2018年6月17日(日)東京競馬場で行われるユニコーンステークス2018の競馬予想です。関東では連続開催だったGⅠが終わってすっかり夏競馬モードかと思いますが、本当の春のクライマックスは次週の宝塚記念です。上半期の収支も意識した馬券で挑みたい一戦です。
以前は安田記念の”後座”の12R開催だったり前日の土曜日開催だったりと目まぐるしく日程が変更されてまして、とにかく堅く決まることの多い重賞でした。2013年以降は現行に落ち着きましたが、波乱傾向としては上がってきた印象ですネ。そんなユニコーンステークスを、過去の傾向10年のデータをまとめた《消去法データ》を中心に検証し予想てみました。ユニコーンステークス2018は、3歳上 別定 東京ダート1600M 15:45発走で行われるGⅢ戦です。
コンテンツ
消去法データ
減点A 短距離路線馬
前走1400m以下戦出走馬は【1.3.1.39】と厳しいデータです。人気馬は比較的堅実で2014年コーリンベリーは4番人気2着、2013年サウンドリアーナは1番人気2着などとなっております。このうち、
a 前走5番人気以下馬は【0.0.0.17】
b 前走条件戦出走馬は【0.0.0.23】
c 前走ダート戦5着以下馬は【0.0.0.7】
減点B 低人気馬
a 前走ダート戦6番人気以下3着以下馬は【0.0.0.25】
b 前走条件戦6番人気以下馬は【0.0.0.9】
c 前走500万下戦3番人気以下馬は【0.0.0.24】
d 近2走とも4番人気以下馬は【1.1.3.50】でこのうち、前走敗退馬は【0.0.1.42】
e 近2走とも4番人気以下だった55頭中、前走ダート戦敗退、勝ってもタイム差なし馬は【0.0.1.26】
減点C 休養馬
中9週以上馬は【0.2.2.13】と未勝利……。2016年ストロングバローズ1番人気2着、2015年ゴールデンバローズは150円支持の断然人気で4着などと人気馬も結構飛んでます。このうち、
a 前走日本のダート戦敗退馬は【0.0.0.4】
b 前走海外で出走した馬は【0.0.1.2】
減点D 条件戦組
a 前走500万下戦出走馬は【1.1.1.45】で全馬前走勝ち馬なんですがこのうち、前走0.4秒内勝ち馬は【0.0.0.38】
出走予定馬(登録馬)の消去法データまとめ
馬番 | 着候補 | 競走馬名 | 減点項目 |
---|---|---|---|
1 | -着候補 | セイウンクールガイ | 減点Aa |
2 | -着候補 | タイセイアベニール | 減点Aa |
3 | 1着候補 | プロスパラスデイズ | 減点なし |
4 | -着候補 | トキノパイレーツ | 減点Bb |
5 | 1着候補 | グレートタイム | 減点なし |
6 | -着候補 | ホウショウナウ | 減点Aa |
7 | 3着候補 | グリム | 減点Be |
8 | 1着候補 | ハーベストムーン | 減点なし |
9 | 1着候補 | コマビショウ | 減点なし |
10 | -着候補 | バイラ | 減点Aa |
11 | -着候補 | ベストマイウェイ | 減点Bb |
12 | -着候補 | エングローサー | 減点Ab |
13 | 3着候補 | リョーノテソーロ | 減点Bd |
14 | -着候補 | ルヴァンスレーヴ | 減点Ca |
15 | -着候補 | ダンケシェーン | 減点Ba |
16 | -着候補 | ミックベンハー | 減点Bc |
不出走馬
今回の想定オッズと過去の払戻金はどうなってる?
単勝オッズ
データはnetkeiba.comさんを参考にしてます。
(2018年6月15日14時頃追記時)
第23回ユニコーンステークス GⅢ 人気 馬名 想定オッズ 1 ルヴァンスレーヴ 2.3 2 グリム 3.1 3 グレートタイム 4.0 4 ハーベストムーン 5.9 5 リョーノテソーロ 18.4 6 コマビショウ 27.7 7 バイラ 33.3 8 ダンケシェーン 94.2 9 ベストマイウェイ 108.1 10 プロスパラスデイズ 127.9 11 エングローサー 132.1 12 タイセイアベニール 169.6 13 トキノパイレーツ 194.1 14 ホウショウナウ 209.3 15 セイウンクールガイ 233.5 16 ミックベンハー 304.0 以下略
着候補別では……
1着候補:3・4・6・10番人気 3着候補:2・5番人気
過去10年の払戻金データ
※2013年は3着同着となっております。
2012年以前と2013年以降では趣が大きく異なっております。近年は若干波乱傾向が増しましたが、それでも単勝4桁配当は2014年のみ……。馬連万馬券はないものの20倍超が3回、3連複も20倍超6回で万馬券3回は狙い頃のゾーンになります。
過去10年の1番人気馬は?
1番人気は【4.3.0.3】とマズマズですが、前述の通り波乱傾向が増した2013年以降は【0.2.0.3】と勝ち切れていません。2017年リエノテソーロと2014年アジアエクスプレスはともにGⅠ馬ながら前走芝GⅠ連対からの凡走……。2015年ゴールデンバローズは帰国緒戦と危険な人気馬の典型ではありますが……。
今年のの1番人気候補ルヴァンスレーヴについて
前記の通り、中9週以上馬は【0.2.2.13】と未勝利で、2016年ストロングバローズ1番人気2着、2015年ゴールデンバローズは150円支持の断然人気で4着などと人気馬も結構飛んでます。このうち、前走日本のダート戦敗退馬は【0.0.0.4】で着外候補馬として消去しました。
前走馬体重10キロ以上増馬は【0.0.0.6】で上の画……。ダート馬にしては小柄なタイプで前走ある程度作ってきたのは伺い知れるんですが、2008年サダムイダテンは初ダートを2番人気2秒負け11着と大敗しております。
ルヴァンスレーヴもGⅠ馬ですがオッズ割れ気味なのはその辺りを不安視されてのものか?私としてはデータに従い軽視の方向で考えている1頭であります。
今回の購入候補馬は1着候補4頭+3着候補2頭
1着候補馬
3着候補馬
ルッジェーロについて
不出走になりました
予想はコチラ
本命はハーベストムーンにしました
ユニコーンS過去10年、前走OP勝ち馬は【4.4.3.3】で上の画となっております。脅威の3着内率78.6%で単複回収値はともに100超です。飛んだ3頭は全馬乗替りで【0.0.2.3】なのは若干気になりますが、複ベースの馬券ならココから入るのが普通かと思いました。
対抗はコマビショウにしました
ユニコーンSは先行脚質馬が良績で、位置取りは一つ鍵になるかと思います。前走は軽く”Vライン”でしたが、ペースについていけなかったのであれば重賞になる今回は更に厳しいか?この辺りはチョットやってみないと分かりませんが、この辺りの人気なら妙味を上に取りたいと思いました。
武士沢騎手の2018年東京ダート1600mは【1.0.4.17】で上の画です。特に強調する程凄いデータでもないんですが、先週の未勝利戦で8番人気スターオンザヒルを1着に持ってきており近走好調です。
▲は※※※※※※※※※にしました
→人気ブログランキングUへに書いてます。(3プロスパラスデイズでした)
前走500万下組は【1.1.1.45】で、距離延長組は【0.0.0.22】、0.2秒内勝ち馬は【0.0.0.28】で、重複も含みココを省くと【1.1.1.10】で上の画となります。連対は人気馬に限るし微妙なデータですが、全然人気ないようなので、ココまでは押さえておきたいと思います。買い目が届くかどうかは現時点では分かりませんが、昆厩舎の2頭(複数頭)出しは基本的には人気馬の方で良いと思います。
△はグレートタイムにしました
唯一のマイルだった2走前のヒヤシンスSが4着ながら0.7秒差と負け過ぎな点、常に人気を背負う点、そして後方脚質馬である点を考慮し、ココまでの評価にしました。前走馬体を戻したのは好評価ですが、毎回のように替わる鞍上はなんとかならないのか?岡田騎手は合ってそうな感じでしたが……。
✕はグリムにしました
前述の通り、近2走とも4番人気以下で前走ダート戦敗退、勝ってもタイム差なし馬は【0.0.1.26】となっております。例外は2009年カネトシトウショウですがこの時は不良馬場開催……。OP既勝ちの3勝馬で人気必至を考えれば”飛んでこそ”の1頭の扱いです。
☆はリョーノテソーロにしました
前記の通り、近2走とも4番人気以下で前走敗退馬は【0.0.1.42】で3着候補としてます。2008年アポロドルチェが6番人気3着しておりますが、芝のNHKマイルからの初ダートで完全に例外かと思います。そんな訳で一応6番手評価ですが、買い目には届かないかと思っております。
印はこのようになりました
(3プロスパラスデイズでした)
馬券の買い目と点数は以下の通り
当日のお昼前後を目途に後程追記します。
10:01追記
1番人気馬を嫌ってるので勝負度合いが若干高めです。函館SSの資金を一部コチラへ回しました。軽視予定だった13リョーノテソーロですが、単オッズは想定内でしたが連勝系が全然売れてなくて(追記時点で)、買い目に加えてみました。
ワイドBOX 8・9・〇・13 各100(6点)
3連複 8-9・〇・5⇒9・〇・5・7・13 各100(9点)
以上、ユニコーンステークスの予想編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。