第67回安田記念2017の枠順が確定しました。イスラボニータが7枠15番、エアスピネルが4枠8番、ステファノスが8枠18番などとなっています。ここでは、安田記念過去10年の枠番別成績と、単勝オッズを調べてみました。
コンテンツ
着候補 消去項目入り枠順表
不出走馬
過去10年の枠番別成績
勝率で5・2・3枠の順
連対率で3・5・2・1枠の順
3着内率で2・3・1枠の順
東京芝1600mは枠差のないフラットが前提ですが内枠に良績が多くなっております。これだけで傾向を探るのは難しいんですが、昨年と2014年を除けば3枠より内から必ず3着内馬を輩出しており一大勢力です。単複回収値ともに100超枠はなくそこはフラットな印象です……。
単勝オッズ
データはnetkeiba.comさんを参考にしてます。
人気 馬名 想定オッズ
1 イスラボニータ 2.8 2 エアスピネル 5.1 3 ステファノス 6.9 4 レッドファルクス 9.3 5 グレーターロンドン 9.6 6 アンビシャス 10.1 7 ロゴタイプ 14.1 8 サトノアラジン 16.7 9 ブラックスピネル 21.1 10 ビューティーオンリー 23.5 11 コンテントメント 23.6 12 ヤングマンパワー 25.1 13 ロジチャリス 60.6 14 クラレント 103.2 15 ディサイファ 144.6 16 サンライズメジャー 712.3 17 トーキングドラム 834.9 18 ロンギングダンサー 1386.5 着候補別では……
1着候補:1・2・4・5・8番人気 3着候補:9・11・12・13番人気
今週掲載した安田記念関連記事
安田記念2017出走予定馬データ消去法編では1着候補5頭+3着候補5頭に絞れました。
毎週木曜日に配信しているツイキャスをユーチューブにUPしてみました。
今回軽視する1頭
上の画は、
安田記念過去10年、
このファクターのみで【0.0.0.11】。2014年ミッキーアイル、2013年グランプリボス、2011年アパパネ、2010年リーチザクラウン、2009年スーパーホーネットと軒並み人気馬が飛んでおります。
今年の該当馬はイスラボニータとロジチャリスなんですが、人気薄ならまだしも一番人気となると買い難いデータです。
上の画は、
安田記念過去10年、
2013年カレンブラックヒル、2010年トライアンフマーチ、2010年リーチザクラウンとこちらも豪華面々が飛んでおります。今年の該当馬はエアスピネルとブラックスピネルなんですが、コチラもそこそこに人気しそうで過信禁物なデータとなっております。
前述の通り、今年の安田記念は全馬に減点が入りました。以下は着候補馬の減点項目一覧です。
☆前走GⅡ以下使用の中9週以上馬は【0.0.0.9】
☆前走1400m以下6着以下の6歳以上馬は【0.0.0.7】
☆近2走、1200m以下⇒1400m以下⇒今回のローテは【0.0.1.16】
馬券の買い方について
通常でしたら券種別にご紹介してる所なんですが、今回は残念な消去法不成立戦となってしまい、複勝しか該当しなくなりました。それならそれで全然構わないんですが、大荒れ必至の波乱GⅠで、今回はしかも初の現地観戦を控えている安田記念……。一旦データをフラットにして、3連系馬券も含めて考え直したいと思います。
複勝1本
たぶん正解はこれだと思います(笑)。もちろん少額静観で……。無理する所じゃないのは分かりきってるんですが、それをできない自分の弱さもまた同居します。このままのオッズであることが前提ですが、ヤングマンパワーとサトノアラジンのどちらか、又は2点買いを一番最初に考えてました。
単勝多点買い
以前検証してた時期もあるんですが、◎〇▲△のまぁ~4頭辺りが限界でしょうが、◎⇒〇⇒▲⇒△で順に投票額を半額にしていく方式……。全投票額が3000とすると、◎1600、〇800、▲400、△200の投票になります。
これを年間続けてプラスになればそれで良いんですが、仮にマイナスだった場合は資金配分ってのか序列が間違ってることになります。後から自分の都合の良いように組み替えてみれば大概プラスになるはずなんですが、極端な話、それでもマイナスになる場合は選んだ馬が悪い訳で、見直す根本が替わってきます。
私の場合後者に該当した年はなかったんですが、チョッと近年の分も洗いなおしてもう一度挑戦してみたくなってきましたネ。候補としては既出の2頭は必須として後2頭が迷うところ……。
3連複BOX
もうホームランだけ狙いに行く方式です。っと言うのが、仮に予算3000とすると5頭BOXなら3券種組める訳ですが、そこまで絞れるレースじゃないだろう!ってのが根底にあります。6頭BOXが20点で、残り10点をワイドに回せれば満点に近い馬券が組めますが、これが配当バランスが悪くなるケースが往々にしてあって、結局バラで10点3連複を買い足すケースが多いです。
この買い足し馬券で宝塚記念2014の5万馬券を仕留めた事もあり私には向いてる券種の一つです。今回最も私の考えを表現した馬券かも知れません……。候補としては既出の2頭は必須として、イスラボニータとエアスピネルは抜けてる可能性もあって、両方切るのはチョット無理そうな感じもしてますネ(笑)
今日までのまとめ
登録20頭で不出走2頭のフルゲート18頭戦となりました。まぁ~よりによって超難解な年に現地観戦が当たったなぁ~っと運の悪さを痛感しますが(笑)、馬券は別としてこんな時じゃないと会えない方も多くいらっしゃいますので、しっかり楽しんできたいと思います。
1着候補5頭+2着候補4頭
ヤングマンパワーは安田記念と相性の悪いマイラーズC3着からの臨戦……。昨夏から一気に重賞連勝して注目を浴びるようになった1頭です。その時は私も本命視したんですが、チョットリズムを崩してたところに前走3着……。それでいて人気を落としそうなので狙い目かもしれません。斤量から臨戦まで何から何まで異なりますがイスラボニータにも先着した東京マイルはベスト条件かと思います。
サトノアラジンは京王杯SC9着からの臨戦……。今年緒戦でもあったし重馬場だし度外視でも良いかも知れません。減点に着順が入ってるのはこの馬だけなのは余計に不気味な感じがしてます。
過去10年、前走マイル組が入らなかった年はなくて独占が2回……。近2年はダービー卿CT組から勝ち馬が出て若干傾向も変わり気味であります。凡走からの巻き返しあり、牝馬あり、3歳馬ありとなんでもありの感否めず絞るのはとても困難です。券種は別としても軸を1頭に決めるようなレースでない事は確かなんでしょうが、その辺りも含め時間の許す限り考えたいです。
以上、安田記念の枠順確定と単勝オッズ編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。