第12回ヴィクトリアマイル2017の枠順が確定しました。ミッキークイーンが6枠11番、レッツゴードンキが7枠14番、スマートレイアーが1枠2番などとなっています。ここでは、ヴィクトリアマイル過去10年の枠番別成績と、単勝オッズを調べてみました。
コンテンツ
着候補 消去項目入り枠順表
過去10年の枠番別成績
勝率で3・6・7枠の順
連対率で3・6・2枠の順
3着内率で1・2・3・5・6枠の順
東京芝1600mは枠差のないフラットが定説ですが、席が増えるにつれ内枠良績です。生粋のマイラー型より1F位は長い距離を走れる馬の方が好走傾向が高く、タイトな競馬になる事が多いことを考えれば、ロス無く回って来るメリットも大きいかと思います。
単複回収値ともに100超は2枠のみ……。2007年コイウタが12番人気1着して200万馬券が出た年ですが完全に例外で、それ以外を考えるとやはり枠差のないフラットが前提です。
単勝オッズ
データはnetkeiba.comさんを参考にしてます。
人気 馬名 想定オッズ
1 ミッキークイーン 2.0 2 レッツゴードンキ 6.6 3 スマートレイアー 7.0 4 ルージュバック 8.2 5 クイーンズリング 9.0 6 アドマイヤリード 11.0 7 ジュールポレール 14.2 8 ウキヨノカゼ 23.2 9 ソルヴェイグ 32.1 10 フロンテアクイーン 50.4 11 アスカビレン 57.2 12 デンコウアンジュ 61.4 13 アットザシーサイド 83.3 14 オートクレール 171.4 15 クリノラホール 251.1 16 リーサルウェポン 371.3 17 ヒルノマテーラ 403.9 着候補別では……
1着候補:1・6・7番人気 3着候補:8・10・12番人気
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ヴィクトリアマイル2017出走予定馬データ消去法編では1着候補3頭+3着候補3頭に絞れました。
毎週木曜日に配信しているツイキャスをユーチューブにUPしてみました。
今回軽視する1頭
上の画は、
ヴィクトリアマイル過去10年、2走前条件戦使用馬は【1.0.2.25】で、2008年エイジアンウインズが1着、2009年ショウナンラノビア3着、2011年レディアルバローザ3着と好走例もあるんですが、このうち前走敗退馬は【0.0.0.14】。重賞掲示板確保馬7頭を含んでこの成績となっております。
今年の該当馬は1着候補からはアドマイヤリードとジュールポレールなんですが、このクラスの人気であれば何かを犠牲にせなアカンゾーンであるのと、この2頭を省くと連勝系馬券が成立しない事もあって、今回は例外視して購入するかも知れません。っが、ココでは一応軽視として紹介しておきたいと思います。
馬券の買い方について
単勝
ミッキークイーンは断然人気が予想され非現実的です。しかも、1年半も未勝利だった馬がココへ来て連勝するのか?って考えれば尚更買い難い……。それでいて他の候補を見出せずにいるので余計始末が悪いんですが、買うなら前述の項で軽視したアドマイヤリードとジュールポレールになります。
複勝
考え方としては2通り。ミッキークイーンの複勝1点買いでレースそのものを少額静観するか?または厳しいのを承知で別馬から入るか?
3着候補の3頭は人気がなくて楽しみですが、現状ではマイルはチョット忙しそうに思います。私が一番評価してるのはウキヨノカゼなんですが、マイルは実績があるものの若駒時代……。ただ好走が続くタイプでもあり、ココと次辺りまでは警戒が必要かなぁ~っと思っております。
枠連
4歳の1着候補馬が同枠同居なら理想でしたが、この枠順なら見送りの方向です。
馬連
今回は連対候補に人気薄が入ってますのでBOX3点はしっかり押さえたいと思って思っておりました。そこへ持ってきて前述の軽視データなんですが、買う買わないはもう少し精査したいんですが、人気所ならワイド、今回のように人気薄なら馬連がセオリーです。
ワイド
1着候補馬同士のBOXは3点で、3着候補まで入れたフォーメーションは12点になります。当然全部買えないのでどこまで複勝で代用出来るか?または獲っても仕方ないゾーンをどれだけ諦めれるか?人気薄をピックアップしてますので、紛れがあった際はそれなりの配当も期待できます。今回の馬券で【一番のキー】となる券種かも知れません。
馬単
当初、ミッキークイーンを2着に塗って相手を4歳の1着候補馬で2点考えてましたが前述の軽視データ……。この2点を省いて単勝で代用し、ワイドに回そうかと思っております。
3連複
ワイドと複勝とリンクしますが、ワイドがつかなくて諦めたゾーンは当然押さえなアカン券種になります。後はW・トリプル的中を狙っての重ね買いになりますがフォーメーションで最大10点……。
3連単
買うなら、1着候補2頭⇒ミッキークイーン⇒相手4頭の8点と、1着候補⇒1着候補⇒ミッキークイーンの2点で計10点……。前述の軽視データがなければ逆に、この10点のみで勝負する手もありましたが……。今回は購入しない方向です。
今日までのまとめ
登録17頭で回避なしのフルゲート割れ17頭戦となりました。古馬牝馬のGⅠはJRAでは2つしかありませんが、秋のエリザベス女王杯が2200mに対し、このヴィクトリアマイルは1600m戦。秋は3歳以上に対し春は4歳以上の出走条件で何もかもが異なります。荒れる原因はそこだけじゃないんですが、春の牝馬はフケもあって、前述の通り200万馬券やら2000万馬券やらもはやデタラメな波乱レースになりつつあります。魅力的な配当がズラリと並ぶ訳ですが、自分が狙うゾーンだけはしっかり把握しておきたい一戦です。
1着候補3頭+3着候補3頭
ジュールポレールは3連勝で条件戦卒業。重賞初挑戦となった阪神牝馬Sを3着し期待の4歳馬です。デビューが遅かったのもあって一流所との対戦は実質初めてを考えると高評価です。前述した軽視の項に該当し今回は本命には出来そうにありませんが、大事に使われてるローテも好感で一気の輝冠があっても驚けない1頭だと思います。
ウキヨノカゼは不相性な前走福島牝馬S組で【0.0.2.36】に該当し3着候補馬です。デビューから3戦連続連対で重賞を勝って、長い休養もあって5歳時に条件戦⇒キーランドCを連勝しスプリンターズS3着。好走が続くタイプであれば今回チョッと舐められたオッズが気になる1頭ではあります。
実質的に消去法不成立戦となった今年のヴィクトリアマイルですが、現時点で私の中で決まってるのは【少額静観】する事……。上半期の重賞も残り13戦となって資金配分についても考えてるんですが、これはマージャン用語でもありますが、【降りる】ところは降りなアカンと思います。勝負なら勝負で良いんですが、一番ダメダメなのは中途半端なこと……。その上で来たら後悔しそうな馬券だけをチョイスして行きたいんですが、その辺りも含め時間の許す限り考えたいです。
以上、ヴィクトリアマイルの枠順確定と単勝オッズ編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。