複回収値ともに100超は1枠のみで人気馬も堅実ですが、一昨年カレンミロティックは10番人気3着、2012年ビートブラックは14番人気1着、2009年マイネルキッツ1着などとなっております。

    2枠からは勝ち馬が出てませんが、昨年のカレンミロティックが13番人気2着、2010年メイショウドンタクが16番人気3着などと穴傾向です。

    単勝オッズ

    データはnetkeiba.comさんを参考にしてます。

    人気 馬名 想定オッズ

  • 1 キタサンブラック 2.2
  • 2 サトノダイヤモンド 2.3
  • 3 シュヴァルグラン 9.2
  • 4 シャケトラ 9.4
  • 5 レインボーライン 15.9
  • 6 ゴールドアクター 18.5
  • 7 アルバート 22.4
  • 8 ディーマジェスティ 39.6
  • 9 トーセンバジル 62.2
  • 10 アドマイヤデウス 70.9
  • 11 ヤマカツライデン 209.4
  • 12 タマモベストプレイ 257.9
  • 13 ラブラドライト 362.9
  • 14 ワンアンドオンリー 373.7
  • 15 スピリッツミノル 442.6
  • 16 ファタモルガーナ 542.7
  • 17 プロレタリアト 1486.0
  • 着候補別では……

  • 1着候補:1~3・5・8・9番人気
  • 今週掲載した天皇賞春関連記事

    天皇賞春2017出走予定馬データ消去法編では1着候補6頭に絞れました。

    毎週木曜日に配信しているツイキャスをユーチューブにUPしてみました。

    今回軽視する1頭

    上の画は、

    天皇賞春過去10年、前2走『有馬記念⇒阪神大賞典』と使ってきた馬は【0.0.0.10】。王道路線とあって豪華メンバーが名を連ねますが、ゴールドシップは2回とも飛んで3回目の2015年は間にAJCCを挟んでの輝冠となりました。

    オルフェーヴルは【世紀の大逸走】の次で気の毒な面は否めない結果でしたが、人気馬の多くが波に飲み込まれているのは気になるデータです。

    因みに過去30年は【3.2.1.14】とそこまで悪いデータでもなく、2006年以前のデータでは【3.2.1.4】で勝率30%・連対率50%・3着内率60%と良績が集います。ディープインパクト・マヤノトップガン・メジロマックイーンは1着、ナリタブライアン・イナリワンは2着・メジロパーマーは3着などとなっております。

    取捨判断に非常に迷うデータですが、近年の長距離界を取り巻く環境とかって以前とは大きく異なるように思うんですョネ……。天皇賞春を勝っても種牡馬入りできない馬も出てきてたりしますし、『何が何でも長距離GⅠを獲ってこそ!』って時代でなくなってきてるのは確かです。

    考えようによっては、レベルが低いところを2戦使ってきてる可能性も否定できない訳でもなくて、11年前以前と直近10年では大きな差があるこのデータですが、近代競馬の波に習い、直近の【0.0.0.10】を上に取った次第であります。

    今年の該当馬は1着候補からはサトノダイヤモンドシュヴァルグランなんですが、どちらも人気しそうなので今回は軽視して挑む方向で考えております。

    馬券の買い方について

    単勝

    今から思えば昨年の450円は好配当だったキタサンブラック。将来振り返る上で是非もって置きたかった馬券でした。今年は当然妙味に欠ける可能性が高く、オッズ的にオミットになりそうですが、単穴ならディーマジェスティートーセンバジルレインボーラインは当然候補で、前述の項で軽視しましたがシュヴァルグランはオッズ次第です。

    複勝

    今回は押さえ馬券でなく代用馬券で考えております。この券種を使うことによってワイドと3連複の買い目減に貢献出来たら良いと思っております。

    枠連

    枠順が発表されて、こんなにガッカリしたのは久しぶりでした(笑)。内に入れば印を上げる予定の馬やら例外視まで考えてた馬も居ましたが残念でした……。同枠同居も8枠のみでしかの人気のサトノダイヤモンドとでは妙味もなく……、買うとしても押さえ馬券に成り下がってしまいました……。

    馬連

    いわゆる【2強】から人気薄へ……はこの類のレースのセオリーになります。是非持っておきたい券種の一つです。その2強がともに3着以下の時をどうするか?っが今回一番難しいところなんですが、3連複とワイドを人気サイドで組む可能性があるので、大穴になりますがコチラで対応しようかとも思っております。

    ワイド

    考え方として2つあるので分けで紹介します。過去10年の共通項として順番は別ですが、前走連対馬-前走3着内馬-他もう1頭の決着となっております。これを前提に、

    A 前走連対馬⇒前走3着内馬の組合せは着候補馬同士だと6点。前述の項で軽視した2頭を省けば1点になりこれは必須です。

    B 【他もう1頭】が非常に難儀しますが、私の現状ではディーマジェスティーレインボーラインしか該当馬が居ません。この2頭の組合せは基本的にないとして相手は4点づつ。前述軽視馬を除けば2点づつで、これもオッズ次第ですが持って置きたい券種の一つです。

    馬単

    毎回申し上げての通り、【裏目】を買ってこそ活きる券種です。その辺りはこれから時間の限り考えたいと思いますが、現時点キタサンブラックサトノダイヤモンドを1着に据えた馬券はまず買わないだろうっと言う事は申し上げておきたいと思います。

    3連複

    前述の軽視馬を完全に省けば残4頭で、前走連対馬と前走3着内馬が2頭は入る事が前提となると2頭軸決定……。相手は2頭なのでこれは最低持っておきたい券種です。他はオッズ次第……。

    3連単

    元々相性の良い馬券ではないので積極的には出れないんですが、前記3連複の項同様、この4頭に絞れてるのであれば一考です。個人的にはあまり推奨したくありませんが、3連複を辞めて3連単2頭軸マルチでも12通りで、魅力的な配当がズラリと並ぶ事も想定されます。今回は例外を設けるかも知れません。

    今日までのまとめ

    登録19頭で回避が2頭出てフルゲート割れ17頭戦となりました。ともに着外候補馬で大勢に影響なし。毎週木曜日21時から配信しておりますツイキャスでもお話しましたが、ココまでの実績とオッズが拮抗した2頭が同時に出るのは超久々の天皇賞春でして、長距離王決定戦に相応しいメンバーが集ったと思います。

    1着候補6頭

    トーセンバジルは馬券の項で何度も名前が登場した今回期待の1頭です。ジャパンカップでも期待して馬券を買ったんですが1.1秒負け11着。前走は【0.0.0.10】の減点に該当し消去も3着され、5番人気だったので被害は少ないですが少々悔しい思いをしました……。どこかで重賞を勝つでしょうが、それがココであっても決して驚けない位実力をつけてきてる1頭だと思います。

    レインボーラインは日経賞4着からの臨戦……。前走は内で詰まって、それでも狭いところを良く伸びて4着したと思います。

    元々後方脚質馬ですが前走は天皇賞を意識したかのような中段の位置取りで、それでいて本番はキッチリ持ってくるイメージの鞍上は先週も5勝を加算し目下リーディング独走の59勝!何と言っても3着内率は脅威の53.3%!侮れない1頭です。

    比較的データと相性が良いレースが多い古馬長距離戦なんですが、調べてみるとこの天皇賞春、消去法を取り入れてから8年で1着5頭・2着4頭・3着3頭が入っております。特に1着は近4年連続で該当しており、今年もココから台頭してくると考えるのが自然な流れではあるんですが、その辺りも含め時間の許す限り考えたいです。

    以上、天皇賞春の枠順確定と単勝オッズ編を終わりたいと思います。

    最後までご覧いただきありがとうございました。